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もちろんいろんなスキー場に行ったけど、コースの多彩さ、一日飽きずに遊べるというと岩鞍に落ち着いたのだ。
関越道を走って沼田ICで下り、国道120号線を片品方面に向かうとすぐに山道に突き当たる。これが難所の「椎坂峠」だった。
道は凍結していて何カ所ものヘアピンカーブ。ハンドルを握る手に力が入る。
峠を登り切って下りはさらに怖い。慎重に峠道を下らなければならない。
一時、この峠越えがあまりにもいやで薗原湖経由の道を選んだこともあるが、結局時間がかかりすぎてやめになった。
当時から「ここにトンネルができたらどんなに楽だろう。」と思わせる難所だったのだが、そこに今年、ついにトンネルが完成する。
今月(11月)の22日にトンネル部分開通とのこと。
いままで30分ほど緊張の連続だった峠道がわずか10分ほどで通過できるらしい。時間的にはわずか20分の短縮といえばそうだが、心理的なハードルはぐっと下がることだろう。
もう山梨に引っ越して、尾瀬岩鞍に出かける機会もほとんどなくなってしまったが、これは他人事でもうれしいニュース。
ところで尾瀬岩鞍でいつも攻めていたのは「エキスパートコース」。今でも健在だろうか。
平均斜度40度。標高差300mというハードコースは喩えて言えば八ヶ岳の赤岳山頂から県界尾根の鎖場帯を滑り降りるようなものだ。
コースの途中で止まって見ると山側の手は真横に出しただけで雪面に触れる。
そんな傾斜だからころんだら最悪。板が下に滑って行ってしまったならまだしも、自分が転げ落ちて板だけが上に残っていたら「登山並み」に斜面を登って板を回収しなければならない。なにしろ転倒すると数十mはすぐに落下してしまうのだった。
当時でもエキスパートコースを滑っている人は本当に少なかった。
リフトを降りてコースの上に立つとだいたい数人がたたずんでいるのだが誰も滑ろうとせず、誰かが滑るのを見極めようとしている。でもその場所からはコースは20mほど先で切れ落ちてしまってその先は急傾斜すぎて見えない。
滑り始めた人はすぐに斜面からすっと下に消えてしまう、そんな斜面だから恐怖心も芽生えるのか、多くの人は斜面を見ただけで撤退だった。
年をとったいま、私はあそこを滑れるだろうか。滑ってみたい気持ちは充分。
息子に話したら自分も一度滑ってみたいと。
トンネルもできることだし、息子にかこつけて何年ぶりか行って見たいなあ。
pasocomさんはじめましてこんにちは。
このニュース初めて知りました。
私は、以前10年間近く年末年始に丸沼高原に
キャンピングトレーラーを引っ張って通っていました。
ですから、椎坂峠では怖い思いを何度もしたことが
ありました。
その当時からトンネルの話もありましたが、やっと
開通するのですね。
このニュースを見てまた丸沼に行ってみたくなりました。
(追伸)
pasocomさんの山行記録拝見しました。
素晴らしい記録ばかりでただ凄いの一言です。
歳をとり、細々と山に行っている私と大違いです。
なんとも...
昨日奥白根山に行ってきました。
確かに工事してましたが、今日開通とは!
って事は昨日通った道は通り収めとなるわけですね。。
部分的に凍結してる箇所や積雪がありびびりながら運転してきました。
こんにちは!
便利になりますが、オルゴール館で一息する恒例行事がなくなることや、とうもろこし街道が寂れてしまうこと考えると、ちょいと寂しいですね。
尾瀬岩倉よく行きました〜西山ゲレンデが出来て程なくスキーはしなくなりましたが、、ひざの故障などで。
エキスパートコースはほとんどクローズだったので滑ったことはありません。急斜面過ぎて雪が付きにくいんですね!?
