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おい・めいさんは小笠原(伊豆諸島)からいらしたんだそうな。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-492157.html
これを読んでいて、一昨年(2012年)に見たTV番組を思い出した。
それはNHKの「目撃!日本列島」というシリーズ番組の父島を舞台にした「海風 フラ 宝もの〜小笠原・父島からの卒業」だ。
小笠原・父島でフラダンスを踊り続けてきた5人の女子高生。卒業を迎えたこの春に、それぞれの進路のため全員が父島を離れることになる。
最後にフラダンスを踊る日がやってきて、5人は卒業の記念曲とともに、これまで練習してきた最後のフラダンスを披露した。
3月17日、別れの日がやってきた。5人は島に残る後輩達と再会への思いが込められたフラ『大切なもの』を踊って島に別れを告げる。
小笠原では女の子の多くがフラダンスを習うのだという。
そして夏祭りではそのダンスを披露。本土のほうの盆踊りみたいな感覚だろうか。
いまどきAKBあたりに目の色を変え、ダンスと言えばブレークダンスとかストリートダンスというようなものが当たり前の若者に見える女の子達が地元の島のダンスとしてのフラを学んでいる姿に驚いた。
私自身も不勉強なことに小笠原諸島といっても、この前年に世界遺産になり「東洋のガラパゴス」と言われるような独特な自然があるという程度の知識しか持っていなかったのだった。
去って行く人には島の花で作った首飾り(レイ)を贈るのが、いつかまたこの島に戻ってきなさいという願いを込めた行為なのだという。いかにも南太平洋ミクロネシアあたりの文化が伝わって、それが生活全体に活きているのを感じさせられた。
18才の女の子らは大学や専門学校にまた就職にと、主に東京に出て行くのだという。「東京に」と一口に言っても海を隔てた1000km以上のかなた。
卒業式を終え、定期船「おがさわら丸」で出港する様子は涙もの。送られる方も送り出す方もいつまた会えるかという別れだ。
港を出て行く船をボートで追いかけてみんなが次々と海にダイブ、これが最後の見送り。
現代の日本にこんなところがあるのか・・・・信じられない思いだった。
小笠原、一度行ってみたいなあ。
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「海風 フラ 宝もの〜小笠原・父島からの卒業 (目撃!日本列島)を見て。」
http://bit.ly/1rkcq1w
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「大切なもの」↓
こんにちわ
雪を見たこともない子供たちっているんですね
高校生のときに沖縄から来た友人が
「内地に来てはじめて電車を見た」と述懐していたのを思い出しました。
日本といっても、やっぱ広いんですね
でわでわ
いやいや、それどこじゃありません。
昔の話ですが、私の友人、山梨のちょっと山の中の人だけど「生のマグロ」を見たことがなかった(^^)
確かに私が子供の頃は山梨には魚屋なんてのはなくて、なかなか刺身を食べることなんてなかったですが、さすがに私は「見たこと」はありましたが。
しかし、このネットなどが普及した情報社会でフラダンスをしている女子高生ってのに驚きました。
話が脱線しますが、いつぞや見たTV番組ではアフリカで観光のために踊っている人達。
観光客が来ると、腰みの一つで槍もって踊るんだけど、客が去るとちゃんとTシャツに着替えて控え室でスマホでゲームなんかして遊んでいる。本当のところはそんなもんだという話でした。
そうしてみると、そんな客目当ての文化じゃなく、若い人たちが生活に根ざした地元文化を継承しているって素晴らしいと思うのです。
日本は広いけど小笠原はそれを超越している!と思ったことでした。
pasocomさん、宣伝?ありがと。笑
妹たちは明後日島に帰ります。
片道25時間、船代は一人往復4万円也。(行きたい方はちゃんと調べてみて下さいね)
もちろん、私は行ったことがありません。
世界遺産となってからも観光を目的としないため、
飛行場は永遠に作られることはないでしょう。
ちなみに妹は世界遺産に反対でした。
島の憧れは募るばかり。
いつか、行ってみたいですね。
朝、しおんは
自分の息が白くなるのを面白がっていました。
長袖もこっちに来て初めて着たそうです。
いや、宣伝というわけでもありませんが、小笠原と聞いてこんなTV番組を思い出したのでした。
先日、南アルプスでライチョウが減っているという原因について「外界からの細菌説」というのがあると聞きました。登山者の靴や衣服に付着するばい菌が、普通はあり得ない高山に持ち込まれて環境を乱していると。
それを聞いたときにも思いだしたのは小笠原のこと。
あそこでは山に入るときには靴底を滅菌液で消毒し、衣服も「コロコロ粘着」で異物をとるそうですね。山でもそういう対処が必要な時期に来ているのかもしれません。
このように「小笠原」というと「独自生態系」ばかりに焦点が当たりますが、この番組では「独自の文化」というのも実に魅力的でした。
小笠原も世界遺産になって観光客が増加しすぎじゃないかという話があるそうで、富士山も同じ課題が出てきています。
贅沢な悩みですが、あまり観光化されず、地元振興も図れるといいんですがねえ。
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