雲ノ平周遊&裏銀座の5日間(双六岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳〜水晶岳〜雲ノ平〜薬師岳〜黒部五郎岳〜野口五郎岳〜烏帽子岳)

2015年09月18日(金) 〜 2015年09月22日(火)

• GPS: 103:22
• 距離: 95.5km
• 登り: 7,525m
• 下り: 7,350m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:57
• 休憩: 0:54
• 合計: 8:51

6:32 新穂高温泉駅
7:13 7:13 中崎橋
7:22 7:23 笠新道登山口
7:33 7:38 わさび平小屋
7:55 7:55 小池新道入口
8:31 8:31 秩父沢出合
8:46 8:46 チボ岩
9:27 9:29 シシウドヶ原
10:21 10:21 鏡平山荘
11:16 11:21 弓折乗越
11:36 11:36 花見平
11:50 11:51 くろゆりベンチ
12:18 12:43 双六小屋
12:59 13:05 双六岳巻道分岐
13:44 13:47 双六岳
14:00 14:05 中道分岐
14:29 14:29 丸山
14:49 14:50 三俣蓮華岳
14:57 14:57 三俣峠
15:23 三俣山荘

2日目

• 山行: 9:34
• 休憩: 2:24
• 合計: 11:58

5:43 宿泊地
6:45 6:55 鷲羽岳
7:16 7:18 ワリモ岳
7:29 7:29 ワリモ北分岐
8:02 8:23 水晶小屋
8:49 8:51 水晶岳
9:28 9:30 水晶小屋
10:10 10:10 ワリモ北分岐
10:15 10:16 岩苔乗越
10:46 10:48 祖父岳
11:03 11:06 祖父岳分岐
11:31 11:34 祖父岳分岐
11:57 11:57 スイス庭園
12:02 12:41 雲ノ平テント場
12:55 13:21 雲ノ平山荘
13:38 13:39 コロナ観測所
13:45 13:45 奥スイス庭園
13:49 13:50 雲ノ平の森の道
14:11 14:11 高天原峠
14:30 14:30 高天原分岐
14:43 15:13 高天原温泉
15:24 15:24 高天原山荘
15:28 15:28 高天原分岐
15:54 15:54 高天原峠
16:37 16:37 雲ノ平の森の道
16:40 16:41 奥スイス庭園
16:53 16:53 コロナ観測所
17:17 17:17 雲ノ平山荘
17:41 雲ノ平テント場

3日目

• 山行: 7:58
• 休憩: 2:44
• 合計: 10:42

5:28 雲ノ平テント場
5:43 5:55 雲ノ平山荘
6:10 6:14 祖母岳
6:28 6:28 奥日本庭園
6:51 6:52 アラスカ庭園
8:16 8:41 薬師沢小屋
8:49 8:50 カペッケが原
9:23 9:24 第三徒渉点
9:42 9:42 第二徒渉点
9:46 9:48 第一徒渉点
10:34 10:34 太郎平小屋
10:56 12:45 薬師峠
13:11 13:12 薬師平
13:45 13:45 薬師岳山荘
14:26 14:26 薬師岳避難小屋跡
14:41 14:48 薬師岳
15:20 15:21 薬師岳避難小屋跡
15:37 15:37 薬師岳山荘
15:55 15:55 薬師平
16:10 薬師峠

4日目

• 山行: 10:48
• 休憩: 0:19
• 合計: 11:07

4:43 薬師峠
4:59 4:59 太郎平小屋
5:05 5:05 太郎山
6:07 6:08 神岡新道分岐
6:14 6:15 北ノ俣岳
6:40 6:40 赤木岳
7:11 7:11 中俣乗越
8:28 8:34 黒部五郎の肩
8:45 8:46 黒部五郎岳
8:58 9:02 黒部五郎の肩
10:31 10:36 黒部五郎小舎
11:42 11:42 三俣蓮華岳巻道分岐
13:36 13:36 三俣山荘
14:06 14:07 黒部川水源地標
15:06 15:06 岩苔乗越
15:17 15:17 ワリモ北分岐
15:50 水晶小屋

