海の日？ もちろん山へ！槍穂縦走 百名山No.22-2/25

2022年07月16日(土) 〜 2022年07月18日(月)

• GPS: 58:15
• 距離: 37.4km
• 登り: 3,311m
• 下り: 3,299m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:28
• 休憩: 5:12
• 合計: 13:40

5:51 上高地バスターミナル
5:55 5:55 無料トイレ
6:03 6:03 小梨平
6:31 6:31 明神館
6:35 6:35 徳本口
7:06 7:06 徳沢公衆トイレ
7:18 7:18 新村橋
7:53 8:00 横尾
8:32 8:32 槍見河原
8:42 8:42 一ノ俣
8:48 8:48 二ノ俣
9:13 9:21 槍沢ロッヂ
9:49 9:57 ババ平
10:26 10:27 槍沢大曲り
11:26 11:27 槍沢・天狗原分岐
12:39 12:40 坊主岩屋下
12:47 12:47 播隆窟
13:27 13:28 殺生ヒュッテ
14:12 18:51 槍ヶ岳山荘
19:13 19:19 槍ヶ岳
19:28 19:28 槍ヶ岳山荘
19:31 飛騨乗越

2日目

• 山行: 7:33
• 休憩: 1:01
• 合計: 8:34

5:35 飛騨乗越
5:51 5:51 大喰岳
6:23 6:24 中岳
7:09 7:09 天狗原分岐
7:27 7:27 南岳
7:33 7:39 南岳小屋
9:07 9:17 長谷川ピーク
10:47 10:47 北穂高岳北峰
11:11 11:46 北穂高小屋
13:47 13:56 涸沢岳
14:09 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 9:01
• 休憩: 3:18
• 合計: 12:19

3:47 穂高岳山荘
4:24 4:55 奥穂高岳
5:20 5:30 馬の背
5:50 5:51 ロバの耳
5:57 6:56 ジャンダルム
8:23 8:32 天狗のコル
8:45 8:52 天狗岩
9:10 9:19 逆層スラブ
9:37 9:52 間ノ岳
10:20 10:37 赤岩岳
10:57 11:03 P１
11:13 11:25 西穂高岳
11:39 11:40 チャンピオンピーク４峰
11:48 11:50 ピラミッドピーク
12:49 12:51 西穂独標
13:19 13:19 西穂丸山
13:30 13:47 西穂山荘
13:55 13:55 焼岳・上高地分岐
14:40 14:40 宝水
15:37 15:37 西穂高岳登山口
15:41 15:41 上高地温泉ホテル
15:54 15:54 上高地公園活動ステーション
16:00 16:00 河童橋
16:06 上高地バスターミナル

天候

ガス・雨・時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢渡大橋の駐車場

コース状況／危険箇所等

槍沢では、1箇所雪渓横断があるが短い。特殊な装備は不要。北穂高岳〜涸沢岳（奥壁バンド前）の間でも雪渓横断が1箇所。こちらは少し長めだが、しっかりとステップが切ってあるのでアイゼン等は不要。全体的に天候が悪かったので、岩場は濡れて滑りやすくなっていた。また、マーキングがガスの影響で見つけづらく、ルートロスも何度かあった。ジャンダルムから間ノ岳の間では浮石の多い沢地形を下る箇所もあり落石誘発危険な箇所も多かったのでルートロスをしていないかなどちょくちょく確認しながら進行する必要があると思う。

その他周辺情報

槍ヶ岳山荘：水1L、200円（テント泊でも）
　　　　　　5時から18時まで
穂高岳山荘：テント泊含む宿泊者は水無料、通過は有料500ml100円、1L200円。24時間給水可能。

