以前、懐かしのタンバリン型水筒が皮を剥いたらヤカンだった話を書きました。
http://www.yamareco.com/modules/diary/826-detail-132758
それで茶を飲み、湯たんぽにと布団にいれしばらくしたら、内部の空気が冷めて縮んで、やかんがベコ〜ンと凹んでしまいました(左写真)。ショックト!
これを膨らまそうと中に水をいっぱいに詰め、冷凍させましたが、膨張率は気体ほどではなくあまり効果なし。以前別のマルキルアルミ水筒では、逆に山でうっかり凍らせてぱんぱんになってしまったので効果あると思ったんだけどなあ。
それで、怖いけど、膨張率の高い気体でやってみようと、3割くらいお湯を入れた水筒に蓋を締め、火にかけました。すると、へこみがどんどん治っていく。・・・でも怖い!破裂したらやばい。最後のツメは耐えられず、8分目もどったところで休止した。空気の膨張力ってすごいですね。それ以上に、大気圧が凄いってことですね。人間一人の頭上にはゴリラ三頭分の重さの大気圧がかかっていると、子供の時、本でよんだことがあります。
さて、湯たんぽをくるむには、帆前掛け(ほまえかけ)がおすすめです。酒屋とか書店員とか、重い箱をへその前に抱えて運ぶ現場の人の帆布製前掛け。豊橋は往年栄えた繊維産業の遺産でいまも数少ない帆前掛けの産地です。受注もの、一点ものもやっています。
http://www.delight-base.jp/toyohashihomaekake/
私も前々から愛用しています。これでくるむと紐もついていてぴったんこです。
注意点は、中のお湯をいっぱいにし、空気をほとんど残さないことです。多少ぬるくなっても、水を足してでも。水は冷めても、そんなに縮まないので。
写真左から、へこんだ水筒、もどした水筒、くるんだところです。
yoneyamaさん、湯たんぽを入れたまま前掛け締めて
お腹ぬくぬくかと思いました!
このポケット付き前掛けは山菜採りにもぴったんこです。丈夫なのでアイゼン入れにもいいかもしれません。
「イチビキ」は母が我が家でずっと使っていましたが
愛知県の会社だったんですね。
山菜採りにいいですね。僕は大工仕事や引っ越しのときも重宝しています。トンカチ、ネジ回し、ガムテ、ナイフ、マジックインキが入って助かります。
思い出しました。30年前のアイゼン入れは帆布製でした。ブラスストーブ燃焼時の下敷きなどにも使ううち、焦げたりしてぼろぼろになってしまったなあ。
愛知県は味噌醤油みりん、ごま油のさながら繁華街です。発酵醸造食品産業が多くておもしろいです。徳川時代から富の集まった港町ってことでしょうね。
湯たんぽの包み布袋が使い過ぎで崩壊し、作ればいいものの買わねばと考えていたのは浅はかでした。帆前掛けでクルム、か。気付かなかった。
帆前掛けのハンプ生地、いろいろ使い道あるね。ジーンズ生地でもいいけどね。
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