槍沢〜槍ヶ岳〜大キレット〜奥穂・前穂高岳

2018年07月13日(金) 〜 2018年07月16日(月)

• GPS: 80:00
• 距離: 34.1km
• 登り: 3,028m
• 下り: 3,016m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:56
• 休憩: 0:54
• 合計: 4:50

9:55 上高地バスターミナル
10:00 10:00 河童橋
10:40 10:50 明神館
10:55 10:55 徳本口(徳本峠分岐)
11:35 11:35 徳沢公衆トイレ
11:40 12:00 徳沢園
12:54 13:18 横尾 (横尾山荘)
14:45 槍沢ロッヂ

2日目

• 山行: 6:47
• 休憩: 2:30
• 合計: 9:17

5:30 槍沢ロッヂ
5:57 6:03 赤沢岩小屋（ババ平）
6:25 6:30 槍沢大曲り
7:10 7:25 槍沢・天狗原分岐
7:50 8:00 水場
8:30 8:38 坊主岩屋下
8:43 8:45 播隆窟
9:15 9:28 殺生ヒュッテ
10:10 10:27 槍ヶ岳山荘
10:52 11:00 槍ヶ岳
11:20 11:55 槍ヶ岳山荘
12:05 12:05 飛騨乗越
12:24 12:27 大喰岳
13:00 13:12 中岳
14:00 14:03 天狗原分岐
14:22 14:35 南岳
14:47 南岳小屋

3日目

• 山行: 5:52
• 休憩: 1:10
• 合計: 7:02

5:35 南岳小屋
7:05 7:05 長谷川ピーク
7:32 7:45 A沢のコル
8:10 8:10 飛騨泣き
9:00 9:53 北穂高小屋
9:55 9:57 北穂高岳(北峰)
11:20 11:22 最低コル
12:37 12:37 涸沢岳
12:37 穂高岳山荘

4日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 2:00
• 合計: 9:30

5:30 穂高岳山荘
6:11 6:33 穂高岳
8:08 8:17 紀美子平
8:50 9:12 前穂高岳
9:47 9:55 紀美子平
10:55 10:55 カモシカの立場
10:58 10:58 下り一方通行の看板
11:55 12:43 岳沢小屋
14:00 14:05 風穴
14:32 14:32 岳沢湿原・岳沢登山口
14:50 14:56 河童橋
15:00 15:00 上高地バスターミナル
15:00 ゴール地点

いつもは写真撮りながらゆっくりですが、今回はけっこう真面目に歩きました

天候

曇り〜快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

沢渡大橋の駐車場

コース状況／危険箇所等

槍ヶ岳〜南岳は、最初アップダウンがあり南岳に近づくにつれ歩きやすい道になりました。危険個所も特にないので、地図で見た感じ時間短縮できるかと思いきや、道のりが長くてそうはいかないです。

大キレットは切れ落ちてて危険ですが、親切な足場手がかりたくさんあります。高度の感じ方は個人によってかなり違うと思います。平らで足の置きやすい岩ほどツルツルしてる傾向があり気を抜かないようにしました。
初っ端、南岳からの下りは急でザレててビビリます。下りきってしまえば、岩の世界なので足場さえあれば何とかなります。信州側は陽があたって暑く風もあまり感じませんが、岐阜側に出ると急に日陰になり鞍部で油断すると風に煽られるので、晴れても風が強い時は行かない方が良いかと…　北穂高小屋への急登は見た目通りのザレた登りで、下るより登りで使う方がいいと思われました。

北穂高小屋〜穂高岳山荘は鎖の無いトラバースが続いて手がかりが探しづらい、少ない場所もたくさん。しかし岩は安定してるので落ち着けば大丈夫です。ここも大キレット同様、高度感に圧倒されずに歩むのが良いと思います。難しいかもしれませんが…　　涸沢岳への激登りは、長い鎖→ハシゴ→釘？の3連チャンが、釘のところで切れ落ちた岩場なので、遠目に見て渋滞していました。お尻を切れ落ちた谷側に向けて体を横にして通りました。→弟から借りた、小林千穂さんガイドの穂高のルート案内のDVDが大変役に立ちました。
大キレット〜穂高岳山荘間は危険な道とわかっているので、高度感とうまく付き合ってしかも天候が良く、慎重に通過できれば事故は起きにくいのかもしれません。ただしそのどれが欠けても、大事故につながる場所は豊富に存在しました。

