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白州と言えばやはり甲斐駒の町だけあって、町役場(市役所支所)から見上げる甲斐駒の大きいこと!
また、途中の韮崎市や武川町からは鳳凰三山やアサヨ峰などの早川尾根が迫力の大きさで迫ってくる。
車を運転しているのに、脇見ばかりだ(^^)
しかし残念なことにこの日は甲斐駒などの南アルプス方面は雲がかかってどんより。
それに比べて八ヶ岳方面は晴れてくっきりと見ることができた。
主峰の赤岳は比較的遠くて目立たない。大きく目立つのは編笠山と三ツ頭だ。そしてその間に権現と東西ギボシが峰を並べている。(写真左)
白州あたりの国道20号線を走ることもめったになく、走ってもたいてい南アルプス方面に目を奪われるばかりなので、この辺から見上げる八ヶ岳はなんとも新鮮な角度だった。
私は先日ギボシに登ったばかりだから、当然眼はギボシに行くのだが、あらためて眺めるとこれがけっこう立派な山なのだった。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-423453.html
帰ってから地図で確認したのだが、白州からだと権現の方が手前でギボシは奥まる方向だ。
それにも関わらず権現よりもギボシの方が高いようにさえ見える。(写真中)
実際、権現の標高、2715mは山頂にある大岩の上の標高だ。その下の縦走路の分岐点まで続く土の部分?は地図で見る限り標高2700以下ってところ。かろうじて分岐点で2700mの等高線が引かれている。(写真右)
これに対してギボシの山頂は同じように2700m等高線で囲まれているが、権現のような凸岩はなく、まるまる山そのものだ。
先日はギボシ山頂直下で撤退だったが、その地点ですでに権現小屋(標高2680mほど)を見下ろしていた。
おそらく標高2690m以上だっただろう。
してみるとギボシの山頂は標高2710m近くあるんじゃないか?大岩を除けば権現より高いのだ。
この山が国土地理院の地形図にも標記なく、三角点も測定標高点もないのは実に残念。
名前も「○○岳」じゃないから一段格下な感じだ。
しかしこうやって見直すと、やはりギボシは八ヶ岳の隠れた名峰なのだった。
pasocomさん、こんにちわ。
私は、ギボシが大好きです。富士見町から見ると、ギボシはカッコよく尖っておりとても立派です。多分、富士見の皆さんはギボシを権現と思っています。でも、実際の権現はギボシの右に丸くあり目立たないです。私も最初、ギボシを権現と間違えました。
私が単独で本格的な鎖場のある山を歩いたのはギボシが初でした。当時、西ギボシの急斜面、東ギボシのトラバースにどきどきでした。本日はギボシを目指して歩きましたが、のろし場にて敗退。新雪が積もり、ガスっているギボシは危なくて私には無理でした。
ギボシは私の憧れです。
コメントありがとうございます。
そうですね。西岳や源治新道から見上げるギボシはとても鋭角的でカッコいい。富士見の方々だけでなく、あれを見たらたいていの人があれが権現だろ思うでしょう。(そういう私もその一人ですが)。
地形図やgoogleEarthをしげしげ眺めるとギボシの山頂はどこかと思うくらい稜線が長い。
だのに、北側から見るとあのように尖っている。実に不思議です。
しかし「ギボシ」というだけの名前のせいでどうしても八ヶ岳のメンバーの中では格下な感じですね。
私が歩いた実感では夏はともかく、冬なら権現よりも難所です。
白州から見上げても権現に引けをとらない。
どう見ても、この山がただの「ギボシ」なのは残念な気がしたのでした。
pasocomさん、こんばんは。
ギボシの標高について、この前登った時にしっかり見てくれば良かったですが、何せ怖かったので周りをじっくり見る余裕がなく。
以下、残っている写真から考察すると…
自分のレコ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-422898.html
の51枚目の写真はギボシ頂上から撮ったものです。これを見ると、国土地理院の地図で2700mの分岐点は明らかにギボシより下に見えます。(同じ高さなら奥に見える甲武信岳が隠れるはず)
また、49枚目や53枚目を見ると、頂上まで傾斜が緩むことなく続いていますので、地図の等高線から推定すると2710m位となります。
一方、51枚目で金峰山と権現岳の大岩との関係を見ると、金峰山に100m足したとしても大岩の出っ張り(2715m)の方が上の感じです。
従って、やはり2710m位というのがギボシの正確な標高となりましょうか。
自分も権現よりギボシを一押しです!
コメントありがとうございました。
権現とギボシの高さを比べるに当たってmaruiさんのレコ写真も何度も見直しさせて頂きました。
maruiさんがおっしゃるようにギボシから権現を眺めると権現小屋も稜線分岐も下に見えますね。
権現岳の山頂さえもわずかに下な気がするくらいです。
そういうことから推測するとやはりギボシの標高は2710mくらいでしょう。
一方、権現は地形図で見るとその周りに一切2700mラインがない。標高点だけが2715mと打たれているだけです。
ですから、これは大岩のてっぺんだろうと推測できます。
普通の方はわざわざあの大岩のてっぺんに立つわけじゃない。金峰の五丈岩や地蔵ヶ岳のオベリスクと同じですね。
ですから、「権現登頂」というのはたいてい2700m前後であり、ギボシ登頂は2710mで権現よりも高くなりそうです。
まあ、数メートルの違いをどっちが高いなどと言い張るつもりはないですが、とにかくギボシは意外とすごい山じゃないのか?という話なのでした。
ギボシファンのmaruiさんならわかって頂けることと思います。
ギボシ・・いいですよねぇ・・あの形!
