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Yamareco

記録ID: 216949
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

北アルプス大馬蹄形縦走(立山〜薬師〜黒五〜鷲羽水晶〜読売新道)

2012年08月16日(木) 〜 2012年08月18日(土)
 - 拍手
GPS
30:01
距離
67.9km
登り
5,842m
下り
6,800m

コースタイム

8月16日:
室堂7:11→7:45一ノ越山荘→8:14雄山→8:26大汝山→9:46鬼岳東面→10:29獅子岳→11:23五色ヶ原山荘→11:50鳶山→13:02越中沢岳→14:23スゴ乗越→14:57スゴ乗越小屋(テント泊)
8月17日:
スゴ乗越小屋3:04→4:52北薬師岳→5:50薬師岳→6:18薬師岳山荘→7:05薬師峠→7:29太郎平小屋→8:37北ノ俣岳→11:11黒部五郎岳→12:22黒部五郎小舎→13:58三俣蓮華岳→14:20三俣山荘(テント泊)
8月18日:
三俣山荘3:51→4:54鷲羽岳→5:59水晶小屋→6:32水晶岳→7:11温泉沢ノ頭→8:19赤牛岳→10:28奥黒部ヒュッテ→11:26平ノ渡→(12時20分の渡船)→14:08ロッジくろよん→14:28黒部ダムレストハウス
天候 8月16日 曇ときどき小雨、少し晴れ間
8月17日 晴れのち曇・雨
8月18日 晴れのち雨
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:
さわやか信州号 新宿(22:30発)〜室堂(7:15着)
http://www.sunshinetour.co.jp/alpen/tokyo/online.html

帰り:
黒部ダム〜扇沢 14:35トローリーバス1500円 10kg以上の荷物量200円
扇沢〜大町温泉郷 バス 15:00 990円
大町温泉郷〜信濃大町駅 バス16:15 510円
信濃大町駅〜松本駅 信濃大町駅16:44 白馬花三昧NODOKA号(臨時列車、全席指定)
コース状況/
危険箇所等
※奥黒部ヒュッテからダムまでの道は、直前にコース状況確認が必須です。電話で問い合わせをした室堂山荘のスタッフの方によると、毎年雪のために登山道は崩壊?するそうです。そして毎年補修して通行可能にするそうです。8月18日の時点で「7割程度の修復だが通行は可能」(奥黒部ヒュッテの御主人より)とのことです。実際、木製梯子の修理をされている方が複数名いらっしゃいました。また一度通行可能となっても集中豪雨等で沢にかかる橋が流されて通れなくなることもあるようです。

・室堂〜一ノ越山荘〜大汝山:山荘までの遊歩道に途中小さい残雪歩きあります。立山までは観光客?も登ってきて混雑します。
・一ノ越山荘〜五色ヶ原山荘:数か所雪渓歩きありますがアイゼンは不要です。鎖・梯子少しあり。
・五色ヶ原山荘〜スゴ乗越小屋:越中沢岳から下りがきつく岩・ガレで注意が必要です。ロープ場の急な下りありちょっと注意です。この区間、アップダウンが少々きつく頑張りどころです。
・スゴ乗越小屋〜薬師岳:北薬師手前から岩場になってくる。やせているところもあり足元注意です。
・薬師岳〜太郎平小屋:薬師岳からの下りは広いのでガス時は注意が必要らしいです。薬師峠手前は沢状態になっています。
・太郎平小屋〜黒部五郎岳:問題ありません。
・黒部五郎岳〜三俣山荘:カールルートは晴れていれば問題ありません。沢を数回渡ります。三俣蓮華岳の巻き道分岐やや手前がちょっとザレがあり滑落注意です。
・三俣山荘〜水晶小屋:問題ありません。
・水晶小屋〜赤牛岳:水晶岳からしばらくの下りまで岩場が続きます。水晶岳〜赤牛岳まではマーキングが乏しいないし古くわかりづらくなっている場所が多くなり、ガスった時は要注意です。途中のピークも巻き道と稜線上の道があるのか、西側に巻いたところ、上のルートと合流しました。
・赤牛岳〜奥黒部ヒュッテ:赤牛岳を過ぎるとマーキングが逆に多くなりこれは安心度高いです。赤牛岳からしばらくいったところに崩壊地がありロープがはってあります。ここは注意。その後はガレや大岩の上を歩き、その後しばらくして樹林帯になってきます。樹林帯の上部は苔のついた石がとても多く滑りやすいです。3/8あたりから歩きやすい道になってきますが2/8の道標がでてから急下降で梯子・ロープがでてきて、それを過ぎるとまた歩きやすくなってきます。下りオンリーだと思ったら実は少し登りもあります。長いですが思ったほどではありませんが、雨後などだと滑りやすく大幅に時間がかかりそうです。この日はぬかるみはあったものの、思った程ではありませんでした。
・奥黒部ヒュッテ〜平ノ渡:最大の核心部と思われます。切れ落ちてしかも道幅のあまりない登山道が続き、よくぞこんなところに道を作ったなというところに木製の梯子・橋が多数のアスレチックコース。滑落要注意ですし滑落したらさようならです。ストックはしまいましょう。またザックの横にテントマットなどつけている方は左側にしたほうがいいかも(ダム右岸を歩くため)。
・平ノ渡〜黒部ダム:平ノ小屋からは左岸を歩きますがやはり片側が切れ落ちている道を主に歩きます。梯子は長いのがありますが、全体には少なめ。沢を数回木製の橋で渡ります。アップダウンも適度にあります。ロッジくろよんからは遊歩道です。遊覧船乗り場からは観光客が大勢いるので、ロッジくろよんで体裁を整えましょうw