5日目

• 山行: 8:32
• 休憩: 0:54
• 合計: 9:26

4:28 宿泊地
5:06 5:06 東沢乗越
6:06 6:07 真砂岳分岐
6:10 6:10 真砂岳
6:38 6:41 野口五郎岳
6:51 6:51 野口五郎小屋
8:49 8:49 烏帽子ひょうたん池
8:56 8:59 烏帽子小屋
9:44 9:53 烏帽子岳
10:21 10:41 烏帽子小屋
11:42 11:42 三角点
12:36 12:41 権太落し
13:16 13:29 ブナ立尾根取付
13:37 13:37 高瀬ダム 天場
13:48 13:48 高瀬ダム濁沢登山口
13:54 ゴール地点

天候

1日目：晴れのち曇り時々雨
2日目：曇りのち晴れ
3日目：晴れ
4日目：晴れ時々曇り
5日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自家用車

往路：毎日あるぺん号（新宿→新穂高）
復路：タクシー（高瀬ダム→七倉）、山友さん車（七倉→東京）

コース状況／危険箇所等

【登山ポスト】
　ニューホタカ付近のゲート横にあります。
【危険箇所】
　危険というか、嫌だった道は・・・
　1．雲ノ平→高天原峠　：　ドロドロぐちゃぐちゃの道で滑りやすかった。。
　2．アラスカ庭園→薬師沢出合　：　濡れた岩場の道でとても滑りやすかった。。

その他周辺情報

【1泊目】
　三俣山荘のテン場（幕営料：1,000円/1人）
　水場はテン場のすぐ近く。
　トイレは三俣山荘内のみ。（靴を脱ぐ必要あり）
【2泊目】
　雲ノ平キャンプ場（幕営料：1,000円/1人）
　水場・トイレはテン場のすぐ近く。（トイレットペーパーはないことも）
　キャンプ場は、雲ノ平山荘から20〜25分程度の場所にあり。
【3泊目】
　薬師峠キャンプ場（幕営料：たぶん700円だったと思う）
　水場・トイレはテン場のすぐ近く。（トイレットペーパーはないことも）
　キャンプ場は、太郎平小屋から15〜20分程度の場所にあり。
【4泊目】
　水晶小屋（素泊まり：5,500円−500円（土間で寝たので割引））
　弁当は1,100円（おにぎり3種＋チキンナゲット2つ）
　トイレは外にしかない。（靴を履く必要あり）
【下山後の温泉】
　かじかの湯（800円）
　内湯と露天で源泉が異なる。露天は少し硫黄臭あり。