ふふふ・・権現ピークから権現小屋一分の標識見ていたのに・・
あの尾根を行けばよかったと・・後悔してます
融雪で難しいのか、容易なのか不明ですが・・ちょいとピークに立てればと思ってます・・
いよいよ・・12日(土)から・・楽しみです。
でわでわ
先日の権現山行ではuedaさんは稜線分岐点までは行ったのでしたね。
であれば、もう足元に権現小屋が見えていたことでしょう。それともあまりにも足元過ぎたか、雪に埋もれていたかで見落とされたでしょうか。
あの分岐点からギボシ山頂まで水平距離で約150mほど。歩いて10分とは掛からないはずです。
ただし雪の状況はどうもまだまだ積雪多く、つい昨日の日曜日さえ10cmくらい積もったようでした。
ぜひピークに立てますことを祈っておりますが無理をなさらぬように・・・。
編笠山-権現岳が八ツDebutだったTA100には今もギボシのイメージ大きいです。
事前に調べたギボシ直下のトラバースが不安で不安で…。
狼煙場から見上げた堂々たるギボシが一番印象に残っています。初体験の迫力に圧倒されて大丈夫かな、とますます不安でしたっけ。
昨年のコラボ西岳からの姿もよかったですね。
方向次第で七変化の八ツはほんといいですね。
北横帰路のエコーラインからは阿弥陀がとても立派に見えて、諏訪のひとたちが阿弥陀岳を崇めたことにも頷けました。
いつかギボシにも登ってみようっと。
コメントありがとうございました。
編笠山からギボシ経由で権現に向かう場合、ノロシ場あたりからのギボシは正に堂々とした山容ですね。
源治新道の「ミニ焼け跡」から眺めたギボシもすごいトンガリで。
こういう姿を眺めると圧倒されますね。
権現はおきまりのルートがあるけど、ギボシは普通はトラバースで通り過ぎてしまう。
夏であっても一度は山頂を体験しておきたい、という思わせる魅力のある山ですね。
小さい頃からよく遊びに行った母方の実家が長坂町。八ッはいつも大きくそびえ立っていてこの写真と同じ形。私の中では八ヶ岳はこの形と思い込んでいました。赤岳は後で知りました(笑)
春(だと思う)になるとカタカナの「キング」逆から「グンキ」と雪形が出るそうです(叔父から聞いた話)。この地方の古い家は北西に屋敷の林があり八ヶ岳おろしの厳しい所。昔は実家から歩いて山登りに行ったそうですよ。。。それだけに畏敬の念は当然。ギボシ山頂には権現岳よりお地蔵さんと石碑が多かった記憶があります。まさに信仰の山。
と懐かしく権現をネットで見ていたら下記面白い記述を見つけました。トレランのスリーピークスHPです。
http://trail38.com/blog/2013/02/5.html
コメントと参考情報ありがとうございました。
参考サイトを読ませて頂くと「前三ツ頭、中三ツ頭、奥三ツ頭」と出てきますね。
で、「中三ツ頭」=三ツ頭。「奥三ツ頭」=権現岳、だと。
しかしこれには異説もあるようです。
ALFAROMEOさんのレコによると権現小屋に郷土研究誌が置いてあり、それには「三ツ頭とは、前三ツ頭〜(中)三ツ頭〜奥三ツ頭のことを指し、権現はその奥の別格の存在。」だと。
ここでの「奥三ツ頭」とは権現直前にある小さな「無名ピーク(だと思っていた山)」のことのようです。その奥三ツ頭のピークには鳥居と祠まであるそうです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-339563.html
トレランのサイトの方、最後に「権現岳は他にも「檜峰(ひみね)」「風三郎岳」とも呼ばれ、八ケ岳信仰の中心でした。」と。
ALFAROMEOさんのレコにも権現山頂の祠は「檜峰神社奥宮」だとあります。
もともと私自身も「三ツ頭」については変だと思っていました。
「前三ツ頭」はどこから見てもピークらしくない。単に尾根の突端でしかありません。どうして、ここにそんな名前がついているのか?
私が白州から撮った上の写真を見ると、むしろ「東西ギボシ+権現」でちょうど三ツ頭(スリーピークス)でごく自然だと思えます。それがそのうち別のピークに移ってしまったんではないか?
または「前三ツ頭→三ツ頭」「中三ツ頭→無名ピーク」「奥三ツ頭→権現岳」ならかなりすっきりですが。
八ツは山の数が多いだけにその名を辿っていくのは鳳凰三山どころじゃないという感じで。
「何処が中の三ツ頭やら明瞭にわからぬ。土地でも人によって場所が異なるとか。」じゃどうにもなりませんね。
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