北アルプス周回3日間。黒部五郎、薬師、雲ノ平、水晶、鷲羽、笠。新穂高より。


- GPS
- 61:27
- 距離
- 81.3km
- 登り
- 6,671m
- 下り
- 6,672m
コースタイム
- 山行
- 12:16
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 13:31
- 山行
- 9:43
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 11:22
- 山行
- 10:17
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 11:29
天候 | 3日間とも晴れ曇り。ガス多し。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
夏のロングハイク。
新穂高からぐるっと北アルプスの周回コースを満喫してきた。
Day1
深夜着の新穂高無料駐車場はまさかの満車表示。鍋平スタートだとそもそも今回の計画が成り立たない!何とか1台空いてる場所を発見して2時間ほど仮眠できた。
深夜2時スタート。満点の星空と思っていたのに空には星が1つも見えない。黙々と林道を歩く。鏡平で朝日に染まるきれいな槍をと思ったけれど、ここもガスガス。
双六小屋でやっと青空だ。と思ったのもつかの間、双六岳も三俣蓮華岳も真っ白。。。
黒部五郎へ向かう稜線でやっと晴れ間が見えてきた。この雄大な景色がみたかった!
黒部カールはとてもきれいな雰囲気でコバイケイソウが咲き乱れていた。山頂は残念ながらガス。曇り空の登山道は雷鳥によく会う。親子連れや砂浴びなど疲れた体に癒しを与えてくれた。北ノ俣岳を通過してからの雪渓越しの景色も美しかった。
太郎平小屋で大休憩。地元の女子高生と思われる団体がにぎやかに休憩していた。今日の宿までもうひとがんばり! 薬師岳山荘に無事到着。薬師のピークは明日のご来光に置いておこう。
薬師岳山荘はとてもいい小屋でスタッフも親切。ただ350mlのビールが700円は高かった!
34.5km、+3,591m。
Day2
ご来光を見に朝食前に薬師のピークへ向けて出発。予報とは裏腹にまたガスガス。山頂ではわずかの可能性にかける人たちでいっぱいだったが今日もご来光は見れず。山荘で朝ご飯をいっぱい食べて2日目スタート!
薬師岳山荘は水が乏しかったので太郎平小屋で水分補給。ここから薬師平小屋へ一気に下る。
沢の水は綺麗で冷たくとても良いロケーションに立っている小屋だった。高天原との分岐を雲ノ平方面へ直登する。なかなか歯ごたえのある上りだった。訪れてみたかった雲ノ平、小屋の雰囲気や音楽など人気なのも納得。ただ混み具合も半端なさそう。いつか空いてる時に泊まってみたい。天気も回復してきて祖父岳からは水晶と鷲羽ドカンと見える。遠くには槍ヶ岳も。
水晶小屋で絶景の中1000円もする月見うどんを食べて体力回復! 水晶鷲羽のピークからの眺めも素晴らしかった。下って三俣山荘に到着。情熱大陸で見た元気なご家族が迎えてくれた。
テラスで声をかけていただいたのは黒部五郎の小屋で出会った2人組。お菓子もいただいて夕食までの楽しい時間を過ごせた。夕食は名物のジビエシチュー。おなかいっぱい食べておやすみなさい!!が、小屋は大混雑、食事は4回転、布団は3人で2枚。知らないオッチャンに挟まれてぐっすり(笑)
Day3
今日こそはご来光を!4時スタートで東の空は既に薄いオレンジ色に。槍のシルエットが浮かぶ。鷲羽はまるで富士山みたい。三俣蓮華からじっくり見ようと思ったのに、巻道ルートの分岐でガスが湧き出し真っ白に。ピークはやめてお弁当を頂く。三俣山荘のお弁当は酢飯に焼魚、かなり美味しかった。諦めて巻道ルートを歩き出すとガスも晴れ、雲の中からご来光。今日はいい天気になりそうだ!巻道ルートの景色も朝日を浴びて素晴らしかった。双六小屋を超えて稜線の遠くにピークが見える。待ってなさい、笠ヶ岳!弓折乗越から大ノマ岳の稜線歩き、槍穂を見ながら気持ちよく進む。抜戸岳付近では槍穂はガスに、ピークへの道はマーク少なくよく分からない。振り返ると歩いてきた薬師や水晶がよく見えた。最後のピーク笠まであと少し!この辺りから笠もガスに包まれだす。
小屋でビールを買って山頂で至福の時間。景色が見えればなお良かったが、3日間の旅を振り返る。このビールがいけなかったのか、笠新道の下りはヘトヘトだった。このルートは登りも下りも地獄。林道に出た所で三俣山荘で楽しく話したお二人とまたまた遭遇。コースは違えど毎日会うなんて不思議なタイミング!地味に林道歩きも長かったが無事ゴール!
初めてのソロの泊まり山行、実に充実の3日間だった。
83.6km、+7,125m
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