☆下山後の温泉:大町温泉郷バス停留所から歩いてすぐの薬師の湯
http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/guide.htm

☆テント場:
スゴ乗越小屋500円 水場は小屋前の蛇口、トイレは小屋内(小は小屋外にもあり)
三俣山荘500円 水場はテント場にあり、トイレは小屋内

☆北アルプス大馬蹄形について:
・馬蹄形縦走といえば谷川馬蹄形縦走が有名ですが、その他にも丹沢馬蹄形縦走等各地に馬蹄形の形に縦走できるルートがあります。しかし、このコースほど大きい馬蹄形縦走ができるルートはなかなかないように思います。馬蹄形縦走のよいところは、自分の歩いてきたor歩くルートを横に見ながら歩けることです。
・今回のルートのみではなく水晶小屋から先を裏銀座〜後立山につなげていくとこれも馬蹄形縦走になりそうですがこれもきつそうです。
・高橋庄太郎さんの「北アルプス テントを背中に山の旅へ」を最近読む機会がありましたが、この本に「挑戦的長距離縦走ルート」として4つのルートが紹介されています。そのうち2つの立山〜薬師と読売新道。この2つを一度に歩ける非常にお得なコースどりです。しかも、この2つのルートは比較的人が少なく静かな北アを楽しむ会向きです。
・読売新道を歩くには一般的には2泊は必要ですが読売新道のコースタイムが長いため、通常は前泊は雲ノ平か三俣山荘か水晶小屋にする必要があると思われます。又はルーファイができれば高天原山荘に泊まって温泉沢の頭経由で行くのもありかもしれません。三俣山荘泊の場合は鷲羽でご来光のパターンがお勧めです。なお14:20までの平ノ渡の渡船に乗船できれば最終までのトローリーバスで当日下界に辿り着ける可能性がありますが危険箇所がある道なのであせらずにいったほうがいいです。

<参考山行>
・こちらの記録は登山道の状況など詳細で大変参考になりました。
http://www.geocities.jp/madokadreamheart/tozan/2004ok/00.htm
・ヤマレコ内の記録で参考にさせて頂きました。
kae0701さん、wallabeeさん
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-127551.html
takukinoさん
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-95562.html
1日目。おはようございます。
嬉し恥ずかしの初室堂は曇り。
大汝山山頂ですがガスで何も見えません。そして強風です。

2012年08月16日 08:26撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/16 8:26
1日目。おはようございます。
嬉し恥ずかしの初室堂は曇り。
大汝山山頂ですがガスで何も見えません。そして強風です。

