先日「国土地理院地図が間違っている場合・・・」というタイトルで日記を書いたところ多くの方々から意見を戴いた。
http://www.yamareco.com/modules/diary/21844-detail-41535
実際の登山道が地形図と異なっていた時(地形図の記載が間違っていた時)はその旨を国土地理院の「お問い合わせフォーム」で連絡しておけば、いずれ現地調査が行われて正しいルートに直されていくのだろう(か?)、というのがだいたいの結論だった。
そんな折り、昨日のNHKで「国土地理院が間違っている登山道の調査に乗り出した。」というニュースがあり驚いた。「対応速いじゃん!」。
しかし、別に私の訴えがきっかけではなかったのだ。
下記国土地理院の「報道発表資料」によれば、去る10/03日付でこのニュースが発表されている。いわく、
「国土地理院の地形図は、詳しい地形が分かる地図として登山やハイキングで幅広く利用され、各種の登山地図のもと資料としても活用されています。
その中の登山道については、空中写真による判読も困難であることから、記載されているルートについて個別にご指摘をいただいた場合に、現地調査による部分的な修正を行ってきました。
このため、山全体を見た適切な登山道のネットワークや史跡・記念碑等を調査し表記することはできていませんでした。
そこで、登山者の多い山の全体について、関係機関の協力により、地図に記載されるべき登山道、史跡・記念碑その他の情報についての検討を行い、地図を作成する取り組みを始めます。
(中略)
現地調査の結果により、国土地理院の地図を更新するとともに、(中略)地域の振興に寄与することが期待されます。」
とのこと。
http://www.gsi.go.jp/kihonjohochousa/kihonjohochousa60006.html
私はこんなこととは知らずに日記を書いたわけだ。
この記事によると「関係団体及び地域のボランティア等の協力により現地調査を実施。」だそうな。
我が守備範囲であれば、私も「ボランティア」として協力は惜しまないぞ♪。
昨日の朝の番組で私も見ました。
地元の会の方とGPSで場所と道を確認していくのですよね。
pasocomさまに朗報!と思いつつ見ていました。
おかげで、朝ラン少し遅れて、、、
早くこの動きが全国に広がってくれるといいですね。
いままで、サボっていたのを、やるだけでは?
大いに期待いたします。もちろん、協力要請があれば、やぶさかではない
このニュースを見たとき、思わず自分が問題提起して発端になったのかと思ってしまいましたが、ちょうどタイミングが合っただけのようでした。
考えればGPSが普及して、登山道でも地図とは違っているとばれてしまうようになった、ということですよね。
それまでは誰も自分の歩いている道が地形図とは違ってるなどとは思わなかったのに。
国土地理院のサイトによれば「登山者の多い山の全体について・・」と書いてありますが、鳥取の大山あたりは丹沢や八ヶ岳に比べればレコ数は1/10程度しかない!
ですから、まずこういう調査は甲信越あたりから始めていただきたいものだと思ったのでした。
当然、そのときには金峰などの登山道で知っている限りは協力したいと思うのですが。
いつこちらまで来てくれるのか?それが問題ですね。
「いままで、サボっていたのを、やるだけ」はまさにその通りですね。
でも何事も「予算」ですから、サボっていたと言うより予算がなかったって所じゃないかと推測します。
でも幸い登山ブームのせいか、(ニュースではそんな関連付けしていました。)が登山道も調べ直そうという機運になったことは歓迎すべきことでしょう。
「大いに期待いたします。もちろん、協力要請があれば、やぶさかではない」
うれしい限りです。登山道などと言うのは歩いている多くの経験者に聞くのが一番早いし正確。
araigenga様のような経験者が協力してくだされば、きっといい地図ができることでしょう。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する