吊尾根は全体的に谷へ傾いたスラブが多い印象で、足場の少ない鎖場もあれば鎖のないちょっとした細いトラバースなどあり、見た目は大キレットなどより恐怖が薄いですが、歩いてみると意外と恐さを感じる場所も点在しました。3日間歩いた後としては地味に神経を使い、ここも下りより登りの方が楽しく歩けると思いました。

紀美子平から前穂山頂へは特に下りで一部（一瞬）だけ、手がかりの少ないスラブの岩場が滑って恐怖でした。（手足が短めなうえに下りビビりなので、個人的な感想としてご参考下さい）

重太郎新道の下りはきついです。全体的に段差も大きくて下りで使う際は疲れも出て転びやすくなりますが、樹木で覆われてるだけでけっこうな急斜面なので、転ぶと大変危険な道だと思いました。

その他周辺情報

竜島温泉せせらぎの湯

写真

7/13 9:59

今日はドキドキの縦走に出掛けます！河童橋で見つけたキビタキちゃん♡

7/13 12:01

いきなり徳沢です。出発時に橋のたもとで見たイチヤクソウ

7/13 13:28

しばらく歩くとギンちゃんに見つめられる

7/13 14:12

槍沢ロッジまでの道のり、精神的に長いですね。しかし雨で崩れそうな道もちゃんと整備していただきうれしいです

7/13 14:34

フワっとしたカラマツソウ、沢沿いなのでお花がたくさんでした

7/14 5:29

二日目、今日は南岳小屋まで！槍も快晴だ！

7/14 5:34

ニッコウキスゲにごあいさつ。行って来るよ〜

7/14 5:35

ベニバナイチヤクソウも花盛り

7/14 5:41

ミヤマママコナか？

7/14 6:33

この景色を待ってました。あの上を全部歩くぞ！

7/14 7:01

シナノキンバイも今が盛り、黄金色！！（*^_^*）

7/14 7:30

滝見岩、向こうに小さな滝が涼しげ〜

7/14 8:05

久しぶりのオオヒョウタンボク

7/14 8:11

一つ目の雪渓を渡る

7/14 8:31

だんだん槍に近付きます

7/14 8:50

岩場の…ウメハタザオかな

7/14 8:59

富士山と南ア甲斐駒北岳！

7/14 9:01

花畑広がる槍沢。7月も素敵です

7/14 9:28

殺生ヒュッテでTシャツ買おうか迷ったが、宿泊してないので今回はパス(^_^;)槍本流？から肩の小屋目指します

7/14 9:51

ずーっと登ってきた槍沢

7/14 9:57

お、槍がおにぎりに見えてきた

7/14 10:03

光ってしまったがアオノツガザクラ

7/14 10:06

イワツメクサもかわいい

7/14 10:26

肩の小屋到着、手の行き届いた花壇か？という雰囲気で咲くお花たちに癒される。常念バックにオダマキが可憐に咲きます

7/14 10:34

穂先に登ってます。途中で小槍と水晶の方

7/14 10:52

はい槍ヶ岳到着！相変わらずかっこよすぎの硫黄尾根

7/14 10:54

昨年、一昨年と時期を変えて歩いた東鎌尾根。またそのうち歩きたいな

7/14 10:58

これから行く方向を観察してから

7/14 11:00

あまり感慨に浸る間はありません！安曇野側も笠が岳も雲湧いてきました。南岳小屋まで縦走路をまいりましょう

7/14 11:56

槍肩の小屋と山頂に別れを告げ、ここからは初めての道。ワクワクです

7/14 12:18

いったん下って登っています。大喰岳はもうすぐ

7/14 12:24

怖い名前の大喰岳、山頂は縦走路より少し東にあり、一瞬通り過ぎて戻りました

7/14 12:41

セイヨウタンポポか日本のタンポポか？一緒にミヤマクワガタも

7/14 12:41

イワベンケイとタカネヤハズハハコの共演、花たくさんで楽しい(^O^)

