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以前書いたものを読み返してもほぼ同じ感想だった。私自身、成長のない証だろう。松坂慶子の"抜けた感じ"がいつ見てもイイ。
ただ今回は、今朝方読んだ毎日新聞・藤原さんの故高橋秀美氏記事「愛に定年はない」が影響してのことか、主人公・桂(壇一雄)の「愛するを知る」哲学を知った気がした(気のせいですが)。ただ、愛あらば不貞すら肯定される筋が許容範囲か埒外かで評価が割れるだろう。観る側の、愛に対する自由度の割り振りに。文士だからって、何でもかんでも許される訳ぢゃねえぞっ。
なんにしてもあの、愛に向ける奔放さ!
それにしてもこの、人心も荒む暑さよ!
「三界は安き事なしなお火宅の如し」
七・八年前に、このヤマレコ日記に草野心平の「火の車」を書いたことを思い出しました。檀一雄、太宰治と中原中也、草野心平が飲み会の席で取っ組み合いの喧嘩をしたそうです。自らの信条を曲げることを潔しとしない彼らは、兎に角本気で殴り合ったそうです。自分の信条は、何であれ持っていたいものです。
フジ公さんの記事、判り易くていいですね。
以上。
近じかまた行きましょう。
映画のワンシーンにありましたヨ、中原中也との取っ組み合い。我々は取っ組み合うことなく、また呑みましょう。
あの長編がどのように映画の形になったか今度観てみます。
死霊悪霊1Q火宅! 映画版の終わり方は本とは変えてあるので肩透かしを食うかも知れません。そういえば単行本の表紙は横井照子、ではなくサムフランシスでした。
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