雪渓を数か所渡ります。
2012年08月16日 09:59撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/16 9:59
雪渓を数か所渡ります。
チシマギキョウ?
2012年08月16日 10:18撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/16 10:18
チシマギキョウ?
獅子岳のあとに梯子・鎖場など。
2012年08月16日 10:44撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/16 10:44
獅子岳のあとに梯子・鎖場など。
五色ヶ原山荘。
時間帯が中途半端で、人の気配がありませんでした。
晴れていれば凄くいい場所なんでしょうね〜
2012年08月16日 11:23撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/16 11:23
五色ヶ原山荘。
時間帯が中途半端で、人の気配がありませんでした。
晴れていれば凄くいい場所なんでしょうね〜
ウサギギク
2012年08月16日 11:32撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/16 11:32
ウサギギク
ハクサンフウロ
2012年08月16日 11:34撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/16 11:34
ハクサンフウロ
コオニユリ
2012年08月16日 11:46撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/16 11:46
コオニユリ
曇りですが贅沢はいいません。
2012年08月16日 11:56撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/16 11:56
曇りですが贅沢はいいません。
と思ったらやや展望が開けていました。
無欲の勝利?です。
2012年08月16日 12:02撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/16 12:02
と思ったらやや展望が開けていました。
無欲の勝利?です。
なんとゴールの黒部ダムが見えました。
ここから下って行けば簡単に行けそうです(笑)
2012年08月16日 12:16撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/16 12:16
なんとゴールの黒部ダムが見えました。
ここから下って行けば簡単に行けそうです(笑)
越中沢岳。
比較的静かな稜線ですが、山頂にお二人いらっしゃいました。
2012年08月16日 13:02撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/16 13:02
越中沢岳。
比較的静かな稜線ですが、山頂にお二人いらっしゃいました。
数少ないロープ場ですがこの下りは要注意です。
足が短く下まで届かずロープの助けをかりました(笑)
2012年08月16日 13:28撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/16 13:28
数少ないロープ場ですがこの下りは要注意です。
足が短く下まで届かずロープの助けをかりました(笑)
明後日歩く水晶〜赤牛岳の稜線。
歩いてきたorこれから歩く稜線を横に見て歩くのが馬蹄形縦走の醍醐味です。
2012年08月16日 13:30撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/16 13:30
明後日歩く水晶〜赤牛岳の稜線。
歩いてきたorこれから歩く稜線を横に見て歩くのが馬蹄形縦走の醍醐味です。
スゴ乗越小屋が右下に見えてきました。
ですがここからまだ遠いです。
2012年08月16日 13:36撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/16 13:36
スゴ乗越小屋が右下に見えてきました。
ですがここからまだ遠いです。
ニッコウキスゲ
2012年08月16日 14:39撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/16 14:39
ニッコウキスゲ
スゴ乗越小屋。
静かな小屋というイメージでしたが、小屋泊・テント泊の方とも意外に人がいました。
小屋前は展望が開けていていい感じの場所です。
2012年08月16日 14:57撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/16 14:57
スゴ乗越小屋。
静かな小屋というイメージでしたが、小屋泊・テント泊の方とも意外に人がいました。
小屋前は展望が開けていていい感じの場所です。
えーマイ別荘。
フライのたるみは体のたるみ、ガイラインのゆるみは心のゆるみを表していますw
奥のザックは学生さんのです。
2012年08月16日 15:23撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/16 15:23
えーマイ別荘。
フライのたるみは体のたるみ、ガイラインのゆるみは心のゆるみを表していますw
奥のザックは学生さんのです。
2日目です。おはようございます。
ナイトハイクで北薬師岳でご来光待ちです。
2012年08月17日 05:03撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 5:03
2日目です。おはようございます。
ナイトハイクで北薬師岳でご来光待ちです。
雲海がもわもわと。
2012年08月17日 05:07撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 5:07
雲海がもわもわと。
槍ヶ岳がみえました。
2012年08月17日 05:08撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 5:08
槍ヶ岳がみえました。
よっと、雲が多くこれでご来光はなんとか、といったところでした。
でも大満足の展望です。
2012年08月17日 05:08撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 5:08
よっと、雲が多くこれでご来光はなんとか、といったところでした。
でも大満足の展望です。
朝日をあびる薬師岳
2012年08月17日 05:16撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 5:16
朝日をあびる薬師岳
と、雷鳥さんです。3羽も。
今回は邪心がなかったのかしばらく逃げられませんでした(笑)
2012年08月17日 05:46撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 5:46
と、雷鳥さんです。3羽も。
今回は邪心がなかったのかしばらく逃げられませんでした(笑)
北薬師岳を振り返ります。奥が立山連峰で、そこから歩いてきました。
朝の風景はいいですね〜得した気分です。
2012年08月17日 05:50撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 5:50
北薬師岳を振り返ります。奥が立山連峰で、そこから歩いてきました。
朝の風景はいいですね〜得した気分です。
そして薬師岳でラブ注入。
え?古いですか?
最近は何ですかね・・
ワイルドだぜい、これから馬蹄形縦走しちゃうぜい〜♪ですかね?
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そして薬師岳でラブ注入。
え?古いですか?
最近は何ですかね・・
ワイルドだぜい、これから馬蹄形縦走しちゃうぜい〜♪ですかね?
槍の写真は何度も撮ってしまいます。
2012年08月17日 05:53撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 5:53
槍の写真は何度も撮ってしまいます。
右下の太郎平小屋、そしてそこから北ノ俣岳へと左上に登って行きます。
2012年08月17日 05:53撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/17 5:53
右下の太郎平小屋、そしてそこから北ノ俣岳へと左上に登って行きます。
中央やや右下が北ノ俣岳そこから左側の黒部五郎岳
気持ち良さそうな稜線で、楽しく歩けるとここでは考えていました(笑)
2012年08月17日 06:38撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 6:38
中央やや右下が北ノ俣岳そこから左側の黒部五郎岳
気持ち良さそうな稜線で、楽しく歩けるとここでは考えていました(笑)
薬師峠キャンプ場。
開放的で気持ち良さそうです。
2012年08月17日 07:05撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 7:05
薬師峠キャンプ場。
開放的で気持ち良さそうです。
太郎平小屋
2012年08月17日 07:29撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/17 7:29
太郎平小屋
北ノ俣岳〜左端に黒部五郎岳
2012年08月17日 08:15撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 8:15
北ノ俣岳〜左端に黒部五郎岳
北ノ俣岳です! さっき歩いてきた薬師岳が近い!