7/14 12:54

槍を振り返ります。中岳までも、何気にアップダウンあり、ガスも出てきた

7/14 12:55

中岳直下のハシゴ、垂直に見えるけどそこまでじゃありません

7/14 13:12

中岳到着！どんどん行きましょう

7/14 13:23

雄大な時間のスケールを感じる大きな岩の斜面です。ガスってなくて良かったです。雪渓の下で休んでる方がいます

7/14 13:27

そして向かうはあちらの雲の中

7/14 13:45

景色が見えないのでお花でも♪

7/14 13:52

岩の上に向かう矢印。なんか、危なげなところですが？

7/14 13:53

そんなに危険は感じず問題ありませんでした

7/14 14:01

氷河公園分岐です。安曇野から湧き出るもくもく雲がやってきた

7/14 14:02

氷河地形の見本がたくさんある氷河公園です！！次は是非行ってみたいです

7/14 14:03

分岐看板の向こうに本日最後のピーク南岳です。この辺りはとても歩きやすい道になりました

7/14 14:15

南岳への登り。来た道を振り返ったらガスが…

7/14 14:34

暗いザックの中からやっと出て来れたね！陽の射した南岳です

7/14 14:42

まったりした後、小屋へ下りていきます。ふとんは余裕で一人一枚でした

7/14 17:00

夕ご飯、いただきます！

7/14 18:05

夕飯後に外へ散歩、屏風岩がそそり立っている

7/14 18:06

コケモモの小さな花

7/14 19:41

夕日シヨーは雲に隠れてよく見えず、しかし日が沈んだ空は美しいです

7/15 4:39

おはようございます！三日目、みなさんが立ってる展望台の向こうから朝日！！

7/15 4:40

朝日に染まる笠ケ岳、遥かに白山、南岳の山影も

7/15 4:44

大キレットも朝日に染まる。信州側と岐阜側のコントラストがすごい

7/15 4:46

北穂の頂上にも人がいますね！

7/15 4:49

白山めっちゃ綺麗！

7/15 5:00

朝ごはん、いただきます！ご飯も味噌汁も、当然のごとくたっぷりおかわりを♪

7/15 5:37

出発前に笠が岳と白山、この構図気に入ってしまった

7/15 5:50

早朝の大キレットはウラオモテの激しそうな表情でした。南岳小屋からのザレた急下りがアサイチでビビりました。岩場で多少の渋滞が発生中

7/15 5:50

下りてきた道です。ザレザレの下りは神経使いました

7/15 5:52

まだ半分寝てる頭で、高度感を感じる下りです

7/15 6:15

逆から来たら、きっとあのジャンダルム2号みたいな岩山が、最後の要塞みたいに見えるんだろうなと思いつつ

7/15 6:15

新行方向を見ると、本当に北穂小屋まで着くんだろうかと不安になる道です。とりあえず、中央部に尖った長谷川ピーク目指します

7/15 6:35

この辺りのイワイワは楽しかったです

7/15 6:45

ツルっと滑る岩にペンキで案内が書いてあります。この辺りがキレットの底？ここに来れて本気で嬉しい(^o^)

7/15 7:01

長谷川ピーク手前の岩場です

7/15 7:05

Hピークきた〜！みんなこうゆう写真になる気持ちがわかります。岩にへばりついています

7/15 7:05

長谷川ピークから、ここまでの道を振り返ります。要塞のような岩山から下りて登ってきました

7/15 7:05

下を見るとこんな切れ落ち具合

7/15 7:06

岩の切り立ち様がすごい。クライミングなどはやらないので、こんな地形はめったに見れないぞ。中央部に小さく何人か写ってるところがルートです

7/15 7:06

Hピークから岐阜側を覗くとこんな。岩が同じような角度できっちり傾いている。面白い、すごすぎる。これが見たかった！！！

7/15 7:11

そして下ります。事前勉強したDVDやブログなどで、大きな岩を岐阜側に乗り越すのが一苦労と聞きましたが、どこだったのかわからず…風が弱いので大丈夫でした

7/15 7:17

長谷川ピークが渋滞してないのをいいことに写真撮りまくり。ピークからちょっと下りて振り返ります

7/15 7:18

で、鎖を頼りにさらに壁を下ります

7/15 7:20

ここの通過はかなり心配でしたが、なんと親切な足場手がかりがたくさんです。慎重に行動すればチビでも行けることに感動！！ありがとうございます(T-T)

