私が「そりゃ、カリンだな。」というと、カミさん「いえ、マルメロです。」と。
「マルメロ??」あの真っ黒なヒヨコみたいな・・・?「そりゃカリメロ!」
で、ネットで調べて見たのだが、これがさっぱりわからない。
WIKIPEDIAによれば
【カリン】バラ科ボケ属
【マルメロ】バラ科マルメロ属
ということで「属」が違う「別の植物」らしい。
ところがややこしいのは、【マルメロ】の項に次のように書いてあるのだ。いわく、
「カリンやボケに近縁な果樹で、栽培が盛んな長野県諏訪市など一部の地域では「カリン」と呼ばれている。」と。
そうなのだ、私が知っているのは諏訪湖の湖畔に街路樹のように植えてあった「カリン」なのだった。それ、本当は「マルメロ」なのか?
さらにネット検索したところ下記のようなページが見つかった。
http://www.alps.pref.nagano.lg.jp/letter/nattoku/ntk2005/ntk_fru_064_1.pdf
「諏訪地域で馴染みの深い「カリン」の加工品について、農水省の担当者からJAS 法上、原材料名をマルメロに変更し表示するよう指摘があった・・・」
「諏訪地方は古くからカリンの産地として有名ですが、この果実は正確にはマルメロですので、今回表示上の指摘がありました。」
とのこと。(2006年らしい)
で、諏訪の果実は「マルメロ」らしいことが判明。カミさんが拾ってきたのは細長い形などからやはり「カリン」らしい。(マルメロの実は比較的にリンゴのように丸くて細毛で覆われているらしい)
どちらも喉の炎症などに効能あるのは同じらしい(^^)。
でも「マルメロ」のことを「西洋カリン」などと称しているものもあるようで混乱この上ないのだった。
ついでに、「マーマレード」はマルメロの砂糖漬けが語源だという副収入の雑学も仕入れてしまった。
(写真右は、とあるサイトにあった両者の比較)
参考になるかどうか、わかりませんが、私の場合は花梨は、次の2つの特徴で、マルメロと区別しています。
1)花が薄桃色、実の表皮に細かい毛がなく、すべすべ。
2)実はしっかり加熱しても堅いまま。煮込んでも実が崩れない。
http://www.yamareco.com/modules/diary/990-detail-14662
http://www.yamareco.com/modules/diary/990-detail-14856
コメントありがとうございました。
カミさんと調べたのですが、拾ってきた現物はすでにジャムと化しています。
見た目は「すべすべ」で確かにカリンなのですが、煮たカミさんによるとあっという間に溶け崩れたとのこと。したがってよくわかりません。
ひょっとすると両者が交配してできた新種か?(同じような種類の木であれば案外あり得る話かも)と考えました。
次回、拾うことができたら(運待ちですねぇ)、もっと追求してみたいと思っています。
信州に住んでいたときはカリン、函館に居たとき(隣りの上磯/現北斗市が特産地)はマルメロを見て、特に疑問も感じていませんでしたが、確かに。そういえば「冬瓜と夕顔」でも最近、そんなことがありました。
マルメロもカリンもそのままでは食えないというのが共通で、探究心をそそりませんでした。最近、御近所さんの庭木にもふさふさしています。
すべすべで煮くずれたのなら、カリメロでしょう。
きょうは野沢菜でも漬けようかなと思っています。
コメントありがとうございます。
信州出身のyoneyama様ならカリンは身近な果樹なのだと思います。
「マルメロもカリンもそのままでは食えない。」
確かに。これの食べ方を見つけた人はえらいですね。「なんとかして、こいつを喰ってやろう!」って(^^)。
「御近所さんの庭木にもふさふさ」
カリンは(マルメロかもしれませんが)「借金はしない=借りん!」というシャレで、縁起物として庭木にすることが多いとか。これもネットで得た副産雑知識です。
ところで「煮くずれたのなら、カリメロでしょう。」
いや、「カリメロ」のように真っ黒じゃなかったですが(^^)。
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