北アルプス縦走(上高地〜馬場島 TJAR逆走コース)

2024年08月10日(土) 〜 2024年08月11日(日)

• GPS: 31:47
• 距離: 84.8km
• 登り: 7,216m
• 下り: 7,978m

コースタイム

1日目

• 山行: 15:27
• 休憩: 0:53
• 合計: 16:20

距離 56.4km 登り 4,373m 下り 3,618m

0:40 河童橋公衆トイレ
0:45 日本山岳会上高地山岳研究所
0:50 岳沢湿原・岳沢登山口
1:14 山のひだや
1:17 1:18 明神館
1:20 徳本口
1:42 徳沢公衆トイレ
1:51 新村橋
2:15 横尾
2:35 槍見河原
2:40 2:41 一ノ俣
2:46 二ノ俣
3:02 3:04 槍沢ロッヂ
3:19 ババ平
3:37 槍沢大曲り
4:07 槍沢・天狗原分岐
4:39 4:40 坊主岩屋下
4:45 4:46 播隆窟
5:18 5:34 槍ヶ岳山荘
5:53 千丈乗越
6:27 左俣乗越
7:01 硫黄乗越
7:26 樅沢岳
7:39 7:48 双六小屋
7:59 8:00 双六岳巻道分岐
8:03 双六岳中道分岐
8:26 中道分岐
8:43 丸山
8:59 9:00 三俣蓮華岳
9:15 三俣蓮華岳巻道分岐
9:44 9:59 黒部五郎小舎
11:04 黒部五郎の肩
11:10 11:14 黒部五郎岳
11:19 11:22 黒部五郎の肩
12:00 中俣乗越
12:21 赤木岳南峰
12:28 赤木岳
12:53 北ノ俣岳
12:56 神岡新道分岐
13:34 太郎山
13:40 13:44 太郎平小屋
13:57 薬師峠
14:19 薬師平
14:46 薬師岳山荘
15:09 薬師岳避難小屋跡
15:24 15:25 薬師岳
15:59 北薬師岳
16:40 間山
17:09 スゴ乗越小屋

2日目

• 山行: 13:42
• 休憩: 1:19
• 合計: 15:01

距離 28.3km 登り 2,843m 下り 4,360m

17:09 スゴ乗越小屋
1:00 スゴ乗越
2:17 越中沢岳
3:25 鳶山
3:44 3:54 五色ヶ原
3:55 五色ヶ原山荘
4:02 4:08 五色ヶ原キャンプ場
4:30 4:36 ザラ峠
5:29 5:30 獅子岳
5:57 鬼岳東面
6:25 浄土山南峰
6:38 6:49 一の越山荘
7:23 雄山
7:34 立山
7:36 7:37 大汝休憩所
7:43 富士ノ折立
8:06 8:08 真砂岳
9:02 9:03 剱沢キャンプ場
9:06 剱澤小屋
9:27 9:35 剣山荘
9:54 9:56 一服剱
10:30 10:36 前剱
10:43 前劔の門
10:59 11:00 平蔵の頭
11:02 11:08 カニの縦バイ
11:11 カニのヨコバイ
11:24 11:34 剱岳
11:48 11:49 カニのハサミ
12:01 12:08 標高2800m標識
12:34 標高2600m標識
13:13 13:17 早月小屋
13:22 丸山
13:49 1920.9m三角点
14:18 14:21 早月尾根標高1600m標識
15:10 松尾平
15:40 馬場島

天候

2日とも快晴時々霧
暑かったですが基本的に最高の天候でした

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

往路：松本から新島々まで電車 そこからバス
復路：馬場島でタクシーを呼ぶ(最寄りの上市駅まで10340円。タクシー配車連絡後に他にもタクシー待ちの人がいたことに気づき、相乗りを提案されたものの既にキャンセル出来ず泣く泣く断念...配車は他にもタクシー待ちの人がいないか確認してからしたほうがいいです)