7/15 7:23

あの上から下りてきました。もはやどこを通ったのやら…白丸を通ったのでしょう(;^ω^)
ボルダリングジムでは手足届かない問題で悲しくなりますが、このような亀裂たくさんの岩場では何かしらの足場を見つけられる楽しさがあります

7/15 7:28

進行方向、どこを歩くんですかと言いたくなるコースです

7/15 7:30

奈落の底に下りて行くような鎖、岩に釘も打ってあり、見た目よりも足場はあります

7/15 7:31

整備された渡り廊下みたいな橋を渡りA沢のコルです

7/15 7:40

ここに来るまでにも、ちょいちょい休んでますが小休止です

7/15 7:53

では北穂小屋までがんばりましょう。尖ったHピークと朝イチで歩いてきた道

7/15 7:56

バックは笠ヶ岳や裏銀座でとても良い景色です

7/15 7:56

A沢のコルからどんどん登り上げます

7/15 8:06

ついに来た、飛騨泣き！

7/15 8:10

飛騨泣きを登って行きます。登るより、向こうから下りる方が数倍恐いだろうと思いました

7/15 8:14

飛騨泣き登ると、岩にへばりつくように進みました

7/15 8:15

信州側に出て一枚岩です。堅固な足場が設置されていてありがたいです。ここの鎖は太くて手が回らなかったです

7/15 8:17

左上に北穂高小屋が見えてきました。とりあえず小屋まで、その後は天候と疲れ具合で涸沢にエスケープ…というのも、考えてました

7/15 8:21

かなりザレてて下りたくない道です

7/15 8:23

振り返って、奈落の底から這い上がるとはこのことだと思いました

7/15 8:33

ちょっと平らになったけど

7/15 8:39

ここからが長いんだよね(^^;;

7/15 8:56

もうすぐ北穂高小屋だ〜！

7/15 9:19

北穂高小屋着いた！まずは腹ごしらえです。南岳小屋のお弁当を(^o^)

7/15 9:43

うわーこれ来たんだ。人間って歩けるもんだ！

7/15 9:44

常念山脈もクリアに快晴、かなり遠くの山まで見えました

7/15 9:55

また来たよ！北穂高山頂！！

7/15 9:55

天気も良いし涸沢へ下りる選択肢は無くなり、予定通り穂高岳山荘へ行きましょう！！

7/15 9:56

あれがかの有名な滝谷ドーム？かっこいい岩だと見てたら

7/15 9:56

登ってる方がいる、すごい！

7/15 10:04

北穂南峰に向かいます。振り返ると、残雪期にえっちら登った北穂沢の雪の名残です

7/15 10:18

やっぱこの絵はたまらないわ〜

7/15 10:18

大キレットもだけど、この道こそ油断大敵です

7/15 10:28

イワイワゴツゴツ…なんかキレットより鎖が少ない気が…

7/15 10:31

小さなテラスみたいなところ、眺め抜群

7/15 10:35

また鎖で下りて行く

7/15 10:53

鎖の無いトラバースが地味に恐かったりします。微妙な渋滞発生中

7/15 11:02

立ちはだかる黒い要塞のような涸沢岳

7/15 11:20

最低コルに着きました

7/15 11:20

前穂の尾根が美しい

7/15 11:21

コルでイワベンケイとイワツメクサの共演、笠ヶ岳に雲が湧いてきました

7/15 11:22

どんどん登り上げて

7/15 11:27

振り返る。涸沢槍はもう過ぎたらしい

7/15 11:27

近づく黒い岩山

7/15 11:33

ここは鎖があって気分的に安心

7/15 11:50

登ったり下ったり忙しい… 同じルートを行くお兄さんおじさま達が速くて、なんかすみませんって感じでした

7/15 11:54

こちらは鎖が無いので岩を掴んで通ります。雨が降ったら滑るだろうな…中央上の辺りに、核心部と思われる岩に釘が刺さったところがあり、ちょっと渋滞しています

7/15 11:57

次の鞍部から振り返る。途中で、山岳救助隊の方に追いつかれて見守っていただきました(^^;;

