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地元で林業をやっている知人、マーさんにそこがどんな場所でどんなことができそうなのかなど現地で見て話を聞いた。
松本を出たときは今年初のホワイト常念岳に心が踊ったが、大町で道路脇に雪があるのを見て初めて、しまった!タイヤを替えるのすっかり忘れていた。車の走るところはかろうじて積雪なく、さいわい気温も高く、白馬の飯森で待ち合わせ場所まで無事ついた。でもあたりの山も里も一面の雪景色だ。
植えて80〜90年の杉が数十本。太いのも中程もある。あとはカラマツも少し。西側の五竜岳や白馬連峰が見える方角は河岸段丘の下り坂で、そこは幸い落葉広葉樹でコナラの清々しい一角がある。
杉の木はあの立派なものでも切り倒して市場まで運んで1本1万円になるかどうかとのこと。今は国産材、全然売れないそうだ。しかも長野県内には現在木を持ち込む製材所がなくて石川県の七尾なんだそう。もとより売って金にする気は特にないがそこまでとはなあ。
下層にはクロモジ、イヌカヤ、ホオノキ、コナラ、カエデなどがスキあらば伸びようとスタンバイしている。
なんとなくのイメージでは間伐で杉林を心地よい密度にして、雑木のコナラやカエデ、キハダやクヌギを増やせる明るさにしたい。とりあえず雪が積もったらイグルーして焚き火しようか、と約束した。気兼ねなく焚き火できる場所だ。
帰りには青木湖湖畔のゼーブリックという昔っぽいラーメン屋で辛酢ラーメン。いやあ、今どきの流行り味とは一線画して独自に旨いワ。カタカナを見れば語源が気になる。たぶんドイツ語See blick。ゼーは湖、ブリックは?アウゲン・ブリックのブリックだよな、あーVIEWだ。The lake view.店名がドイツ語なんて昭和っぽい。でもいつも混んでいるらしい。きょうも客が絶えない。ウェスタン客も多い。湖畔はバイパスから離れているから今まで知らなかったな。
松本までの高瀬川右岸道路は、遠くに甲斐駒北岳仙丈まで見える好天だ。古い歌を聞きながら久しぶりのドライブで帰る。車の運転、久しぶり〜ぃ。帰宅してすぐタイヤを付け替えた。お向かいのジョーさんが、立派な油圧ジャッキを貸してくれる。
車輪がスムーズに動かないとジャッキを当てた部分の変形やジャッキが外れる可能性があります。
なるほどー車輪が動くのが重要なんですね。ありがとうございます。改善します。
相続の際に税理士さんと近場を少し見て回った位です。
どんな種類の木が生えているかも一部ですが確認しました。(木によって評価額が違うそうです。)
子供の頃に父が山林の手入れをするのに一緒に行った事はありますが、
私には山林のお手入れはできないので、どうしようか困ったもんです。
固定資産税とか森林組合の費用とかは払ってますけども。
時代の変化で、今の日本には山を見る目がなくなりましたね。金目のものはきのこと山菜だけ。でもお陰で私のような自由登山愛好家には、本当に自由に山々をわたり歩けるし、過去のどの時代よりも鬱蒼と茂る豊かな森に恵まれています。良い時代に生まれたものだと思います。
戦国時代なら禿山で見通しよくすぐ見つかる上に殺される危険高く、江戸時代なら泥棒扱いで見つかれば獄門ですね。
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