ややしぼんだナスは、そのまま輪切りにして干しナスにすると保存食に。味も歯ざわりもどろりとして、同じナス料理でも一味加わります。
この八百屋の脇の狭い階段を上がると、「特殊書店ビブリオマニア」という小さい新古両書店があります。サブカルチュア、辺境、廃墟、アングラ文化、共産圏もの、などにアンテナを張った、やってくれたな店主さん!という品揃えのお店です。ウチの本棚でしか見たこと無い本もちらほら。「いずれ読みたい本」に登録中の本もちらほら。
一方、何百万部も売れた「バカの壁」は古書業界ではタダ同然で出回っているようで、バカの壁を1070冊くらい集めて築いた「バカの壁の壁」という一角もあって圧巻。築き続けている模様。店主さんは姿勢の低い、心の開いた方でした。
高校生のころ、秀才のケンサク君に、これ、おもしろいよ、と言われ借りたままのハヤカワ文庫「パリは燃えているか?」。読もうと思っても何故か上下の下しか見当たらず、40年間読めなかったのだが、この店で上下揃いを発見。300圓。40年前に借りた本のその36年前の1944年の物語をようやく読み始める。
「バカの壁の壁」ですか、京都にもイカシタ古書店多くあるようですがそのセンスが「やってくれたな名古屋さん!」ですね、特殊戦隊ビブリオマニア。いつまでも存続して欲しい。
干し野菜はうちの実家の方で盛んです。
食べきれない程採れて捨てるのもったいない、とか、
冬の間の食糧に、という事でしょうね。
といいつつ私はやっていないのですが、
13Bさんからもらった丸ナスが食べきれなくて干からび始めたので
週末干してみようかしら 。
農産者と都市生活者では食べ物を扱う手法が違うけど、方法自体は簡単ですね。たくさんの作物は塩漬けか酢漬けか干し物か。冷凍、冷蔵庫は万能ではないし。そもそもナスは冷蔵庫に入れるなって聞きました。
「パリは燃えているか?」若い頃に読みました。本は処分してしまったので細かい部分の記憶はもうありませんが、文句なしに面白かったです。
300円は安い!
高校生の頃には筑摩書房の世界ノンフィクション全集を片っ端から読んでいましたが、あれにももう一度読んでみたい本がいくつもあります。
地方では古書店がどこの町でも店じまいしていくのは寂しいですね。
以前、筑摩ノンフィクション全集の感想を書いた覚えがあって調べると、ありました。
https://www.yamareco.com/modules/diary/826-detail-17534
ノモシンさんが結構書評書いています。山の古典、かなりはいっていますね。
https://www.yamareco.com/modules/pico/index.php?content_id=47&q=%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%83%8E%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E5%85%A8%E9%9B%86
うちの棚にはまだ読んでいない黄色いやつが数冊、寝かしてあります。古本屋で100圓くらいでした。
昔タイプの古書店は、オヤジの高齢化で跡継ぎがなく消えていきますが、若い世代で今どき古書店をやるひとは、結構地方にも多いです。といっても松本と名古屋しか知りませんけども。
今晩は。
いいものをお教えいただいて有難うございました。
ノモシンさんの批評面白かったです。
yoneyamaさん、こんにちは。
「特殊書店ビブリオマニア」という書店、面白そうですね。
私が住んでいる四国の地方都市には、古本屋というものが無く、以前は東京出張のついでに、神田の古本屋街で古い山の本を探したりしていました。松本市も駅付近に古本屋があり、「アルプ」最終号を買ったことがあります。
最近は、Amazon(マーケットプレイス)に、古本屋さんが出店していて、私のような地方住まいの人間にも、古い山の本が入手できるようになりました。
でも、新刊書店も古本屋もやはり、本棚をいろいろと見て、ちょっと立ち読みでもして、というのが本探しの魅力ですよね。
ネット古書で、たしかに探している本はすぐ見つかりますね。探すつもりなかったのに出会っちゃった本、というのはリアル古書店の専売ですね。店主オッサンの個性と共に。
世代かえ、形変えて、頼もしくやってほしい。本屋をほっつき歩く楽しみは、永遠です。
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