しかしここで何故かバテが・・・(汗)
2012年08月17日 08:37撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 8:37
北ノ俣岳です! さっき歩いてきた薬師岳が近い!
しかしここで何故かバテが・・・(汗)
有峰湖が見えました。
2012年08月17日 08:38撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/17 8:38
有峰湖が見えました。
赤木岳〜黒部五郎岳への気持ちいい稜線ですが
このバテはいったい? 水、塩、クエン酸、糖分、等々摂取しますが改善しません。
完全に牛歩となりました。
2012年08月17日 08:48撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 8:48
赤木岳〜黒部五郎岳への気持ちいい稜線ですが
このバテはいったい? 水、塩、クエン酸、糖分、等々摂取しますが改善しません。
完全に牛歩となりました。
黒部五郎岳につきましたが山頂への登りでガスにつかまりました。
そしてここでようやくバテの原因がわかりました。
馬蹄形、バテイ系、バテル系w
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黒部五郎岳につきましたが山頂への登りでガスにつかまりました。
そしてここでようやくバテの原因がわかりました。
馬蹄形、バテイ系、バテル系w
黒部五郎のカール。左手にある稲妻のような登山道を下って行きます。
2012年08月17日 11:14撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 11:14
黒部五郎のカール。左手にある稲妻のような登山道を下って行きます。
黒部五郎小舎にようやく到着。
ここでCCレモンを購入、一気飲みしたところ、嘘のようにバテが消え去りました。CCレモンの淡い黄色がまさに黒部の黄金水のごとし、私にとって聖水のごとしでした。
2012年08月17日 12:22撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 12:22
黒部五郎小舎にようやく到着。
ここでCCレモンを購入、一気飲みしたところ、嘘のようにバテが消え去りました。CCレモンの淡い黄色がまさに黒部の黄金水のごとし、私にとって聖水のごとしでした。
黒部五郎岳をふりかえる。いつかは快晴の山頂にたちたいです。
2012年08月17日 13:04撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/17 13:04
黒部五郎岳をふりかえる。いつかは快晴の山頂にたちたいです。
ハクサンイチゲ
2012年08月17日 13:13撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/17 13:13
ハクサンイチゲ
チングルマ
2012年08月17日 13:13撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 13:13
チングルマ
ミヤマキンバイ
2012年08月17日 13:14撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 13:14
ミヤマキンバイ
三俣蓮華岳への登り、またガスってきました。
小舎からは小雨も。
2012年08月17日 13:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/17 13:24
三俣蓮華岳への登り、またガスってきました。
小舎からは小雨も。
明日登る、水晶〜ワリモ〜鷲羽
2012年08月17日 13:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/17 13:24
明日登る、水晶〜ワリモ〜鷲羽
2012年08月17日 13:45撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 13:45
タテヤマリンドウ?
2012年08月17日 13:45撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/17 13:45
タテヤマリンドウ?
シナノキンバイ?
2012年08月17日 13:45撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 13:45
シナノキンバイ?
三俣蓮華岳山頂、白銀の大展望!
2012年08月17日 13:58撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 13:58
三俣蓮華岳山頂、白銀の大展望!
三俣山荘です。
三俣蓮華岳山頂を後にした直後からかなりの雨になりました。
空身で山頂ピストンしていた方々は大変そうでした。
受付をしてテント設営時は雨があがったので助かりました。
2012年08月17日 14:20撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/17 14:20
三俣山荘です。
三俣蓮華岳山頂を後にした直後からかなりの雨になりました。
空身で山頂ピストンしていた方々は大変そうでした。
受付をしてテント設営時は雨があがったので助かりました。
夕方、テントサイトの上空が染まりました。
山荘情報の天気予報は当初は雨、夕方になり、曇り後雨に。
明日はメインイベント。朝9時くらいまでは天気よもってくれよ、そんな気持ちでした。
一方で朝から天気が悪ければ新穂高下山、を考えていました。
2012年08月17日 18:50撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/17 18:50
夕方、テントサイトの上空が染まりました。
山荘情報の天気予報は当初は雨、夕方になり、曇り後雨に。
明日はメインイベント。朝9時くらいまでは天気よもってくれよ、そんな気持ちでした。
一方で朝から天気が悪ければ新穂高下山、を考えていました。
夜になるとガスがとれて鷲羽岳がシルエットをみせてくれました。
右下の明るいのが山荘です。
2012年08月17日 19:06撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/17 19:06
夜になるとガスがとれて鷲羽岳がシルエットをみせてくれました。
右下の明るいのが山荘です。
3日目です。おはようございます。
起床すると満点の星でテンションあげあげ。
意外にナイトハイクで鷲羽岳に登る方々は多かったです。
山頂にて。群馬からの長期縦走の方に撮って頂きました。行程は同じく読売新道です。
2
3日目です。おはようございます。
起床すると満点の星でテンションあげあげ。
意外にナイトハイクで鷲羽岳に登る方々は多かったです。
山頂にて。群馬からの長期縦走の方に撮って頂きました。行程は同じく読売新道です。
雲がありますが前日の天気予報からすると予想外の好天です。
自分の普段の行いがよいことに感謝しました(嘘)
2012年08月18日 04:58撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
1
8/18 4:58
雲がありますが前日の天気予報からすると予想外の好天です。
自分の普段の行いがよいことに感謝しました(嘘)
槍も見えます。
2012年08月18日 04:58撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 4:58
槍も見えます。
黒部五郎ズーム
2012年08月18日 04:58撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 4:58
黒部五郎ズーム
笠ヶ岳ズーム。
こちら未踏ですが、「ハート型縦走」で歩くのを思案中です(謎)。
2012年08月18日 04:59撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 4:59
笠ヶ岳ズーム。
こちら未踏ですが、「ハート型縦走」で歩くのを思案中です(謎)。
左手前がワリモ、奥が水晶岳
2012年08月18日 05:07撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/18 5:07
左手前がワリモ、奥が水晶岳
なんとか雲の隙間からご来光が
2012年08月18日 05:16撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/18 5:16
なんとか雲の隙間からご来光が
イブキジャコソウ
2012年08月18日 05:54撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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イブキジャコソウ
タカネツメクサ?
2012年08月18日 05:54撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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タカネツメクサ?
水晶小屋までの登りも展望はいいのですが、水晶小屋までくると立山方面や、裏銀座といった展望開けます。左手から水晶〜赤牛が見えます。左奥が立山連峰。
2012年08月18日 06:00撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 6:00
水晶小屋までの登りも展望はいいのですが、水晶小屋までくると立山方面や、裏銀座といった展望開けます。左手から水晶〜赤牛が見えます。左奥が立山連峰。