コース状況／危険箇所等

上高地〜劔岳までは全体を通じてとてもよく整備されています。
早月尾根はやや荒れており歩きにくかったです。

写真

8/9 16:51

梓川と河童橋はいつ見ても絵になる

8/9 16:52

青く澄んだ梓川

8/9 17:14

初トレイルシェルター。コンディションが良ければ睡眠に問題なし

8/10 0:38

左岸通行不可の看板

8/10 0:39

この時間に河童橋を渡るのは初めて

8/10 4:35

槍が見えてきた

8/10 4:45

8/10 5:02

8/10 5:16

ご来光

8/10 5:23

槍ヶ岳山荘直下のお花畑

8/10 5:25

8/10 5:25

穂高方面。いい加減大キレットにもチャレンジしたいなー

8/10 5:26

8/10 5:26

朝日に照らされる槍

8/10 5:26

カール

8/10 5:27

8/10 5:33

8/10 6:45

8/10 7:38

双六小屋テン場

8/10 8:11

見事なお花畑

8/10 8:59

8/10 8:59

8/10 8:59

8/10 8:59

8/10 9:00

本日向かう黒部五郎と薬師。遠！

8/10 9:45

8/10 9:45

黒部五郎小屋周辺は雲の平の雰囲気

8/10 10:28

8/10 11:11

黒部五郎岳初登頂！少しガス気味

8/10 11:11

8/10 11:11

8/10 12:12

雷鳥の群れ。最近個体数戻ってるんですかね？毎回結構たくさん見る

8/10 14:26

ガスが取れ薬師方面が見えてきた

8/10 14:46

薬師小屋ってホントいい場所にありますよね。泊まってみたい

8/10 15:12

8/10 15:19

8/10 15:20

8/10 15:20

8/11 5:10

二日目。濃霧スタートだったものの朝日が出てきて幻想的な雰囲気のお花畑

8/11 5:41

晴れてきた。鬼岳方面

8/11 6:39

室堂着。

8/11 7:18

立山雄山直下の雪渓

8/11 7:18

8/11 7:36

剣方面

8/11 7:36

8/11 8:05

8/11 9:14

8/11 9:55

前劔の威容

8/11 10:06

前劔から一服劔方面を撮影をバックに立山連峰が広がり最高の景色

8/11 10:33

劔岳か近づいてきた

8/11 10:56

カニの横ばいの超渋滞(実際に行ってみたらこの写真以上の渋滞)。
剣沢往復だったら巻き込まれていた...劔岳登頂の時間にはかなり注意が必要。

8/11 11:25

8/11 11:25

劔岳山頂より。疲れすぎて写真少なめ

8/11 15:34

ヘロヘロになりながら下山。試練と憧れ、本当にいい言葉です

撮影機器：

XQ-CC44 Sony

感想

さかもと

今年はTJAR開催年なので、選手応援も兼ねて山の日三連休はTJAR逆走コースをチョイス。家族旅行で八ヶ岳にいたため、家族を電車で返し自分は松本に車を停め、行きは松本から上高地、帰りは魚津から黒部宇奈月温泉→新幹線で長野→特急しなので松本に戻る、というコースを採る。
一日目の行動時間が過去最長(コースタイム25時間超)となるため結構厳しい山行となりそうだが果たして...

一日目：前日に上高地入りし事前に予約しておいた小梨平キャンプ場に宿泊。好天が予想されていたため、今回いつものクロスオーバードームではなく、だいぶ前に購入はしたものの実戦投入の機会がなかったトレイルシェルターを利用。小梨平はコンディションがいいため普通に寝れた。
どうも横尾に向かう左岸の道が崩落しているらしく、初めて右岸の道を通る。猿の目が光って少し怖い。
普段は激混みの槍ヶ岳へ向かう道を夜間に通過したのと、コースタイムが甘めの設定ということもあって、槍ヶ岳までは予定よりも早く到着
(しかし、そこからは疲労や足裏の痛みなどもあって徐々にペースダウンし、結局スゴ乗越到着時には貯金をほぼ食い尽くすこととなった)。

好天のため絶景の連続で、思わず笑みがこぼれてしまうこともしばしばだった。ほぼ登った経験のある山ばかりだが、時間帯や天候でし異なる表情が見られるので、何度来ても最高の気分になれる。
途中、唯一未踏だった黒部五郎岳のピークも登っておいた。

スゴ乗越到着は5時頃だったが、お盆初日のため激混み。。。ほぼテントを張る場所がなく、無理やり隙間にトレイルシェルターを張ったが、ピンと張ることが出来ず、霧雨に濡れたトレイルシェルターが身体に貼り付いて冷たくあまり寝られなかった。
スゴ乗越で、ミラージュランドから徹夜でここまで走ってきた人に会う。17時前にスゴ乗越に辿り着けるだけの走力を持ちながら予選を通過出来なかったとのことで、TJARは本当に出るのが難しいレースだと再認識した。。

二日目：前日の長時間行動と、睡眠があまり取れなかったこともあって全体的に疲労気味。疲労が蓄積しすぎていると、せっかくの絶景なのにややテンションが上がらなかった。コースタイムも全く予定通りとならず、馬場島到着は2時間遅れてしまった(コースタイム7割弱)。足裏が特にボロボロで、一応途中でクリーム塗ったりはしてるのだがなかなかうまくいかない...
馬場島から体力に余裕があれば走ってホテルまで行くつもりだったが、とてもそんな気にはなれず結局タクシー。。。まだまだ走力が足りない。。。

TJAR開催日であり多くの選手に会った。ちょうど別山の手前あたりだと思ったが、1番の竹村選手が土井選手に先行しているのには驚いた(これを書いている時点では逆転しているようだが)。
剣沢キャンプ場で今年の南アルプス縦走時に会った選手に出会い、せっかくなので記念撮影してもらった。あの時聖平まで行くと聞いて只者ではないと思ってたが、本線でも上位陣にはいっていてさすが、と思った。

なお水場に関しては、今回のコース中の山小屋のほぼ全てが小屋前に水場を設置しており補給には困らなかったが、唯一五色ヶ原のみ、小屋前の水場が無く、また通過時間によっては小屋が営業しておらず補給ができない点に注意(キャンプ場に水場はあるが沢水)。
今回はメジャーコースなので大丈夫だろうと浄水器も持ってきていなかったが、水場の計画が少し甘かった。。

家族旅行も含めまるまる一週間以上休めたので、だいぶリフレッシュした。後は、溜まりに溜まった仕事を明日から頑張って捌くのみ...

コメント

きょんしー

初めてコメントさせてもらいます
いいルートですね！
逆行すれば選手全員とすれ違えますね。
私も同じ日に別山の肩にいたのですが、ちょっと別山北峰に脚を伸ばしていたのでニアミスしたかもしれません。またどこかでお会いしましょう！

さかもと

きょんしーさん
記録拝見しましたがニアミスしてそうですね！コメントを見て相当のTJAR通とお見受けしました。次回こそは出場を果たされることをお祈りしています！