7/15 12:03

ヤナギみたいな花、なんだろう→タカネミネヤナギだそうです。pinchanありがとうございます😊

7/15 12:12

鎖→ハシゴ→釘の3連チャンの手前です。重要なその場所は、救助隊の方に後ろから見守られてたので申し訳なく、写真撮らずに通過してしまいました。本当はこの辺りが、一番大変でした

7/15 12:16

大キレットにも思ったよりお花はたくさんあり、シコタンソウもよく見かけました

7/15 12:22

激しい登りの後にちょっと平らになり振り返りました。涸沢岳へはもうすぐ

7/15 12:22

岐阜側の吸い込まれそうな谷を眺めてみる

7/15 12:22

人がたくさん立ってる涸沢岳

7/15 12:22

からの、屏風岩まで

7/15 12:25

雲の中から笠ヶ岳も顔を出しました

7/15 12:27

ジャンダルムが間近！！かっこいい…

7/15 12:34

やったー本日最後の山頂涸沢岳！！！切れ落ちっぷりが半端ない！！

7/15 12:37

涸沢岳は傾いた山頂で座れる場所も限られて、人も多くウロウロしてしまいました(^-^; 本日の小屋へ下ります

7/15 12:41

すごいところ来たもんだ。違う意味で絶景の稜線歩きでした

7/15 12:58

奥穂高岳と小屋とヘリポート

7/15 16:53

安全な場所に来たので前穂の尾根バックに記念撮影！！

7/15 18:41

ここへ来たらジャンダルムを拝もうと思ってました。夕暮れのガスからぬっと顔を出してくれました

7/15 19:03

雲のおかげでドラマチックな夕陽でした

7/15 19:03

夕陽に染まるジャンダルム

7/15 19:07

火の玉のような太陽

7/15 19:12

沈んだ名残の空も素晴らしい

7/16 4:36

4日目、朝ごはんに並んだため朝日は見れず、夜明け前にちらっと外へ。雲海に八ヶ岳のシルエット

7/16 5:39

穂高岳山荘は人たくさんいました。お世話になりました！

7/16 5:43

この子もよく見かけたけどお名前は…？？→これもpinchanに教えていただきました、クモマグサ。これがクモマグサなんですね！ありがとうございます！

7/16 5:45

岩場でよく見たイワヒゲ

7/16 5:51

大好きなイワウメは、どこも花盛りでした（*^_^*）

7/16 5:51

これはツガザクラかな

7/16 5:51

穂高岳山荘があんな遠くに

7/16 5:52

涸沢岳山頂にも人がたくさん。よく歩いたな〜

7/16 5:52

憧れの裏銀座！！

7/16 5:57

今回も良い景色をたくさん見せてもらった笠ヶ岳、ありがとう！！

7/16 5:57

岩の迫力がすごくて圧倒される〜 けど美しい

7/16 5:57

奥穂へラストスパートです

7/16 6:19

奥穂高岳着いた！！やった〜(^O^)／

7/16 6:19

ジャンダルムが目の前です。縦のクラックがすごい！！異様な雰囲気を漂わせてる

7/16 6:20

奥穂山頂で、歩いた道バックに記念撮影！！よくがんばりました！！！

7/16 6:25

あぁ、この道は本気で危険な匂いだ…

7/16 6:25

乗鞍と焼岳が見えます。焼岳はザ・火山といえる見た目です

7/16 6:26

よくわからないけど、あの奥の山にも行ってみたい

7/16 6:26

奥に薬師岳と手前に三俣蓮華かな？

7/16 6:26

水晶岳やワリモの辺り

7/16 6:26

槍ヶ岳から、歩いてきた道が一望のもとです（＾∇＾）その左奥には

7/16 6:26

遠く立山三山と剱岳が

7/16 6:27

山頂でゆっくりしてしまいました。誰もいなくなった奥穂高山頂と祠

7/16 6:33

では前穂へ向けて出発！

7/16 6:36

我らが浅間山は伸びやかなシルエットに

7/16 6:36

針ノ木と蓮華と鹿島槍、遥かな白馬は滝雲らしき雲の中

7/16 6:43

振返って、てっぺんの奥穂から下りてきました

7/16 6:46

ピンクがかわいいタカネヤハズハハコ

7/16 6:48

鎖を下ります

7/16 6:49

