この時期に帰る理由は
鮭の遡上を見るため。
谷根川(たんねがわ)は、川自体がとても小さい。
とても小さな浅い河口だ。
河口に座って波間を眺めていると、
鮭たちの背びれが見え隠れする。
みんな、ふるさとの水をよく覚えていたね…。
それだけで私は感動して泣きそうだ。
波に揉まれながらもなかなか上がってこず、
河口をうろうろしている。
河口を抜けた鮭たちは、少し深い流れの弱い場所でゆったりと泳ぐ。
体を淡水に慣らすためか?パートナーを見つけるためか?
その先の流れに立ち向かっていく鮭たちは、
みな、パートナーとしっかり泳いでいる。
2匹が一緒になってボロボロになりながら
急流を突き進んでいく。
そして、産卵後、命が尽きてしまう。
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