槍ヶ岳・穂高岳（日本百名山）

2023年08月24日(木) 〜 2023年08月26日(土)

• GPS: 23:10
• 距離: 30.5km
• 登り: 3,930m
• 下り: 2,794m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:38
• 休憩: 1:24
• 合計: 9:02

6:30 新穂高温泉無料駐車場
6:43 6:44 新穂高登山指導センター
7:33 7:33 穂高平小屋
8:14 8:14 白出沢出合
9:26 9:26 滝谷避難小屋
10:20 10:40 槍平小屋
12:29 12:41 飛騨沢千丈乗越分岐
13:12 13:23 千丈乗越
14:25 14:53 槍ヶ岳山荘
15:09 15:21 槍ヶ岳
15:32 槍ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 6:11
• 休憩: 1:23
• 合計: 7:34

5:51 槍ヶ岳山荘
6:17 6:19 大喰岳
6:47 6:51 中岳
7:47 7:49 南岳
7:55 8:10 南岳小屋
9:21 9:29 長谷川ピーク
10:38 11:19 北穂高小屋
11:22 11:22 北穂高岳
13:01 13:12 涸沢岳
13:25 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 5:31
• 休憩: 0:54
• 合計: 6:25

4:36 穂高岳山荘
5:07 5:08 穂高岳
5:48 6:01 ジャンダルム
6:45 6:59 天狗のコル
7:12 7:13 天狗岩
7:44 7:51 間ノ岳
8:38 8:48 西穂高岳
9:01 9:04 チャンピオンピーク４峰
9:14 9:15 ピラミッドピーク
9:39 9:40 西穂独標
10:03 10:03 西穂丸山
10:14 10:17 西穂山荘
11:01 西穂高口

