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だが私は「やれやれ・・・」と思う。
山の話題以外をあまり日記に書きたくない私だが、これはちょっと一言言っておかなければと思う。
日本ではiPhoneがダントツの人気で、softbankもauもiPhoneのおかげで業績がいいらしい。しかし世界的にはSAMSUNGなどのAndroidの方がずっとシェアが高いのだ。
こういう状況の中で思い出すのはかつてのパソコン界の状況。
Windows95が出るまで日本のパソコンはNECの一人天下だった。すでに世界標準だった「DOS-V機」など買っても秋葉原のソフト屋では99%がNEC98用ソフトでDOS-V対応ソフトなどほとんどなかったのを覚えている。
あのときの日本は世界から見たら「ガラパゴス状態」だったのだ。
ところがWindows95が出て、それに相性の良いDOS-V機が一気に売れるようになり、ほどなくNECは独自仕様の変更を余儀なくされた。
私には、いまのiPhone人気があの当時と全く同じに見える。当時のNECがAPPLEに変わっただけの状況だ。世界標準とずれている。
もともと日本のケータイ各社はスマホ化の潮流に乗り遅れ「ガラパゴス」と揶揄されたにもかかわらず、また同じことを繰り返すつもりらしい。まったく懲りないことだ。
世界標準に乗るというのが道義的というか気分的に抵抗あるという話は別。ただビジネスとして、また製品を買わされる消費者側にしても、いずれパソコンの時のように梯子を外されるのでは、というのは私の杞憂ではなかろうと思うのだが・・・。
pasocomさん、おはようございます。
i-modeもガラパゴスでしたね。
IT機器にかかわらず、日本の工業製品も輸入農作物も規格そのものが長い間ガラパゴスでしたね。
僕が5年以上前に特殊なクルマの鍵に関わる仕事をしましたが、鍵の諸寸法の公差は±0.02mm以内でした。
え?!人間が手で鍵穴に入れるモノですよ!僕なら±2mmにさえ入れられません
といっても、図面がそうなっているから・・と取り合ってもらえませんでした。
それでも、公差がもっとラクになれば安くできる。と提案すれば
消費者がそういう製品を望んでいるとの事・・
え?!僕も消費者ですけど、鍵の寸法に0.02mmなんて望んでません
日本の自動車が10万kmも20万kmも走っても壊れないのは世界的にみたら過剰品質だと思います。
でも、これらが生産技術力向上の役にたってきたのは事実です。
ですが、安全をみたスタンスが不要な過剰品質を生み、結局世界の中での価格競争をはじめとする流動的な柔軟性について行けないという展開になっています。
日本は本来素晴らしい器用さをもちえた国だとおもいますが、ひとつの大きめな潮流ができるとみんなが乗っかってしまうという悪い癖がありますね
pasocomさんの日記を拝見して、色々考えさせられました。
でわでわ
pasocomさん、おはようございます。
私はiPhoneが出てやっと携帯に愛着が出ました。
それまでは同時に3社の防水のガラケーももっていたことがありますが携帯の使い勝手は批判的でした。その当時は防水性能があり、なるべく多くの国での使用が可能であることが機種選びの基準でした。
海外のリゾートのプールサイドで防滴仕様のパソコンとで仕事をしながら使うことがカッコイイなどと思っておりましたが、iPhoneは防水仕様すらありません。それでもそれを超えた使い勝手の良さと愛着感があります。
おそらく猛烈な数のユーザーがドコモに戻ってくると思います。山でもつながりやすいので登山者にはドコモの一人勝ち状態になっていく可能性がありますね。
国際標準についてのNECの例についてはよく分からないですが、ジョブズ氏が亡くなってアップルの独創性が無くなってしまうとiPhoneも下火になって行くかもしれませんが今のところは私はファンの一人となっています。
パソコンの時はまさにその通りですね、DOS-V機が出てもNECは目もくれずにいましたね、当時の一太郎などのJustSystems社は乗り遅れてしまいましたね、当時は未だパソコン通信の時に確か孫さんがこれからはインターネットの時代だと言っても意味さえ理解しなかったですね、その為「nifty」なども「Yahoo」に持って行かれました、同じ事がまた起きるようですね、
