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人身事故で遅れたが8時過ぎに京都駅に到着し、時間も早いので京都駅をじっくりと観察してみた。9時にして既に猛暑の予感、地球沸騰化への配慮も遠慮もなく皆が皆、クーラーをガンガンと掛ける。皆、汗を掻きたがらない。
地下の書店に置いてあって購入した「近親性交」を、風の通る駅三階で読む。毎日新聞6/28の書評に出ていた本なのだが、読み出すと止まらなくなる。こ、こんなこと書いてエエの? これはかなりの問題の書だ。
13時に約束の駅前地下ビール屋へ。大学山岳部OB会関西支部の一杯会で、役員交代もアリ。30年振りに再会した多田先輩は、御髪含めて高橋源一郎になっていた。内藤先輩からは、コイカク遭難で有名な沢田義一氏の話を伺った。ギラギラ太陽下で散会となり、地下鉄で移動し、酔いも手伝ってヨロヨロフラフラっと京都国立近代美術館へ。大当たりの鑑賞に満足して東へ歩き、蹴上駅近くでゲリラキャンプした。実に寝苦しい夜だった。
汗塗れの起床で早々と京阪鉄道に乗車し、山科駅へ。ここは我々夫婦の出会いのきっかけを作ってくれたお享さんの生地である。京都観光する気はもうなく、映画を観に岐阜へ帰る。途中下車して醒ヶ井の梅花藻咲く「居醒の清水」に立ち寄ることも忘れない。ここは誠に素晴らしい湧水地である。
第一部に引き続き「戦争と人間 第二部」も三時間にわたる大作だったが、この頃の吉永小百合のイモな演技は目に余るものがある。
果たして岐阜も、暑かった。
豊科図書館は書架6杯分の山岳図書があり読みたい本ばかりです。
大半が寄贈本の様で希少な初版本の宝庫です。
「近親性交」なかなかショッキングな題名ですが、殺人事件の被害者と加害者の関係は実は肉親が一番なのですよね。
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