はたと気がついてみると、アフリカの国がまだだった。でも国名なので、初めて聞く名前はないから、1時間ほどでなんとかなった。憶えるコツ、忘れても思い出すコツは、モマニチチ、カセガギギ、シェリコガトベナ、カセガサコンコン・・・と憶える。たとえばこれは、モーリタニア、マリ、ニジェール、チャド、中央アフリカ・・・など、地図上の5〜6コのグループを順番に並べ頭一文字をつなげたもの。内陸サハラは馴染みがないし、ギニア湾岸は町家みたいに間口が狭くて覚えにくいからやり甲斐がある。でも国が小さいってことはそれだけ歴史的にいろいろあったってこと。それぞれに理由がある。
残るは太平洋とカリブ海の島嶼国家群。
こんなことして何の役に?それはわからないけど、面白いから。スマフォなんかを見たくない、ぼーっとしたい時、宙を見つめてブツブツやる。
国名となればこれまで一度は耳にしたことはあり、一度は関連の話題が思い浮かぶものだが、中にはさっぱりのものも。でもそこを調べてみると、意外に知っていたことは見つかるもの。今回驚いたのは、20年ほど前旅行した南アフリカのスワジランドが、国名を「エスワティ二」に昨年改名していたこと。全然知らなかった!スワジランドの田舎のケレさん宅を訪ねた。楽しかったなあ。
並行して国旗も記憶しているのだけど、アフリカの旗はどれも赤緑黄のラスタカラーの組み合わせでよく似ている。色の配置を脳の中で思い浮かべるのって、結構難しい。
例えば赤白青の横縞組み合わせのロシア、オランダ、セルビア、ルクセンブルク、全部違うのだけど頭の中で区別して映写できるだろうか?
黙ってこれをやっていると、結構腹が減る。仲間がいると最高。中学のとき、コロンビアの東はどこ?ルーマニアの南はどこ?とやり合う友人がいて、とても楽しかった。
今日は。
ロシアの地図を見ると、シベリアにユダヤ人自治州なるものがあり、辺鄙な場所でシベリアの流刑地みたいなところです。ユダヤ人の実際の人口は自治州の1%強程度だそうです。ユダヤ人を嫌ったロシア(ソ連)政府がユダヤ人をロシア中央から追放するために作ったのかと想像します。ソ連時代には民族を強制的に配置換えをし、例えばソ連内の朝鮮人は敵国日本との結びつきを恐れて極東から中央アジアのウズベキスタン等に移動させたり、イスラム教徒のチェチェン人を故郷コーカサス地域からシベリアに移動させていて、ソ連崩壊後に故郷に戻ったチェチェン人が紛争を起こしたり、最近はロシアのクリミア併合して問題になったりします。歴史を知ればもっと面白く地図をみれます。私は高校の歴史に使用した世界史年表・地図の本を買って、時々見ながらと歴史と現代の政治を考えています。
メタさんもこういうのお好きですか。酒の肴に歴史地図帳や、地方旗図鑑眺めながら飲んだりするのは至福の時間です。さっき知ったのですが、カザフスタンの首都が、アルマアタからアスタナに引っ越したのは少し前ようやく知ったのですが、今年、改名してヌルスルタンになったそうです。現大統領の名前なんですが、またそのうち変わりそう。
ソ連以来の凄い民族政策、知るほどびっくりの話ばかりですね。怖い政府は、怖いです。
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