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真教寺尾根を捜索した私のレコを見た何人もの方から、そのレコ友と、捜索に当たっている私に対してご心配のメッセージを頂いた。
中には私の後、真教寺尾根やその周辺の捜索に出向いて下さった方、「何もできませんが」と謝るように書いてこられた方もいた。
一切連絡を下さらなかった方々にも「最善の対応」として沈黙されていた方が多かった気がする。
このような事態の中で、多くの方が遭難した当人や捜索に当たった私たちに心を寄せて下さっていたことに感謝の言葉もない。
やはり山は厳しい。冬山はさらに。
二週間たったいま、気温が上がり、山も雪解けの季節になった。
こんな季節に歩いたことがなかった真教寺尾根の上では初めてゴーゴーという赤岳沢の大きな沢音を聞いた。
いつもなら軽々渡渉できる大門沢はだくだくと流れる水で恐ろしくて渡渉などできない状況。
捜索活動も二次遭難を考えればできることは少なくなってしまった。
ご家族の「もう捜さなくてこのままにしてほしい。」という声にたじろぎながらも、でもまだ・・・と考えている。
この二週間、考えさせられることが多かった。それについては自分自身が少し落ち着いてから書こうと思う。
やはり、このことを教訓にしなければいけないと思うから。
ご心配を頂いた方々、見守って下さった方々にこんな中途半端な報告をしなければならないのが残念だ。
いまの私?
ジブリの映画のせりふを使って、こうお知らせしたい。
『おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。』
おはようございます
こんなことがあり落ち込まない人はいませんよ、レコ友さんもヤマレコを通しpasocomさんと知り合うことでより充実した生活を送られたいたはずです。
今回のことは非常に残念なことではありますが、また、元気なレコや日記で変わらずご活躍ください。
それが一番レコ友さんも喜ばれることと思います。
おはようございます。早朝よりのコメントありがとうございます。
確かに落ち込んでばかりはいられないですね。まだ決着したわけでもないし、折を見て山には向かいたいです。
ただこのところ短期間に何度もきつい山行したのでちょっと疲労感がありますね。
でも、もうそろそろ花の季節。ツクモグサも今年は見たい。日記もあれこれ書きたいことも少しですが貯まってしまった(^^)
徐々にですが活動再開したいと思っています。
pasocom さん、今日は。
ほんとに、胸が痛むことと思います。
しかし、paso さんが、二次災害に巻き込まれないようにして下さい。
この件ではmesnerさんには最初から大変ご心配を頂きました。本人に代わってお礼を申し上げます。
今回の日記では二週間ということで区切りとして、見守って下さっている方々に中間報告しようと書いたものです。まだレコ友が見つかったわけではないので。
ただ時間が経てば経つほどに希望が削られていくことは避けようもなく。しかし一方自分も二次遭難しては迷惑千万ですから、それを肝に銘じつつできることを確実にしていこうと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
植田の娘です。
こんなにご尽力いただき、ほんとに心からありがとうございます。
私達もまだ生きているのでは?という心境はあります。悲しいです。つらいのです。ですが。
ただ、もう、現実を受け入れなければならない、と感じております。
二次被害がでたら、私達はもっと心苦しいです。
どうか、お気をつけてください。ご家族のためにも。
ほんとにほんとに、感謝の思いです。
ありがとうございます。
はじめまして、pasocomと申します。
今回の件でのご家族みなさんのご心痛はいかほどかと思うとかける言葉も見つかりません。
お父様とは実は一度も一緒に山に登ったことのない私ですが、このヤマレコの中では毎日のように会話をし、友人として扱っていただいておりました。
お父様は特に仏教などの宗教にお詳しく、心の修行などについてもあれこれお聞きしたものです。
「夜中にひとり山の中で息を潜めていると自然や動物と一体になったような気分になる。」といって好んでテントで山中泊されていました。宗教哲学を専門に学ばれた方らしいと、苦笑し止めることもできませんでした。
いろいろ思いはあろうと思いますが、お父様のために多くの方が動かれたことは、他でもなく彼の人徳というものです。私もその中の一人に過ぎません。
どこかで区切りを付かなければならないことはわかっていながらも、できることならご家族の元にお返ししたい。
いずれ私も現実として受け入れる気持ちになるのでしょうけど、もう少し動かさせて下さい。大したことはできませんが。
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