写真

登山届けを提出して新穂高から出発！

わさび平小屋の野菜や果物美味しそう。
バナナ（100円）を購入。

だんだんと雲が多くなってきたぞ・・・と

鏡平で逆さ槍を見たかった・・・。

シルバーウィークが始まる前日なので人は少なめ。

鏡平山荘も泊まってみたいな〜

花見平・・・ガスで何も見えません。。

双六小屋が見えてきた！

小屋に着く頃に雨が降り始めたので、レインウェアに着替えてひと休み。

雨が止んだので、微かな期待を胸に登ったものの、ガスはとれない。。

こちらも真っ白。。

ナメ？ヒル？

三俣山荘が見えてきたー。

平日なので空いてる〜♪

廃墟みたいなところの前に設営。

水場はすぐそばにあります。

2日目は、まず正面の鷲羽岳を目指します。

ガスってきたよ。。

真っ白で何も見えんし風が強い。。

ワリモ岳を目指す途中のロープ。

頂上というより通り道という感じ。

お！だんだん晴れてきた！

水晶小屋に到着。
4日目に宿泊する予定なので混み具合を聞いてみたら、定員30名のところに100名ぐらいは来るかもとのこと。
おそるべしシルバーウィーク・・・。

ブロッケン現象？

水晶岳を目指す。

ハシゴもあるよ〜

水晶石を発見。

カメラのエフェクトかけてキラキラしてみたら安っぽくなってしまった・・・笑

最後らへんはこんな道〜

山頂も晴れててひと安心。

読売新道もいつか歩いてみたい。

続いて、祖父岳を目指します。

4日目に行く予定の黒部五郎を眺める。

ガスガスだった鷲羽、こんなカッコ良かったんだね〜

祖父岳山頂までもう少し。

水晶岳をバックに。

祖父岳を下りて、地図上では日本庭園付近。
標識がなかったので本当にここなのかは不確か。

スイス庭園はちゃんと標識あるじゃん！

写真で見たことのある雲ノ平山荘の風景。
いいね〜！

今回はテント泊だけど、次回は山荘に泊まってみたい。

せっかくなので音楽が流れる噂の食堂へ。
キレイだしオシャレ。

記念に台湾チキンライス（大）を注文。
少し酸味があって美味しいです。

テントに荷物をデポして、いざ温泉へ！

おそらくこのあたりが奥スイス庭園かと。

標識はここにあるけど、この手前（雲ノ平側）、1つ前の写真の場所だと思うんだよね。

綺麗な景色を眺めながら木道を歩きます。
写真にはないこの前後の道はドロドロつるつるな道でした。
帰りにまたこの道を通るのが少し憂鬱。。

高天原峠より先の道は安心して歩けます。
川が流れていて、水はそこらじゅうで補給できます。

高天原山荘に泊まったらのんびり温泉を楽しめるんだろうな〜

山荘から10〜20分ぐらい下ったところに温泉があります。

内湯は男女で分かれているようです。

ここまで来たら野天に入るしかないっしょ！

脱衣所はないのでその場で脱いで入ります。
八ヶ岳の本沢温泉でも経験済なので何も気にしない！
大阪から来た男性2人組に混じって入らせてもらいました。
硫黄臭がするので臭いが少しつきますが、お湯は自分の好きなぬるめで気持ちいい。