写真

7/16 5:56

焼岳がきれいに見えています

7/16 7:00

明神

7/16 7:53

横尾
とても人が少なく三連休の初日とは思えない

7/16 8:22

7/16 8:32

槍見

7/16 8:43

きれいな川です

7/16 8:53

オダマギ？

7/16 9:07

ニッコウキスゲ
今年は当たり年だそうですね〜

7/16 9:19

槍沢ロッジ

7/16 9:26

カブト岩？

7/16 9:30

ニッコウキスゲ

7/16 9:32

7/16 9:50

槍沢ロッジのキャンプ場に到着です。
けっこう遠い〜、、、

7/16 9:56

キャンプ場からの景色はとても良い！

7/16 9:58

あそこの黄色いところもニッコウキスゲ群落かな？

7/16 9:58

頑張りましょ、あと5キロ

7/16 10:05

夏らしい登山が続きます

7/16 10:26

ハクサンフウロ

7/16 10:30

ハクサンフウロとキバナニガナ？

7/16 10:33

ニッコウキスゲ

7/16 11:18

シナノキンバイだと思う〜

新潟よりもちょっと季節の遅いイチゲちゃん

7/16 12:17

常念山頂が見えてきました

7/16 12:21

雪渓横断

槍ヶ岳がお目見え

7/16 12:25

ハクサンイチゲ〜

7/16 12:26

アオノツガザクラ

7/16 12:31

ハイマツの実

7/16 12:31

ゴゼンタチバナ

7/16 12:34

ミヤマ？シャクナゲ

7/16 12:35

ハクサンイチゲと槍ヶ岳

7/16 12:35

アオノツガザクラ

7/16 12:37

結構標高も上がりました

7/16 12:40

あと1キロちょっと、がんばりましょう

7/16 12:46

チングルマのブーケ

7/16 12:46

殺生ヒュッテと槍ヶ岳

7/16 12:48

チングルマ畑

7/16 12:49

道の反対側はハクサンイチゲ畑

7/16 17:09

夕飯はステーキ！

7/16 17:58

到着してから降り始めた雨もだいぶ落ち着いてきました

14時ごろに槍ヶ岳山荘に着き、すぐに降り出した雨。しばらくテントで休み合間を狙って日の入り直後に登頂

7/17 7:33

翌朝
南岳小屋です

7/17 7:41

しばらく歩きましたが、ここら辺から少しづつ明るくなり始めました

7/17 7:43

空もほんのり青く、ガスが薄いということはわかった

7/17 7:44

7/17 9:47

これはどこだったか、

7/17 10:01

7/17 10:02

長谷川ピーク

7/17 10:04

南岳方面

7/17 10:04

7/17 10:05

南岳

7/17 10:20

北穂池

7/17 10:21

北穂手前から

7/17 11:38

7/17 11:39

北穂小屋と唐沢カール

7/17 11:43

7/17 11:47

涸沢小屋

7/17 11:48

7/17 11:51

北穂ダイレクトな尾根

7/17 12:08

北穂分岐をだいぶすぎたあたりから奥穂〜前穂の吊尾根

7/17 12:12

7/17 12:35

裏バンド周辺

7/17 12:37

7/17 12:38

裏バンドを乗り越えてから

7/17 12:38

7/17 12:58

北穂高、奥穂の最低コル

7/17 12:59

イワベンケイ

7/17 13:06

7/17 13:25

7/17 13:32

7/17 13:45

夏っぽい〜

7/17 13:48

7/17 13:49

青空の涸沢岳

7/17 13:51

と思ったら山頂では白

7/17 13:55

穂高岳山荘

7/17 14:12

蝶から常念

7/17 14:14

常念から大天井

7/17 17:07

これが

7/17 17:26

こうなる
右がカレー、左がビーフシチュー

7/18 4:03

翌朝は早めに出発する。今日も長い1日になりそうだ、それにしても天気が悪い。予報では快晴のはずだが

7/18 4:26

奥穂山頂

初めての奥穂山頂もこれ、、、

では行きましょう

7/18 5:15

1番怖かったウマノセの下り。けっこう時間がかかってしまった

7/18 5:32

7/18 6:11

ジャンダルム〜

7/18 7:17

7/18 8:08

7/18 8:08

7/18 8:11

7/18 8:13

7/18 8:14

天狗の頭手前

7/18 8:21