下りてきました。鎖使わなくても下りれなくもない、しかし足場が遠くて結局使わざるを得ない…

7/16 6:53

吊尾根って下るの何気にハードではないか？

7/16 6:57

スラブの鎖はおっかない。しかも足場がありそうなのに足置きづらい

7/16 6:57

前の写真の鎖下部です。最後は鎖なし、これは登りの方が気楽だわ

7/16 7:01

遠くの岩にカモシカが

7/16 7:01

一人で何を見つめてるのかな

7/16 7:08

紀美子平目指してどんどん下ります。気持ちいい道ですが、なぜか多少の恐さを感じます

7/16 7:25

綺麗なヨツバシオガマ、吊尾根も花がたくさんです

7/16 7:26

前穂に近づいてきた！行くから待ってて！

7/16 7:48

こうゆう鎖の無い、岩もちょっとオーバーハング気味のトラバースが、けっこう恐かったりします

7/16 7:52

なんだかミニチュアのジオラマ見てるみたいな感覚を覚えます

7/16 8:04

この岩場は奥穂から来ると、道がわかりづらくて間違えましたが復帰しました

7/16 8:05

花畑と西穂の尾根と焼岳が、見頃にコントラストを作っている。あっちの尾根もかっこいいなぁ。

7/16 8:08

紀美子平に到着、では最後の山頂、前穂高岳へ！！

7/16 8:28

ハードな道じゃないか〜コースタイムもあてにならないよ〜(-。-;

7/16 8:35

うっ…岩がデカイ…

7/16 8:40

前穂頂上直下です。イワイワオンパレード

7/16 8:58

頂上に着きました！最後に富士山をきっちり収め

7/16 8:58

やはり八ヶ岳のシルエットが美しい

7/16 9:03

あーこれ全部歩き通したのね〜！！もう充実感満載です。人間って歩けるもんです

7/16 9:11

前穂で記念撮影！！

7/16 9:23

紀美子平へ下りていきます。鎖もなく岩登りな前穂への道。おっかないです

7/16 9:58

岳沢へ下ります。下り始めは、外人さんが渋滞してて待ち時間長い状態でした。そしてこの少し後、背後を歩いてたおじいさんがバランスを崩し倒れかかってきて足を踏まれました。危なかった…(>_<)

7/16 10:16

美しいイワギキョウの藤色

7/16 10:19

どんどん下るよ岳沢まで。しかもガレている下りは苦手だから大キレットよりも緊張… 一方chayiseさんは前穂から上高地までは何ともなかったとのこと。普通に下りていきます

7/16 10:31

振り返ればさっきまでいた尾根が

7/16 10:47

愛しのウサギギクは、ここだけで発見しました。これからが見頃なのかな

7/16 10:55

カモシカが立ちそうな場所って意味なのか？上から見ていた尾根を、あっという間に下から見上げる高度です

7/16 10:58

やばっ何これ、ビビる…

7/16 11:10

小屋が見えてきて垂直な長いハシゴです。疲れた足がもつれないように！

7/16 11:15

これもたくさんいた、オトギリソウ。正確な名前は…？

7/16 11:15

地味な味のある花、シュロソウか。ここだけで見つけました

7/16 11:20

ハクサンフウロとニッコウキスゲの花畑です。熱中症になりそうな暑さでヘロヘロな急下りでの癒しです

7/16 11:21

このお花にも励まされた、グンナイフウロ

7/16 11:26

小さく小屋が見えてきた！が、まだ遠い〜
それにしてもなんていい景色でしょう

7/16 11:55

岳沢小屋に到着！見上げるかっこいい岩峰見てたら、登りたい欲求にかられてしまいます。というぐらいナイスロケーションの小屋です

7/16 12:43

小屋でお昼をいただきました。では、岳沢小屋を出発です。クルマユリのお見送りです

7/16 13:01

小屋を出てすぐ、沢を渡った後に道間違えてなぜか岳沢本流に下りてしまい10分くらいロス！下山こそ油断しちゃダメですね。シャクナゲまだ咲いてたー！かわいいな♪

7/16 13:07

岳沢小屋からどんどん下ります。途中で、イネ科か何かの花粉に反応したのか咳が止まらなくなり、落ち着くまで道端で休憩しました。花粉症の薬飲んでなかったのが失敗だった…