pasocomさん、こんにちは
私は、docomo一筋のユーザーです。なのにPCはMACです。正確に申し上げますと遊びはMACで、仕事はWindows
と使い分けてます。今回の件により、この微妙な距離感が崩れる恐れがあります。
常々、周りにはdocomoからiPhoneがでればiPhoneにする
と公言しておりましたので辛いところです。
けれど、当分は機種変更しません。
不具合が発覚する場合もあるかと思いますのでそれが
解決され、価格が低下する4ヶ月〜6ヵ月後に検討した
いと思っております。
iPhoneへの機種変0円なんて思い切ったキャンペーンが
あれば別ですが。
消費活動を刺激する戦略にはついつい乗ってしまい
そうです。
コメントありがとうございます。
私はpantetsu様とちょっと違って日本の職人技の優秀さや厳格さにはいいところも多いと思っています。(和風総本家の見過ぎ?)(^^)
それでも、いろいろな面で日本が独自の規格みたいなのを持っていて世界標準からずれてしまうという話は聞くことが多いですね。
これは、「いい、悪い」という話はさておき、そう言う面で世界に通用しないこともままあると。
どうもこの傾向はやはり日本が島国で外国との規格違いに接することが少ないのではないかと思うのです。
話をスマホに戻せば、電機各社や通信会社は目を国内市場にばかり向けていて、世界潮流に乗り遅れるんじゃないかと。
特にNECはパソコン事業をレノボに売り払い撤退。今度はスマホから撤退だとか。
もともとが電電公社の下請けみたいな会社でしたから、やはり親方日の丸的気分が抜けないんじゃないかと思います。
(NECの方、読んでいたらごめんなさい!)
コメントいつもありがとうございます。
今回私が書いたことは、iPhoneが優れているとか、そうではないという話ではないことをご了解下さい。
ビデオの規格争いの時には、優れているといわれた「ベータ」が敗退、「VHS」が勝利しましたね。あのときベータを買った消費者(私もそのひとり)は大損しました。
世の中、特に最近のIT業界では製品の優劣ではなく、いかに業界の「デフォルトスタンダード」(標準品)になれるかどうかが勝負の分かれ目。で、勝ち馬に乗り間違えると大変なことになります。
私もiPhoneの性能については異論ないところなのですが、独自規格のハードとソフトを一括で売り、消費者を囲い込むというかつてもNECのパソコン的手法は遅かれ早かれ敗退するんじゃないかと思っています。
コメントありがとうございます。
パソコンの黎明期の事情をご存じだと、この話は良くわかっていただけると思います。
私がまた思い出すのは検索サイトのことです。日本では未だに?Yahooが幅を利かせていますが、世界では検索といえばGoogleですよね。本家アメリカのYahooはもう倒産寸前。どこが買収するかという感じなのに日本では健在で(^^)
どうも日本のパソコンユーザーなどは案外保守的で新しいものが出ても飛びつかない。旧態依然を守り続けるという傾向があるような気がします。
だからメーカーも同じような気質に陥り新規事業とかが成功しないのではないでしょうか。
コメントありがとうございました。
実は私もケータイを買うときには山中でもつながりやすいことを重視してdocomoを選びました。
「消費者もハシゴを外されるlなどと書きましたが、かつてのビデオやパソコンと違ってスマホなどはタダで機種変更できたりしますからずっと気楽ではありますね。
ただ私が興味を持つのは、これからはスマホや「ウエアラブル」などといわれるさらなる端末はもはや「通信機器」というよりも「携帯型パソコン」になっていくんだろうと。
そのときは、現在のパソコンのようにOSの違いで使えるアプリ(ソフト)も違ってくる。
Andoroidかi-OSか?今のWindowsのように次世代のIT界を牛耳るのはどこかが気になります。
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