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ナナちゃんは息子が小学生の時のクラスメイトだ。
クラス替えして初めての授業参観に行ったら素晴らしくかわいい子がいるのにびっくりした。それがナナちゃん。
その後、たびたび顔を合わせるようになって、私たちはあっけなく仲良くなった。
道で会ってもスーパーで会っても「こんにちは。」とあいさつ。こちらが気が付かないのに遠くで会釈していたりする。
ナナちゃんは人なつこいだけじゃなかった。スポーツ万能で某球技に熱中。そして生徒会役員にもなる人望。
礼儀正しいし、話をしてみれば、まるで女子大生とでも話していると錯覚するくらい大人びている。
それに周囲に対しての気の回しようといったら、そういうのは私も負けない方だと思っていたが、彼女にはなんども「負けた!」と思わされるほどだった。
彼女のことを知るにつれて、私は「この子はただ者じゃないな。」と思うようになった。
小学校の卒業時、普通なら学区の中学校に進学するのに、彼女は自転車で30分以上の距離の某球技の強豪校である隣町の中学校に進んだ。
中学校の3年間はほとんど顔を合わせることもなかった。たまに路上で会うとお互いに手を振ったり、自転車から降りて歩きながら話をした程度。
新聞は彼女の中学校チームが県大会で優勝したと伝えていた。
そんなナナちゃんがいた。
「もうすぐ卒業だね。進路決まった?」など、あまり立ち入った話をするのもどうかと思ったけど聞いてしまった。
「はい、○○高校に行きます。」と。
なるほど、その私立高校は某球技では全国レベル、それも上位に食い込む強豪校だ。おそらくスカウトされたんだろう。さもありなん。
口で言うのは簡単だけど本当に夢を追い続けるって、すごいね。
ナナちゃん、わざわざ報告に来てくれてありがとう。彼女を門のところまで見送ろうと行ったら友達を待たせていた。
そんなことは一言も言わないで・・・。相変わらずだ。
はじめはちょっとした宝石の原石を見つけたような気分だったのに、その原石は私の予想をはるかに超えて輝き始めてしまったらしい。
「元気でね。またいつか・・・」と見送ったが、なんだかさみしい。
「花嫁の父」みたいな気分だった。
おはようございます。
なるほど、既に一流の人間性を感じますね。
そんじょそこらの人材では無い感じがします。
無遠慮で自分勝手なオバタリアンたちにナナちゃんの爪の垢を煎じて飲ませてやりたいですね。
一流の選手は一流の心を持っているかもしれませんね。もっと将来は良い一流のコーチや監督になれそうですね。
というか、総理大臣とか、超一流会社の秘書さんとか、メインルートのファーストクラスのCAさんとか、そんな姿が見えましたよ。
それに引きかえ、修行中ですが私の心は貧しい。人を思いやる気持ちをどうしたら養えるか、修行の日々は続きます。
朝早くからのコメント感謝いたします。
スポーツ選手で一流と呼ばれるようになるのは本当に稀なる才能や環境が整ってこそで、それに恵まれる人は1%にも満たないでしょうね。
卓球の愛ちゃんや佳純ちゃんは母親からして卓球選手だし、イチローも高梨沙羅ちゃんも同じ。
でも本人の努力もまた人並み程度じゃないようです。それに本田圭佑君のように夢を追い続ける姿勢がなにより大事ですね。みんな「天才」です。
ナナちゃんがどの程度その球技の才能があるのか私にはわかりませんが、万一途中で挫折したとしても彼女ならmurrenさんがおっしゃるようにどの道に進んでも一流人になれそうな気がします。そこがえらい。
ずっと前から彼女のそういう才能(才気)を感じていた私は「人を見る目があった。」と自画自賛するばかりです。
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