逆光ですが、裏銀座
2012年08月18日 06:00撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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逆光ですが、裏銀座
さて、いよいよですね。
本当に雨じゃなくてよかったです。
2012年08月18日 06:09撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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さて、いよいよですね。
本当に雨じゃなくてよかったです。
黒部五郎。あそこから歩いてきました。この写真にあるのがだいたい馬蹄形の底になります。
2012年08月18日 06:17撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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黒部五郎。あそこから歩いてきました。この写真にあるのがだいたい馬蹄形の底になります。
そして馬蹄形の前半部、薬師岳からの稜線。手前の稜線から赤牛岳が右端に見えます。
2012年08月18日 06:32撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/18 6:32
そして馬蹄形の前半部、薬師岳からの稜線。手前の稜線から赤牛岳が右端に見えます。
水晶岳山頂!いい展望です。
野口五郎から2時間でここまできたという健脚の方に撮って頂きました。
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水晶岳山頂!いい展望です。
野口五郎から2時間でここまできたという健脚の方に撮って頂きました。
左手黒部五郎から北ノ俣の稜線
2012年08月18日 06:38撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 6:38
左手黒部五郎から北ノ俣の稜線
右黒部五郎、奥に槍。
2012年08月18日 06:38撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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右黒部五郎、奥に槍。
薬師岳、大きく見えます。
同じような写真を何枚も撮ってしまいます。
2012年08月18日 06:39撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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薬師岳、大きく見えます。
同じような写真を何枚も撮ってしまいます。
さて、水晶からはまずはガレ場を急降下。
2012年08月18日 06:48撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/18 6:48
さて、水晶からはまずはガレ場を急降下。
赤牛岳まではこんな道だったりガレてたり。
2012年08月18日 06:48撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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赤牛岳まではこんな道だったりガレてたり。
トラバース
2012年08月18日 06:49撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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トラバース
チングルマとタカネシオガマ?
2012年08月18日 06:57撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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チングルマとタカネシオガマ?
温泉沢の頭へ
2012年08月18日 06:59撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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温泉沢の頭へ
温泉沢の頭。左奥に赤牛岳。
2012年08月18日 07:11撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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温泉沢の頭。左奥に赤牛岳。
なんと、昨年、一昨年と宿泊した高天原山荘が見えました(白矢印)
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なんと、昨年、一昨年と宿泊した高天原山荘が見えました(白矢印)
ここからはちょっとマーキングが少ないです。
2012年08月18日 07:11撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 7:11
ここからはちょっとマーキングが少ないです。
このトラバースはしっかりした踏み跡だったんですが・・・稜線上のルートもあるのか?この先で合流していました。
2012年08月18日 07:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/18 7:24
このトラバースはしっかりした踏み跡だったんですが・・・稜線上のルートもあるのか?この先で合流していました。
なんとか天気持ちそうです。
2012年08月18日 07:32撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 7:32
なんとか天気持ちそうです。
こんな岩場も。
2012年08月18日 07:54撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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こんな岩場も。
頂上手前でガスが・・・
2012年08月18日 08:07撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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頂上手前でガスが・・・
ついに赤牛岳山頂! 東側はガスガスですが西側には大展望でよかったです。
読売新道はほとんどの方が下りで使いますが、この日は水晶〜赤牛岳で10名弱とお会いしました。うち一人が深夜に奥黒部ヒュッテをでて登ってきたというツワ者でした。
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ついに赤牛岳山頂! 東側はガスガスですが西側には大展望でよかったです。
読売新道はほとんどの方が下りで使いますが、この日は水晶〜赤牛岳で10名弱とお会いしました。うち一人が深夜に奥黒部ヒュッテをでて登ってきたというツワ者でした。
ダム側への下降点は明瞭です。
ここです。
2012年08月18日 08:26撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/18 8:26
ダム側への下降点は明瞭です。
ここです。
赤牛から少し下ったところの崩壊地は要注意です。
2012年08月18日 08:33撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/18 8:33
赤牛から少し下ったところの崩壊地は要注意です。
マーキング多く安心できます。
2012年08月18日 08:36撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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マーキング多く安心できます。
1/8ずつ標識があります。
2012年08月18日 08:54撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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1/8ずつ標識があります。
と、左手の稜線をみると小さい赤いものが(矢印)
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と、左手の稜線をみると小さい赤いものが(矢印)
ズームすると一昨日泊まったスゴ乗越小屋でした!
スゴいです!
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ズームすると一昨日泊まったスゴ乗越小屋でした!
スゴいです!
そして読売新道上部は展望がいいです。ゴールの黒部ダムも見えました!
なんか栂海新道の途中から日本海がみえたときの感慨に似ています。
ちなみにどちらがきついかと言うと、暑さ・アブの多さ、からやはり栂海新道と思います。ま、どちらも新道だけに、しんどうい、しんどぅい、しんどい、のですがw
2012年08月18日 08:56撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 8:56
そして読売新道上部は展望がいいです。ゴールの黒部ダムも見えました!
なんか栂海新道の途中から日本海がみえたときの感慨に似ています。