【メモ】

・マークに従って進め、
　そうすれば何とかなる。

写真

新穂高温泉からおはようございます。

んでは出発。

飲まん（朝から反抗的）

登山届をカキカキ。

イヤだ（朝からさらに反抗的）

序盤はゆるゆる。

ショートカット道が変わっちゃってました。台風の影響かな？

白出沢。前はここに水場があったような気がするんだけど見当たらないんだな。

滝谷。心配していた水量も問題なく通過。

槍平小屋に到着。ここまで標高差1,000mほど登ってきたのだが、まださらに1,000mも登らなくてはいけないので鼻血が吹き出た。

カップヌードルを食べながらホゲーとする。

最後の水場で泣きながら水をすする。

飛騨乗越と千丈乗越の分岐点。今日はバテないように要所要所で休憩を挟んでおりますが結局バテます。

千丈乗越に向けてハァハァしながら登る。

奥丸山。歩きにくかった記憶しかない。

なんとか千丈乗越に到着。すでにHPが1しかないので、素手のまほうつかいにも一撃で倒されるほど弱っております。

まだまだ槍ヶ岳まで険しい登りが続くのであった。

急に強い雨が降ってきたのであわててカッパを着たが、着た途端に止んでしまい、生まれたての赤ちゃんばりに泣きわめく。

というわけで、なんとか槍ヶ岳山荘に着きました。

チェックインを済ませ、ちょっくら槍ヶ岳へと。

あっという間に槍ヶ岳。めでたしめでたし。

亡失扱いで地理院地図には記載されていないため前に登ったときは見過ごしてしまったが、ここの三角点は台座に乗っかってるだけでグラグラ（笑）

ということで、生まれて初めて三角点を抱っこしてヨシヨシしました。

ガスったり、晴れたりで天気が安定しませんが、まあ雨が降らなかっただけでもヨシとします（さっきの雨はなかったことにしている）

充電コーナーがカオス状態。

晩ごはんは中華。おいしい。

もちろんごはんは槍ヶ岳盛り。

先が長いのでサッサと寝る。

おはようございます。天気が良くて何よりであります。

朝食おいしい。

朝なので小槍盛り。

パンが焼き上がったとの館内アナウンスがあったので高速で売店にスッ飛んでいく食いしん坊ターミネーター。

おはよう富士山。

穂高岳山荘めざしていざ出発。

大喰岳。

中岳。

南岳（三角点もあるよ）

南岳までゆるやかで歩きやすい快適な登山道でありました。

獅子鼻からの大キレット展望。予想以上に抉れていて早くもヤな気分になっている。

ブツブツ言ってても先に進まないので、渋々下っていく。

北穂高岳への登り返しがエグいな。

最低鞍部まで無事下ってきました。

岩稜帯はマーキングに従って歩けば問題ナシ。

このあたりの登山道にやたらウ◯コが落ちていたが、野生動物も大キレット越えするのか（笑）

長谷川ピーク。このあたり危険箇所らしいですけど、登り返しがキツすぎて危険とかどうでもいいです。

おいおい、ここ登っていくのかい？

飛騨泣き。泣きたいのはこっちじゃ。

こんな場所まで重いクサリを運んでくれて、先人たちには本当に感謝の言葉しかありませんな。

着かん。まったく着かん。

だいぶ前からHPが0だったんですけど北穂高小屋に着きました。

売店で買ったパンをモグモグしながらゆっくり休憩する。

北穂高岳山頂であります。

すっかり終わった気になっているが、涸沢岳までもう一度切れ込んだ稜線を登ったり降りたりしなきゃいけないのよね。あーヤダヤダ。

こんなトコばっかり。

最低コルまで降りてきた。問題はこっからなのよね。

ギャン泣きしながら登る。

涸沢岳最高点のちょっと北に三角点アリ。

そんなわけで、涸沢岳に着きました。

ヨボヨボのジジィに大キレット通過はキツかったのぅ。

ということで、穂高岳山荘にて本日の行程終了。

穂高岳山荘百周年記念でバッジもらいました。サンキューサンキュー。

以前ここに宿泊したとき、スタッフに「ゲンダルメって何ですか？」とマジ聞きして赤っ恥をかいたことがあることを思い出した。

天気が良いのが何よりです。

晩ごはん。おいしいな。

ゲンダルメ盛り。

明日は厳しい一日になりそうなのでサッサと寝る。

おはようございます。星もキレイで今日も良い天気そう。

今日は長い一日になりそうなので、まだ暗いうちから出発であります。

3日目ともなるとHPも10ぐらいまでしか回復していないので、奥穂高岳までゼェゼェしながら登る。

とりあえず奥穂高岳に到着。

富士山、オラに力を。

んじゃま、のんびり南下しますか。

馬の背。あーヤダヤダ。

ロバの耳。きのうここで滑落事故がありソロ登山者が即死した模様。明日は我が身よ、ホント。

ということで、ゲンダルメのふもとまでやってきました。もう二度と来ることもないだろうから直登してみようか。

ハーケンを打ち込んである写真の場所、荷物を背負っているとなかなか登れず。空荷で登るべきだったな。

なんとか無事ゲンダルメに着きました。自分の中では断じてジャンダルムではない（意固地なオッサン）

ゆるゆると下っていく。

天狗のコルまで降りてきました。ここで朝ごはんの時間であります。

穂高岳山荘の朴葉ずし弁当ってすっごくおいしいんだよねぇ。

天狗の頭への取り付きがいきなりオーバーハング（汗）

身体も脳ミソも疲れ切ってゾンビ状態。

天狗の頭。

次は間ノ岳。降りて登ってを延々と繰り返す。

逆層スラブ。オシリでスベリ降りる（ウソ）

展望とかもういいです（コラコラ）

登るとか、降りるとか、そういうのはもうイヤなんじゃーーーーーーーーーーーー！（登山完全否定）

シレッと間ノ岳ですよ。

いよいよ西穂高岳かぁ。

ここまで来たら四の五の言っても始まらないので、黙々と登り返すのでありました。

そんなわけで、西穂高岳に着きました。ヤレヤレですなあ。

三角点があったけど、抱っこさせてくれない三角点はキライよっ。

すばらしい展望を堪能しつつ下山であります（展望は飽きたんじゃなかったのか？）

チャンピオンピーク。チャンピオンといえば秋田書店。

知らん。

ピラミッドピーク。ピラミッドといえば大陸書房。

あ、人がたくさんいるおわんみたいなところが独標かな。

てことで西穂独標到着。

疲れすぎて足パタパタ。

このあたりから西穂高岳を目指して来る登山者がすごく多くなりました。考えてみれば今日は土曜日だっけ。

緑が多くてなだらかな登山道、すごくいいねっ！

西穂丸山ですよ。

このあたりから見上げる西穂高岳の景色は最高ですな。

そんなわけで西穂山荘に着きました。

せっかく来たので西穂ラーメンを食べたいところなのだが、時間が早すぎておなかがゼンゼン空いてないんだな。下山してから高山ラーメンでも食べよう。

ということで、あとはロープウェイ駅に向けてセッセと下山するのでありました。

ようやく普通に登山してる気がしてきた。

避難小屋みたいなところまで降りてきたらもうすぐゴール。

なぜか4階に着いてしまう（オマエの胸三寸だろうが）

ロープウェイに乗ってサッサと帰りますよ。

オス太郎、もう少しの辛抱じゃぞ。

疲れてるから売店なんてまったく寄る気ないね。

オコジョです！

いよー、ポポン！（寄ってるじゃねぇか）

下山届をカキカキ。

この3日間、だらしないオッサンを陰で支えてくれた大事な道具たちに感謝感謝なのだ。オマエたちがいたから無事に帰ってこられたんだぞ。ポイッ！（放り投げる）

感想

bk138

コロナ禍になって以降、
日に日に弱っていくオッサン。


もう先も長くないので、
体力が残っているうちに
念願だった奥穂〜西穂の縦走を
しておかなきゃな…と思い、
少し遅い夏休みをもらって
3日間歩いてきました。


3日間歩いて痛烈に
感じたんだけどさ。


やっぱごはんうめぇな！
（いつもだろうが）





おわり