この隣の川で冷たい水を組んだら微かに硫黄臭かった・・・。

帰りはあの憂鬱な道を登り、ぐったり。
そんなとき、目の前に雷鳥が4羽も！
疲れが吹っ飛んだ〜♪

癒しをありがとう！

山荘はスルーしてテントに戻ります。

この景色をまた見に来よう。

1日目はどうなることやらと思ったけど2日目は天気に恵まれてよかった。

疲れも癒される景色だ。

雲ノ平キャンプ場へ戻ってきました。

今日のお宿は真正面に黒部五郎岳が眺められます。

今日は星も撮っちゃう。

3日目、まずは祖母岳へ。

黒部五郎岳をバックに。

奥日本庭園。日本庭園も本当は標識あったりして。

アラスカ庭園。どのあたりがアラスカなんでしょう？

嫌だった道その2。
薬師沢出合までの下りは濡れてコケがある岩だらけ。
薬師→雲ノ平方面に登ってくる人が多かったです。

薬師沢小屋まで無事にこれてよかった。

吊り橋で自分一人だけが薬師方面・・・笑
なかなか渡れないので譲ってもらいなんとか渡れました。

このあたりも川が多いね。

そして木道も多い。

太郎平小屋が見えてきた。

もうちょい。

国立公園なんだね〜

薬師峠キャンプ場の受付はここではなく、現地で14:00から開始するとのこと。

下にキャンプ場、上に薬師岳。
テントに荷物をデポして薬師岳へ。

大好きなカールに興奮！

薬師岳山荘は宿泊の受付で大忙しでした。

ここを登ってきます。

白と緑がキレイ！

今日もいい天気。

壊れた避難小屋とケルン。

上から見たカール。

風もあまりなく穏やかな山頂〜。

薬師岳登頂！

北薬師岳方面。

テン場に戻ってきたら、昼よりもさらに多くなっていました。

4日目、太郎山山頂はスルーします。

雲が赤く染まって綺麗。

あれ？さっきまで晴れそうだったのに、ガスガスに・・・。

また晴れてきた！
この日はトレランの大会？があるとかでトレラン選手が多かったです。

黒部五郎岳の肩にデポして山頂へ。

薬師のカールも良かったけど、こちらもいいね〜。

晴れているうちに撮影。

やっぱりカールは下から見るのが一番好き。

下山中に偶然山友さんに遭遇。
今回はソロってこともあり、知り合いに会うといつも以上に嬉しい。
長期連休に雲ノ平周遊ってのは、みんな同じ考えなんだな〜

黒部五郎小舎が見えてきた。

三俣山荘まで戻ってきた。
あれ？こんなにテン場広かったんだ？笑

黒部川水源地ということで、周辺ではどこでも水が手に入ります。

徐々に紅葉してきてます。

水に困らないって助かる。

この日は水晶小屋で宿泊。
かなり混んでいましたが、前日の方がすごかったとのこと。

最終日、裏銀座へ。
槍もバッチリ見えます。

東沢乗越付近でテン泊している方が2組いました。

左端に写ってる人がカッコいい。

たまーに湯股方面から硫黄臭が。
真砂岳への道はどこなのかまったくわからなかった。（破線だしね）

五郎池が見えます。

どこを見ても綺麗な景色。

槍をバックに野口五郎岳。

山頂からみた野口五郎小屋。近いです。

前日は2人で1つの布団だったようです。
ペットボトルはすべて売り切れ。

水晶小屋の弁当をいただきます。
夜に卵焼きの匂いがしたからおかずは卵焼きだと思っていたらチキンナゲットでした。

綺麗な稜線だ。

この日が1番いい天気だったかも。

水晶、赤牛もバッチリ。

この時期ではもう花はないだろうけど、お花畑コースへ。

やっぱり花はなさそう。

チングルマとこれのみ。

こちらも少し紅葉してきた。

烏帽子小屋まで下ります。

烏帽子小屋のキャンプ場。

烏帽子小屋もペットボトルはすべて売り切れ。

烏帽子岳カッコイイ！！

鎖場あります。

足場は狭いけど、ゆっくり行けば問題なし。

山頂の標識があんなところに。

今回の旅のラスト山頂。

小屋まで戻ります。

高瀬ダムへ向けて下山。
タヌキ・・・確かに見えなくもない。

裏銀座の登山口までは1〜12までの標識があります。

ダムの横を通ってキャンプ場を抜けていきます。

トンネルは思っていたよりも長かった。

到着〜！！お疲れ様でした。

感想

Mt-kaji

憧れの雲ノ平へ行きたい！ということで、テントを担いで周遊してきました。

5日分の食料を担いだので、ザックは今までに経験のない重さになり旅の前半は大変でした。
でも、当初のルート通り双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳、雲ノ平（祖父岳、祖母岳）、薬師岳、黒部五郎岳、野口五郎岳、烏帽子岳と登れて本当に良かったです！
2日目は高天原温泉にも行けたし、かなり満喫できた5日間になりました。

1日目〜3日目はドマドーム（テント）で寝て、4日目の水晶小屋では本当の土間で寝るとは思わなかったけど、それも良い思い出です(笑)

今回は欲張りすぎてタイトなスケジュールになってしまいましたが、次回はのんびり雲ノ平周辺を楽しみたいです。

ソロで泊まりは初めてでしたが、楽しく5日間を過ごすことができたのも黒部五郎で偶然会った山友さん、裏銀座をご一緒させてもらった山友さん、小屋の方や山で出会った方々のおかげだと思います。