7/16 13:31

風に揺れるクガイソウ

7/16 13:53

岳沢越しの尾根もかっこいいなぁ。まぁ破線ルートですけど(^_^;)　西穂までは行きたいな（＾∇＾）

7/16 13:53

上高地が近づいて？きました。絶景パノラマ見ながら下れるのは楽しい♪

7/16 13:55

ふっくらしたホタルブクロ、登山道のちょっとしたお花に癒される下山道

7/16 14:15

上高地に近づくと、どこか北八ツに似てて、好きな雰囲気です

7/16 14:20

今回は危険なルートを歩いたため、数々の小さなお花に本気で癒される山旅でした

7/16 14:32

おーやったー！！もう上高地だ！！今回は長い林道歩きはなかった！が、足はかなりキテる…

7/16 14:36

シメで岳沢湿原に立ち寄り癒されました

7/16 14:45

稜線には雲がかかりました。無事に下りて来れてよかった！！大変おつかれさまでした！！！また来るねとは今は言えないけど(^^;; 振り返れば楽しかったよキレットと穂高！！！（＾∇＾）

感想

hiibou

山登りを始めた頃、本屋で『超火山・槍穂高』という本を見つけ買いました。あの尖った槍は大昔の超巨大な火山噴火が元となりその後隆起してできた山、しかも穂高も同じくカルデラ火山噴火で、あの辺り一帯は氷河で削られ槍は尖り大キレットができた云々…という壮大なことが書いてありました。その時、槍穂高に強い憧れを抱き登りたいと思いました。しかし大キレットは…(^^;; いつか自分も、大キレットの底に降りて大昔の地球の営みに触れてみたい、でもまぁ行けないだろうとその時は思いました。一方chayiseさんはずっと行きたかったようで、私も体力がついてきたらしいので気合い入れて有休を取り行くことになりました。

今回はヤマレコおすすめルートそのままの、槍ヶ岳も再訪しつつのフルコース。大キレットと北穂、穂高岳山荘間はもちろん緊張感で満たされましたが、槍沢ロッジから南岳までも道のりが長いです。槍から南岳は全体的に歩きやすい道ですが、地図の見た目よりアップダウンがありました。あと気をつけるべきは、3日歩いた後の岳沢小屋までの急下りでした。石ゴロの段差が大きくて短足には辛く、次来るとしたら重太郎新道は登りたいです(・・;)吊り尾根も、どちらかというと登った方が楽かなと、個人的には感じました。穂高は危険箇所には鎖やハシゴなどがありますが、それほど危険に見えないトラバースなどで鎖がないと岩を手がかりに歩くので、事故が起きる場所ってそんな場所なのだろうと思いました。

南岳小屋の宿泊者は偶然なのか女性が極端に少なく、男子校の雰囲気で面白かったです。テント場には様々なパーティがいたかもしれません。テン場は広くてテントはたくさんあり、朝夕とも眺めが良いロケーションなので最高だろうと思いました。女子が少ないからか、男女別のおトイレ女子用はとてもきれいでした。

大キレットは、長谷川ピークなど切り立っていますが強風雨天時でなければ、落ち着いて行動すればチビでも行ける足場と手がかりの多さに感謝しました。時々、自分的に足場に足が届かない問題が頻発しましたが、よく探すと小さな足場がたくさんありました。私の中では高度感の恐怖よりも、足場を確実に探す集中力を途切れさせない方が重要でした。
涸沢岳までの最後の登りは急で大変でしたが、後から追い付いてきたパトロール中の山岳警備隊員さん達に優しく見守っていただき、なぜか気持ちが楽になりました。警備隊の方々には頭が下がります。
紀美子平から下り始めてすぐ、後ろのおじいさん（に見える…）が突然バランスをくずして倒れかかってきました。鎖場なので避けることもできず、体が岩場にぶつかり右足を踏まれてしまい、謝られましたが下山中もしばらく痛くて困りました。幸いザックが岩とのクッションになったので、ケガはありませんでした。その人は壊れたストックを使っており間隔を空けて歩いてなかったので、下で偶然様子を見ていた警備隊の方々に何度か注意されましたがストックをしまうことはなく、険しい場所で恐いのは岩場よりも人災だと再認識しました。これから下山時は、足取りが怪しそうな人にはどんどん先に行ってもらおうと思います(^_^;)

