三大急登、銀座、一発、ウラオモ!!


- GPS
- 34:51
- 距離
- 59.9km
- 登り
- 5,818m
- 下り
- 5,441m
コースタイム
- 山行
- 29:38
- 休憩
- 3:50
- 合計
- 33:28
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
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アクセス | |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
三大急登、銀座、一発、ウラオモ!! 跳ねたかな?
ラスト三大急登のブナ立尾根を登りたく計画
北へ行って針ノ木岳から種池山荘で扇沢へ
または未踏赤牛岳へ周回コース等考えた
ブナ立から裏銀座と呼ばれてることに気付き表銀座へ繋げる計画へ
知らずに表銀座は以前にやっていたので後半は精神的に楽になる
お盆の天気の良い日にやろうと思ったが前半しか天気持たなそうなので急ぎ計画(当日)
終電から風呂入れる時間を逆算して22時スタート この時点で残り11時間
スタートまで近くの温泉でゆっくりも考えたがお盆初日で特急あずさは終日満席
何度もえきねっとで調べてたら立川から松本まで1席だけ指定取れた
1時間近くの遅れとなるがあずさの立ちは嫌なので決定
登山口までの足でタクシーを予約 移動準備OKでここから準備開始 スタートまで残り9時間
準備して昼を食べ少し昼寝して移動開始 ホントは3時間くらい仮眠したかった
松本乗換でコインロッカーに着替え等を預けて身軽にする作戦だった
よく考えたらゴール後にすぐ風呂入る予定なので持って歩くしかない
暇つぶし用ipadくらいしか預けるものがないのでそれ位ならと結局すべて持ち歩くことに
信濃大町駅から七倉登山口までタクシーで移動9000円
深夜一人で登山口まで行くので変に思われてないか懸念したが
意外と深夜登山する人が多いみたいで運転手は手慣れていた
タクシー移動中に諸々の準備をしてたら酔った 最悪なスタート
スタートしたら200m位先にほぼ同時スタートのパーティーがいた
ちょっと小走りしたら追い付きそうで少し話でもしようかと思ったが
こちらのペースが遅いのでゆっくり移動 結果ストーキングみたいになった
高瀬ダムあたりは星が綺麗すぎて目を凝らすとミルキーウェイ これだけで今回の山行ヨシ!
濁沢の渡渉ポイントが暗くて分からない
最初は進み過ぎて道がザレ初め戻る GPSで渡渉ポイントも流れが速く飛び石もない
大分迷ったが流れの緩い所を探して強行突破
後で知ったが丸太の橋が架かってたようだ
その後ブナ立尾根の取付も見逃し大分迷って時間消費
念願の三大急登やっと何も考えず登ることができる
深夜にもかかわらず異常な発汗 3リットル近く水を消費
これ日中だったら水不足アウトだった
ブナ立はイメージ的に3時間階段上り
烏帽子小屋に荷物を置き空身で烏帽子岳回収へ向かう
4時烏帽子岳到着で予定では日の出だったが若干早く先を急ぐため移動
烏帽子小屋で水補給とトイレ休憩
明らかに雰囲気の違うトレラン装備の猛者が到着
話を聞くと同じコースほぼ倍速で上がってきてTJARの応援とのこと
そういえばTJAR開催してて一部コースが被っている
トップ選手は日本海から24時間で上高地という内燃機関装備してないと無理なペースで踏破することを知る
想定だと槍ヶ岳直下でペースがガタ落ち予想で21時頃通過予定
選手に抜かれる可能性が出てきた
若干TJARを神聖視してるので追抜かれるのも邪魔をしてる感じで嫌だ
ましてや選手と同じ時間帯に通過して応援ギャラリーに選手と間違われるのはもっと嫌だ
ペースを上げたい欲とは裏腹に気温上昇がやばい
普通なら汗をかき拭うという動作があるがする間もなく滴り落ちる
3000m級稜線でこの暑さ 熱中症なのか眠気とだるさが止まらない
徹夜してても日の光を浴びると回復するが全く変化なし
仕方なくカフェイン投入で覚醒するも覚醒時間が短くすぐに眠くなる
小屋ごとに水を1リットルと飲料500mlを購入 毎回食料やトイレにも行き2000円近く消費
水晶頂上回収も辞めようと思ったがここまで来たならもったいないと思い空身で回収
このあたり山が大き過ぎてコースタイム以上に感じて精神が削られる
鷲羽に向けては若干雲がかかり直射日光を遮り少しマシになる
三俣山荘で水が豊富でがぶ飲みと水浴び
丁度、宿泊客の到着時間に水浴びしてドン引きされる
この先の双六小屋も水が豊富だった気がするが曖昧なのでここで水分全快で3リットル持つ
結局、双六で補給できたので杞憂だった 重かった
16時過ぎに双六で補給後に出発 この先は時間的に山小屋使えないので買い出しもしっかり
ここからは人に会うことは無いだろうと思ってたが以外にも4パーティと遭遇
この時間だけガスって気温が下がりだいぶ楽に それでも西鎌尾根はキツイ
最後の方は後方にライトの明かりが見えた トップ選手が迫ってきた
槍山荘あたりは強風気温一桁でレイン、ネックカバー、フルフィンガーで完全防寒
流石に槍のトップは回避して東鎌尾根に突入
ヒュッテ大槍あたりで下方にヘッデンの光が二つが見えた おそらくトップ争いだろう
このあたりが虫の大量発生でまともに呼吸ができない
虫除け使うもヘッデンの光に突っ込んでくるので気休めにしかならない
水俣乗越の手前で疲れ限界でベンチがあったので15分くらい寝る
北方向に明かりがあり北鎌縦走者 槍沢方面は相変わらずトップ争いの明かりが二つ
やたら流れ星を目にすると思ったら後で調べたらペルセウス流星群だった
休憩が多かったが西岳まではそこそこ順調もここから異変
眠気が異常で意識を失いながら歩いてた(比喩表現なし)
日中の暑さにやられて気力が無くなった
当初の予定は燕越えて餓鬼岳から下山だったが中房への下山を決意
結局我慢できなく最後に取って置きたかったカフェインを投入
気力は戻るも体力は戻らなくペースは上がらない
それでも気力が回復するだけでも随分と違う
最後に燕岳を回収して下山開始
ここから今回初のトレランで最後だから痛みを気にせず飛ばす
1時間半で下山して目の前の温泉でサッパリ
予定より早く下山できるも帰りの特急あずさも満席で仕方なく立ち席 お盆舐めてた
9時半下山も家に着くのが17時過ぎ 遠いなぁ
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