椎坂峠はトンネルが出来たら旧道を走るのがオモシロそ
kazuhi49様、はじめまして。ご訪問とコメント感謝致します。
プロフィール確認させていただきましたが「還暦をとっくに過ぎてもアウトドアー志向は止まりません。」とのこと。私よりも先輩でいらっしゃるようですが、見習いたい心がけです。
キャンピングカーのような大型車で椎坂峠を上り下りするのは積雪期には本当に怖そうですね。主要道路だから対向車もかなりありますし。
私はスキーのための尾瀬岩鞍通いで、その先の丸沼高原までは一度しか行ったことがありません。しかし標高高くいち早くスキーシーズンに入るのと雪質の良さが評判でした。スキー場の景観もなかなかロマンチックな良い雰囲気だったのを覚えています。
トンネルができれば、丸沼も一層近くなりますね。
日記の上に掲載した写真は実は丸沼スキー場のサイトのものです。
トンネルに対する期待の大きさが表れているようでした。
昨日というと18日でしょうか。49ers様恒例の「月曜日行」ですね。
「凍結してる箇所や積雪がありびびりながら運転。」。そうですよね。あそこは冬はいつもそんなでした。
今度開通するのは(開通は22日の金曜日ですよ。)、「トンネル部分」だけだとのこと。つまりその他の取り付け道路などは工事続行中だそうです。(今年度中かな?)
これはおそらく今度の冬に向けてトンネルだけでも開通させて欲しいという地元の希望があったのではないかと思います。
上の写真のピンクの部分がトンネルですから、もうほとんど開通ですよね。東側にある「トンネルでない部分」という道路が未完成で旧道(黄色の道)を通るのではないかと想像しています。
新道ができた後の旧道がどうなるのかは知りませんが、通ろうと思えば通れるのではないかと、これも想像です。
トンネルができれば、スキーだけでなく尾瀬に向かう登山にも相当便利になることでしょう。楽しみですね。
コメントありがとうございます。
私も早朝スキー場に向かう時は峠のオルゴール館で一服。朝ご飯を食べたりしたものでした。懐かしい思い出です。
しかしトンネルが工事開始した頃(2年ほど前だったか?)に将来を見越してオルゴール館はいち早く廃業(閉店というのか?)したというニュースを見ました。
確かに新道ができたら、よほどの好き者でなければ峠道は通らなくなってしまうでしょうね。
オルゴール館の懐かしいあの建物、いまはもう無いのでしょうか。一抹の寂しさも感じます。
おお、CCR様も元?スキーヤーでしたか!
ヤマレコユーザーにはスキーヤー多いですね。
私は尾瀬岩鞍に通い出した頃にはすでに西山ゲレンデはありましたから、私よりも先輩のようです。
一昨年の大震災の後の電力不足だとかで、去年もまだ西山ゲレンデはシーズン通して閉鎖だったかと思います。(尾瀬岩鞍のHP)。
今年は開かれるのでしょうか?
それでも西山なくとも充分楽しめるのが尾瀬岩鞍の多彩コース。男女国体やリーゼン、ミルキーウエイなど実に良いコースが多いです。
anby様へのコメレスに書きましたが、峠のレストラン(というより茶店って感じでしたが)、のオルゴール館はすでに閉鎖になっているようです。
これも時代の流れということでしょうか。新道のどこかに移転でもしてくれると嬉しいですね。
こんばんは。
沼田ICを降りてから尾瀬岩鞍まで長いんですよね。
でもこれで少しは楽になりますね。
エキスパートコースはたしかコブのコースですね。
私はコブが苦手なのでもっぱらチャンピオンコースを
滑っていました。
距離が長くてコース幅が広いので楽しめました。
今シーズンも一度は行くつもりです。
沼田ICから尾瀬岩鞍まで当時2時間くらいかかった記憶があります。距離もあったけどたいてい渋滞でした。
それで、あそこまで行かなくとも川場や武尊牧場でお茶を濁してみたりしたものです。
でも結局尾瀬岩鞍の多彩さが魅力で他のスキー場では満足できなくて戻ってしまいましたね。
いまは渋滞するほどのスキー人気はないそうですが、椎坂峠がハードルみたいに立ちふさがっているように感じられていましたね。
椎坂トンネルが開通すると心理的に片品方面がぐっと近く感じるようになると思います。
sirius様は今も現役でスキーヤーなのですね。
では今年は様変わりしたアクセスで一層楽しめることでしょう。
私もせっかく用具一式あるのだから一度でも滑りたいと思っています。
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