槍ヶ岳〜南岳の辺りと大キレット〜奥穂前穂では全然地形が違うので、距離的には短い区間なのに途中から違う山に入った感覚を覚えました。しかし険しい岩場にも、今時期はお花がたくさん咲いていて植物に大変癒されました♪時間的にも体力的にも、お天気の関係も考慮するとなかなか来れない道だと思うので、今回はお天気に恵まれ最高でした。
登山家だった田部井さんがとあるDVDで言ってた、夢は持つべき必ずかなうという言葉が思い出されます。chayiseさんも念願かなって嬉しそう(^o^)一生にいくつかしかない特別な思い出になりました！！！槍穂ありがとう！！！長々とご覧いただきありがとうございました(*^o^*)

コメント

うえはる

ステキな夏の大冒険!(^^)!
hiibouさん、やったね
本当に安定した天気のなか、すばらしい景色を満喫しながら
最高の稜線を歩き切ったのでは
涸沢から穂高を望んでいた時にちょうどお2人があの稜線をあるいていたのかな
上高地ではたぶん近くにいたんだろうな〜
会えなくて残念
これからも山に花にステキな山歩き楽しんでください

hiibou

近くにいらしたんですね！
ueharuさん こんばんは！
めったにない、最高の稜線歩きでした(*^o^*)
レコを拝見して、ueharuさんたちも同じ日に北穂、さらに翌日は上高地にいたんだとびっくりしました。しかも同じような時間に下山とは、再会したかったですね！
この時期は夏のお花もいいですね。お互いにお山をもっと楽しみましょう(^o^)

papiban

お疲れサマー
hiibouさん、chayiseさん、こんにちは。

長谷川ピーク前後,飛騨泣き,涸沢岳への登り,吊尾根と、難所を越えての槍穂の縦走、天気にも恵まれ、花にも迎えられてとても素敵な山行だったことと思います。

このコース、私も昨夏歩きましたが、hiibouさんのレコにもあるように涸沢岳への登りの「クサリ→ハシゴ→ボルト」が一番ハードだと思います。ここをクリアできるなら、西穂〜奥穂を除けば、北アの一般ルートは何処でもOKではないでしょうか。これからもいろいろ歩いて、レコアップして下さい。楽しみにしていますので。

hiibou

難所続きの穂高(^^;;
papibanさん こんばんは！
今回はたくさん難所を超えて歩いたので、達成感満載でした(^o^) 涸沢岳への登りは、大キレットより大変と感じましたよ。キレット超えて疲れてるからかもしれないですが、岩に刺さったあのボルト…（釘じゃないんですね！）
ジャンダルムはかっこいいですが、西穂〜奥穂の稜線は見るからに恐ろしくて、自分にはちょっとキツ過ぎです(^^;;
これからも無理なく安全登山で邁進しようと思います☆

pinchan

すごい！！
お久しぶりです！
難所連続のルート、素晴らしい天気に恵まれて、良かったですね！
いいなー。いつか行ってみたい…と思うけど、体力がない&運動神経がない…で、レコ見るだけ
ヤナギみたいのは多分タカネミネヤナギかな。
あと、かわいらしい丸い花びらのお花はクモマグサですかねー。

hiibou

Re: すごい！！
お久しぶりです〜(^○^)
この時は、本当に天気に感謝でした！私も自分がキレットなど行くとは思ってなくてドキドキでしたよ。
お花の名前ありがとうございます！！歩きながらふと、pinchanが見たらお花の名前全部わかるんじゃないかと思いました( ^ω^ )
大キレットと、北穂〜奥穂間は別々の機会に歩く人も多いようです。確かに、一発で両方はちょっと疲れます(^^;;
特に大キレットは足がかり手がかりはしっかりしてるので、天気の良し悪し、風の強弱で歩きやすさが違うと思います。北穂へも涸沢岳へも、逆ルートも同じかもしれないですが最後の登り上げがこたえるので、そこは体力と気合いです！いつかの目標にしてみるのもオススメです( ^ω^ )