7/18 8:21

7/18 8:29

7/18 8:47

7/18 8:47

7/18 10:47

リンドウ

7/18 10:59

ここまで無事に来れて幸せです

7/18 11:01

P 1

7/18 11:15

西穂高岳〜

7/18 11:30

7/18 11:30

7/18 11:47

ピラミッドピーク

7/18 12:16

独標

7/18 12:58

7/18 13:08

7/18 13:10

7/18 13:17

7/18 13:18

丸山

7/18 13:42

コーラー！！！うまい！

7/18 13:46

7/18 13:57

7/18 13:59

キヌガサソウ

7/18 14:11

ゴゼンタチバナ

7/18 14:40

7/18 14:44

7/18 14:51

ギョリンソウ

7/18 15:06

7/18 15:37

7/18 15:42

7/18 15:43

7/18 18:37

梓川SAの山賊焼温玉丼。染み渡りました

撮影機器：

α6300 ILCE-6300 ボディ SONY

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

感想

kea_n1999

憧れの稜線、槍穂を一気に縦走しました。まだまだ岩稜歩きに慣れていませんが、ゆっくり確実に岩を掴んで歩いてきました。大キレットの奥壁バンド周辺や南岳から涸沢岳の稜線、奥穂近くのウマの背やジャンダルム、間ノ岳周辺など怖い所ををあげたらきりがありません。今回は視界があまり良くなかったので恐怖感は晴れている時ほどではなかったのかなと思います。

◯バスターミナル〜横尾
　フラットな道で歩きやすいです。ここで時間を稼いでおきましょう。

◯横尾〜槍沢ロッジ
　横尾から先は登山道らしくなります。沢沿いの景観の良い道を歩きますり

◯槍沢ロッジ〜南岳分岐
　槍沢ロッジからキャンプ場、南岳の分岐へと着実に標高を上げて行く区間です。槍ヶ岳こそ見えないですが、森林限界も突破し景色も良くなってくるので元気に歩けると思います。

◯南岳分岐〜槍ヶ岳
　南岳の分岐を過ぎると、いよいよ稜線へ詰めていくような急な登山道になってきます。今時期は花もたくさん咲いていて歩いていて楽しいコースでした。ここまで来ると槍ヶ岳も目の前に見えますが、目で見るのと実際に歩くのでは大きな違いがあって、まだ着かないかぁ、、、と思ってました。

◯槍ヶ岳〜南岳
　あまり危険箇所はない印象。比較的に高低差もなく難なく通過できました。

◯南岳〜北穂高岳（大キレット）
　南岳までの登山道とは一線を画す感じがあります。際どい箇所がいくつもあってなかなか手こずりました。自分はまだまだ岩歩きは未熟なので同行者に着いて行くことで精一杯でした。ただ、そこで焦ってしまってはダメなので、きちんと3点確保はしつつ、安全確実な場所を選んで足を置いたり手をかけたりし続けました。

◯北穂高岳〜穂高岳山荘
　ここの1番大変な区間は北穂高岳〜涸沢岳の区間だと思います。こちらもなかなか際どい箇所が続きますが（奥壁バンドなど）、大キレットに比べたらマシかなと思います。涸沢岳から、穂高岳山荘へは10-15分で下れますし、道も特に危険ではないので大丈夫です。

◯穂高岳山荘〜ジャンダルム
　穂高岳山荘から45分ほど登り奥穂高岳山頂まで行きます。この時点で風は強くガスで視界も悪い、低温で日の出も期待はできなそうだったので少し早めにジャンダルムへの縦走路へ入りました。奥穂から行くとすぐのところにあるウマの背はなかなか怖かったです。他にもロバの耳などの危険箇所が続きます。

◯ジャンダルム〜間ノ岳
　ウマノセの下に比べればマシですが、まあまあ怖いところもあります。ガスっていたので、ペイントがなかなか見つけられないことがあり、ルーファイを必要とされる箇所がいくつかありました。小さな尾根を乗り越して小さな沢沿いに降りて行くタイミングだったりで、ペイントを見失い何分か彷徨ったりしていました。天狗ノ頭手前では奇跡的にガスが退けて、良い景色を見ることもできました！

◯間ノ岳〜西穂高岳主峰
　今までに比べたらだいぶ歩きやすいです！

全体的にはガスがかかり、岩も濡れていて気温も低かったので、岩も滑りやすく晴れている時よりも難易度は高いのかな？と思いました。ただ、しっかりと掴むところは掴んでいけば大丈夫かなと思います！あくまでも破線ルートなので他の一般登山道の険しいルートに比べたら、鎖や梯子の数も少ないですが、通り終わった時の達成感はすごいものがありました！槍から西穂の長距離縦走でしたが！やってやれないことはないなと思いました！