ちなみにどちらがきついかと言うと、暑さ・アブの多さ、からやはり栂海新道と思います。ま、どちらも新道だけに、しんどうい、しんどぅい、しんどい、のですがw
結構整備されています。
2012年08月18日 09:15撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/18 9:15
結構整備されています。
歴史を感じます。
2012年08月18日 09:45撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/18 9:45
歴史を感じます。
2/8の標識からちょっとだけワイルドになります。
2012年08月18日 09:49撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/18 9:49
2/8の標識からちょっとだけワイルドになります。
こんな感じや
2012年08月18日 09:56撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 9:56
こんな感じや
こんな梯子も。
滑らないように注意です。
2012年08月18日 09:58撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 9:58
こんな梯子も。
滑らないように注意です。
1/8、もうちょっとです!
このあたりは歩きやすくなっています。
前夜ほとんど雨が降らなかったためか、この日は読売新道の条件が大変よろしく、気持ちよく歩けました。雨後は大変なことになるようです。
2012年08月18日 10:13撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 10:13
1/8、もうちょっとです!
このあたりは歩きやすくなっています。
前夜ほとんど雨が降らなかったためか、この日は読売新道の条件が大変よろしく、気持ちよく歩けました。雨後は大変なことになるようです。
結構あっさり?奥黒部ヒュッテにつきました。
長丁場に備えて水4L持参としましたが結構余りました。ここでポカリを購入して一気飲み。うまい! 14:20の平ノ渡の予定だったのですが、12:20にもあると気付きます。しかし奥黒部ヒュッテの御主人からは、コースタイムは2時間となっているけど2時間半はかかるから、と。とあるHPで「遅い人でも2時間半」と書いてあったのですが?? 兎に角、12:20に間に合うか歩いてみることにします。
2012年08月18日 10:28撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 10:28
結構あっさり?奥黒部ヒュッテにつきました。
長丁場に備えて水4L持参としましたが結構余りました。ここでポカリを購入して一気飲み。うまい! 14:20の平ノ渡の予定だったのですが、12:20にもあると気付きます。しかし奥黒部ヒュッテの御主人からは、コースタイムは2時間となっているけど2時間半はかかるから、と。とあるHPで「遅い人でも2時間半」と書いてあったのですが?? 兎に角、12:20に間に合うか歩いてみることにします。
しかしここからがこの縦走の核心部でした。まずは木橋を渡り・・
2012年08月18日 10:32撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/18 10:32
しかしここからがこの縦走の核心部でした。まずは木橋を渡り・・
怖い木製の梯子・橋をこなしていきます。
数えきれないくらいありますし、登山道もすんごい切れ落ちています。
はっきりいってリアルにワイルドです(?)
登って、下って、忙しいですよここは。
2012年08月18日 10:40撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 10:40
怖い木製の梯子・橋をこなしていきます。
数えきれないくらいありますし、登山道もすんごい切れ落ちています。
はっきりいってリアルにワイルドです(?)
登って、下って、忙しいですよここは。
この道を補修した方々には敬意を表します。
2012年08月18日 10:45撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 10:45
この道を補修した方々には敬意を表します。
と、丁度補修されている方がいらっしゃいました。
2012年08月18日 10:49撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 10:49
と、丁度補修されている方がいらっしゃいました。
一度、片足がずるっと木から落ちてしまい、あせりましたが、どの梯子・橋にも手すりがついているのでそこはちょっと安心です。
「空中梯子桟橋」とでも表現しましょうか、そんな感じが多数。
2012年08月18日 10:58撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 10:58
一度、片足がずるっと木から落ちてしまい、あせりましたが、どの梯子・橋にも手すりがついているのでそこはちょっと安心です。
「空中梯子桟橋」とでも表現しましょうか、そんな感じが多数。
と、予想よりはやく着きました。ここからダムに下ると渡船場です。この先に古い渡船場への道がありました。
時間がかなりあったのでこの先の避難小屋の偵察にむかいましたが、また木製梯子があったので引き返しました。
2012年08月18日 11:26撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/18 11:26
と、予想よりはやく着きました。ここからダムに下ると渡船場です。この先に古い渡船場への道がありました。
時間がかなりあったのでこの先の避難小屋の偵察にむかいましたが、また木製梯子があったので引き返しました。
渡船場です。ここも補修されていました。
ここで遠く南側で雷がなって小雨がぱらついてきました。
時間もあるのでカップ麺を食べて待ちます。
2012年08月18日 11:31撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 11:31
渡船場です。ここも補修されていました。
ここで遠く南側で雷がなって小雨がぱらついてきました。
時間もあるのでカップ麺を食べて待ちます。
本当に船が来ました。
感激です(笑) 3名、乗船されていました。
こちらからは私一人。
2012年08月18日 12:15撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 12:15
本当に船が来ました。
感激です(笑) 3名、乗船されていました。
こちらからは私一人。
平ノ小屋の御主人が運転されております。
ありがとうございました。
ちなみに船を降りるときに片足をダムにふみはずしました(笑)
2012年08月18日 12:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 12:24
平ノ小屋の御主人が運転されております。
ありがとうございました。
ちなみに船を降りるときに片足をダムにふみはずしました(笑)
平ノ小屋〜ダムもこんなロング梯子がありますが、全体には奥黒部ヒュッテ〜平ノ渡しよりかなり梯子少なめです。ただアップダウンはそれなりに。
2012年08月18日 12:55撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 12:55
平ノ小屋〜ダムもこんなロング梯子がありますが、全体には奥黒部ヒュッテ〜平ノ渡しよりかなり梯子少なめです。ただアップダウンはそれなりに。
えーロッジくろよんが見えました。
でもここから左岸をぐるっとまわるので遠いです。
2012年08月18日 13:34撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/18 13:34
えーロッジくろよんが見えました。
でもここから左岸をぐるっとまわるので遠いです。
橋を渡る。
雨がふっており、暑くなりレインウエアの中が結構濡れました。
暑いです。
2012年08月18日 13:43撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/18 13:43
橋を渡る。
雨がふっており、暑くなりレインウエアの中が結構濡れました。
暑いです。
橋をまた渡ります。
これが最後の橋だったかと。
2012年08月18日 14:03撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/18 14:03
橋をまた渡ります。
これが最後の橋だったかと。
いや〜ようやくロッジくろよんです。
自販機があり、CCレモンを購入。最後の1本だったようです。
しかし前日と異なり、今回はバテがなかったのにCCレモンを飲んだら急にバテを感じました(笑)
あとは湖畔の遊歩道を歩いてあっという間にダムです。雨もいつのまにかあがっていました。
2012年08月18日 14:08撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
8/18 14:08
いや〜ようやくロッジくろよんです。
自販機があり、CCレモンを購入。最後の1本だったようです。
しかし前日と異なり、今回はバテがなかったのにCCレモンを飲んだら急にバテを感じました(笑)
あとは湖畔の遊歩道を歩いてあっという間にダムです。雨もいつのまにかあがっていました。
黒部ダム。遊覧船の船着き場からは大量の観光客が・・・正直、浮きまくりです。しかもこの帽子が・・・(笑)
ダムから振り返るとずーっと奥に赤牛岳が見えました。
あそこから今日歩いてきたんや!、と叫びたくなりました(笑)

