しかしけっこうかさばるので、これをどうやって運ぶのか? リュックにどう取り付けるのかが意外と悩みの種。
私もいろいろ試した結果、今年はなんとか自分にとって満足できる方法になったので書いてみようと思う。
もちろんスノーシュー(以下シューと略す)を取り付けることを前提とした、まさに冬山専用なリュックもあるらしく、それらなら問題は無いのだけど、私のカリマークラウドもそんなことは考えられていない。
まず、シューの底には歯があるから、これをリュックの側に向ければリュックを傷付ける怖れがあり、外を向ければ自分や他人を傷付ける可能性もある。ワカンもそうだが、二枚のシューの歯を内側にして重ねるのが最良だろう。
そうして、あとはこれをリュックに結わえるのだが、その時使うのが「バックル式結束ベルト」というもの。これホームセンターで一本200〜300円で売っている。
リュックにシューを背負わせて、このベルト二本でリュックごと絡げる。
歩きながらズリ落ちないように適当な強さで締め上げたら、バックルで留めるだけだ。
結束ベルトはシューの靴ベルトの下あたりに当てて、ズリ落ち防止。二本のベルトをあまり下の方に揃えてしまうとシューの先が後ろに倒れてしまうので一本はなるべくシューの先端の方に絡げる。
結束ベルトはいろんな巾のものがあるが、巾25mm程度あるのが扱いやすい。長さは普通最低でも1mほどあるので、絡げてみて不要な長さ分は切ってしまうのがいい。
切るときは45°の斜めに切るとベルトを金具に通しやすく、切断面をちょっと炎であぶって溶かすとほつれにくくなる。
バックル式のいいところは金具が大きくてワンタッチで開閉できること。手袋をしている冬山でもストレスなく脱着できるのがいい。
写真左)リュックにベルト二本で結わえた様子。
写真左)バックルの詳細。黒いのを右に寝かせると固定できる。
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『トレースなし!で青息吐息の三ツ頭』(2015.01.20)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-577910.html
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またまた、ありがとうございます!
ベルトを探しに、今日の午前中にホームセンターに行こうと思っていた所でした。
巾も色々あるなら、きっとすごくその場で悩みましたね。バックル式というのは、こういう物なのですね!
写真がわかりやすいです。こうしてみると、スノーシューは大きい!これが収まるような冬用ザックを買うなら当然大きなザックが必要になる。大きいのは負担がかかるし、高そうだし、やはり要らないな(^_^;)
ストックは、いつでも取り出せるように一緒に縛らないというのもわかりました。
自分がシューを背負ったカッコイイ後ろ姿(見た目だけ)を想像して、早く雪山へ行きたくなりました♪
リュックにスノーシューを結わえてみると本当に大きいと感じますね。
ただ、これを延々と背負って歩く訳じゃなく、たいていは少し背負っていくとすぐに下ろして使うことになるのが普通です。
また状況によってはそれをまた背負ってアイゼンに替えるとか。
ですから、簡単に結わえたり外したりできることが一番重要だと思います。
いろんな状況がありますから、やはり現実の雪山で経験するのが一番。まずはぜひ体験してみて下さい。
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