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今朝の甲府盆地はまた特別な冷え込みで氷点下2℃くらいだっただろうか。指先が凍えて車の運転が怖いくらいだった。
ところでそんな中、西の白根三山(うちからは間ノ岳と農鳥岳しか見えないのだが)や鳳凰三山が見事にピンク色に染まって、いわゆる「モルゲンロート」状態になった。
いままで何度も冬の晴天日にモルゲンロートを期待して待ったことがあったがなかなかこういう色にならなかったのに珍しいことだ。
ふと東の空を見ると、太陽が出るとおぼしき方角に薄墨を流したような雲がかかっていて、それが赤黒く染まっていた。これか!
高い山で日の出を迎えた場合、太陽は「水平線方向」よりも下、見下げる方向から昇ることになる。そういう場合は光線が非常に長い距離、大気中を経由してくるのでその間に適当に光を吸収されて赤くなってしまうのではないか。(夕焼けが起こる理屈)。
しかし山梨のような盆地では東側にもほどほどに高い山があり、日の出はそれほど低い位置で起こらない。したがって太陽光線が弱まらないのだろう。
その効果を、今朝は東の雲が適度に補ってくれてこういうモルゲンロートになった、いわば「天然の赤フィルター」になった、というのが私が考えた説だ・・・。
写真左;間ノ岳と農鳥岳 06:44
写真右;鳳凰三山 06:44
こんにちは
朝焼けは天候悪化のサインといいますね
晴れているけど湿度が高いと起きやすい
夕焼けも同じだけれど、西が晴れているということはまだ雲がやってこないということなので明日の晴れのサインになってるんだと理解していました
コメントありがとうございます。
「朝焼けは天候悪化のサイン」といいますね。その根拠については深く考えたことがありませんでした。高湿度、つまり空気中に水分の粒子が多いというような状態でしょうか?
で、夕焼けは太陽のある方向、つまり西の方が低湿度=
晴れの状態だから天候好転の兆しと言うことになるのかな?
今朝は冷え込んでいましたが、天気は下り坂の予報で、実際午後には曇ってしまいました。
これも朝焼けが予告していたのかもしれませんね。
今朝は、焼けていてきれいでした。
あそこに行きたいと思いつつ眺めてました。
天気図・予報では寒そうで行けそうもない感じでしたので里山に行きました。
朝焼けは天候悪化の前兆。。。
知りませんでした
そういえば、思い当たるような、、、
私が見た中で一番きれいな朝焼の時。
朝晴れていたのに山頂近くは雨でした。
夕日が綺麗な状態となるにも湿度が高い方がいいはずなんですが、そもそも西の空が晴れていないと夕日が届きません
夕日がちゃんと届くからにはしばらくは雲がやってこないはず、という理屈です
確かに今日は下り坂でしたね
朝の寒さといったら!
後の天気解説によると、最低気温でたかだか-2℃程度ということでしたが、すごく寒く感じました。山でその程度なら暖かいくらいなはずですが・・・。
盆地の「底冷え」っていうんでしょうか。足元からしんしんと冷える感じですね。
nori3様はやはり早朝の登山だったのでしょうか。であれば、あの朝焼けやモルゲンロートをご覧になったのでしょうね。あれは実にきれいでした。
でも私はとても「あそこに行きたい」などとは(^^)。
でも、せめて夜叉神峠からあのモルゲンロートを眺めたらすばらしいだろうなあ、と。
他の方のレコだとまだ積雪浅いようなので、行ってみたい気がしております。
やはり、「そもそも西の空が晴れていないと夕焼けにならない」。ですね。確かに。
昔の人は、理屈を知らなくても、そういうのをちゃんと観察していて現象から予報を引き出しているのは素晴らしい知恵だと感心します。
山に行くからには、私も空模様がもっとよく読めるようになりたいものです。
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