現場からは以上です。
2012年08月18日 14:27撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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8/18 14:27
黒部ダム。遊覧船の船着き場からは大量の観光客が・・・正直、浮きまくりです。しかもこの帽子が・・・(笑)
ダムから振り返るとずーっと奥に赤牛岳が見えました。
あそこから今日歩いてきたんや!、と叫びたくなりました(笑)

現場からは以上です。
撮影機器:

感想

昨年の同時期に計画していたソフトMプラン、「北アルプス大馬蹄形縦走」。昨年は早月尾根からはいって剱岳をこえてそこからぐるりと馬蹄形にする予定でしたが強風に恐怖(きょうふ)して早すぎ(はやつき)る撤退。今年も同時期に夏休みを申請していましたが1週前から天気予報にやきもきしました。初日の剱と、薬師越え、水晶〜赤牛はなんとか風雨は避けたい。しかし数日前の天気予報で早月尾根は断念、安全に室堂から入ることにしました。初日は立山は強風だったのと前日雨が降ったので、剱を避けた選択は正解だったと思いました。
当初の予定は、スゴ乗越小屋、三俣山荘、平ノ小屋ないしロッジくろよん、と3泊4日の行程の予定でしたが思いがけず条件に恵まれて快適に読売新道を下れ、1日残して下山できました。


8月16日:
さて、室堂には予定より早く7時前に着きます。残念ながら曇り。湧水でペットボトルを満たしてまだ人出がそれほどでもない朝を一ノ越山荘へ歩きます。立山に登る際には残念ながら完全にガスりました。そして下山時には大量のハイカーが・・・。こんな天気の途中丁度バスで隣だったソロ男性とお会いします。スゴ乗越小屋でした。この方は(多分)ULハイカーで、ザックはゴッサマーギアの軽量、テントはおそらくテラノバの超軽量のでしょうか。結構勉強になりました。この日は凡ミスを・・・。お花の写真を撮りながら普通の登山道を歩いていたらいきなり登山道からプチ滑落(笑)本当にびっくりしました。いきなり泥だらけになりテンションも下がりましたが、無事でよかったです。
 さて、この日は前半ガス+小雨でしたが途中から一部晴れ間も。馬蹄形反対側の赤牛と思われる山もみえてラッキーでした。しかしこの区間はアップダウンもそれなりにきつく、歩きにくい足元もありなかなか歩きごたえがありました。しかし予定に遅れることなく小屋につきました。結構賑わっていたのが意外でしたがいい雰囲気の小屋でした。

8月17日:
 さて朝起きると満天の星。いそいそと撤収をして北薬師岳でのご来光狙いでナイトハイク開始です。こんな時間にここを出発するのは私だけ、と思ったら降り返るとライトが追ってくるのがわかります。安心のようなちょっと怖いような・・・いや、ちょっと怖かったです(笑) 
北薬師で予定通りご来光。風雨強いと薬師越えは困難と言われるようで、この区間が穏やかで晴れて本当に良かったです。薬師からの展望も絶景です。薬師岳でトイレおかりしてここで日焼けどめたっぷり塗ってリスタートです。順調に太郎平小屋まで。このあたりは黒部五郎までゆるやかな稜線がみえてゆっくり楽しく歩けていました。しかし、北ノ俣岳に着くころに異変が・・・バテがまたきました。無理したつもりもないのですし、脱水でもシャリバテでもないよう。原因不明です。黒部五郎までは本当に牛歩となりました。2年ぶりの黒部五郎岳はまたもガス。ゆっくりカールを降りて黒部五郎小舎でCCレモンを飲んだらあら不思議、バテが完全に消えました(笑)。このあたりから小雨のためレインウエアを上下着て暑い中急登をこなします。ガスの三俣蓮華岳を過ぎたときに本格的に雨。雨の中なんとか三俣山荘に着きました。テント場は沢のような流れがあり、なるべく増水しても影響のなさそうなところにテント。設営時は雨があがっていて助かりました。山荘の天気予報は明日は雨。しかし夕方になり曇りのち9時頃から雨に変わりました。明日は長丁場なので天気悪ければ新穂高かな、そう考えながら眠りにつきました。

8月18日: 
 さて、撤収の物音が周囲からしだして、テントから空を見上げると今日も満天の星空です。いそいそと撤収して鷲羽岳でのご来光狙いで出発です。出発した時点で鷲羽の中腹にライトがみえ、結構早立ちの方多いんですね。昨日のバテが怖く、早朝はゆっくりゆっくりを心がけます。途中やはり読売新道を歩く方と一緒になりましたが、天気予報がはずれてお互い喜びました。鷲羽では丁度東に雲が多くご来光は残念。でも周囲の山々の朝の風景は素晴らしかったです。朝は体調も良いと言えなかったのですが鷲羽を過ぎてからはだいぶ体調も好調になってきました。水晶小屋までくると憧れの赤牛岳がしっかり見えます。そしてダムまでの状況の最後の確認。そして2年ぶりの水晶岳に。ここからの展望は最高ですね。ここからはガレを急降下して、赤牛に向かいます。途中から早立ちした先行者と結構お会いしました。赤牛手前でちょっとガスりましたが、西側(馬蹄形の反対側)は凄い展望です。北アルプスの最奥地にきたーっ!って感じでした。
 さて読売新道。マーキングも多いですし、何よりこの日は前夜はほとんど雨が降らなかったためか岩もほとんど濡れておらず、ぬかるみは少しで、結構歩きやすい部分も多かったです。雨後なら相当大変そうですが・・・。上部ではダムがしっかり見えてテンションあがります。ガンガンくだって結構あっさり奥黒部ヒュッテに。ここからがアスレチックコースで忙しいし結構怖い。ここも木が濡れているとさらに怖いでしょうね。平ノ渡に着いた頃に南のほうで雷があり、そして小雨が降ってきました。平ノ渡後もアスレチックコースなんですが、ここでは雨で蒸れて、そして暑さがきつかったです。ようやくロッジくろよんについたときはほっとしました。そして遊覧船乗り場からは大量の人人人。下界におりてきたのを実感します。そしてうきまくります。ダムに着くと遠くに(多分)赤牛の雄姿。あそこから1日で降りてこられるとは人間の足は素晴らしいと思いました(笑)。

 下山後、薬師の湯で体重を計ると普段は登山で減らない体重が珍しくいつもより1.5〜2kgくらい減っています。これは肉を食わんといかん、と思い松本駅で一人焼き肉(笑) アルファ米と違って温泉後の生ビールと焼き肉って最高です。1日残して下山できたことを感謝しました(笑)そして電車の遅れ等ありましたが地元には日が変わったところで帰れました。

総括:馬蹄形縦走という響きに憧れて・・・昨年は憧れだけで終わりましたが、今回は予報よりもお天気にも恵まれて楽しく歩けて充実感・達成感が半端なかったです。帰宅してからもおもわずこの縦走を思い出してにやけてしまうような、そんな感じの山歩きでした。この馬蹄形ルート、最高です。

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [4日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
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