単身暮らしになってみると、家族暮らしの時に便所の掃除をしてくれていた母や妻、女たちの身を想像すらしなかったことに呆れています。たまに気まぐれで僕が掃除をすればお礼を言ってくれたのに、僕はお礼を言ったことがなかった。
僕の場合、トイレに紙は流さないという方針、つまり手で洗い流してしまうので、便器の掃除にも紙や布を使わず、汚れはその場で手で洗います。指先は多感なので、お尻と同様、便器表面の汚れや違和感はすぐ発見できます。汚れはためると手強くなり、指だけではなかなか落ちなくなりますから、毎回すぐに拭くのが肝腎です。お皿洗いは、毎回食後すぐにしないと汚れが落ちにくくなるし、洗わずにまた使わないのと同様です。
感染防止習慣で手を石鹸で洗う習慣は頻繁になりましたが、手は石鹸さえつければどんな汚れたものでも落ちるのでありがたいです。掃除道具を使うと、掃除道具という「触りたくないもの」が増えてしまいます。
家族や自分のフンならまだしも、公衆便所や公共の場の便所の掃除を担う人の身はどうだろうと想像し、顔を合わせる際にご苦労さまですと挨拶をするようになりました。
初めて「フン不可触の信憑」から解かれた記憶があります。中学生の時、学校の便所の便器をピカピカにしよう、と自主的に思い立ち、数人で徹底的にやったことがありました。当時はくみ取り式の金隠し型だったのでぱかっと外して便所裏の草地に持っていき、初めはイヤイヤ触っていたのですが、そのうちきれいになると裏側とか凹んだところも丹念にピカピカにしました。「手を触れるなんておぞましい、なにか悪いものに感染する、手を洗っても絶対残る」というような、目に見えないものを怖がるような信憑が失せ、清々しい気持ちになった思い出があります。
おはようございます。
ヨネヤマさんの回りには
大勢の女神様が居ますよ(⌒0⌒)／~~
現状、リモート女神さま頼りです。
ヨネちゃん、素晴らしいね！
暮らしの作文（中日新聞なんですけど）なんかに投稿していただけると、うれしいな〜
朝から気持ちのいい話です
ヤマレコ作文が暮らしの作文化してますね。やばいですね。まあ、ここは自由なので。
yoneyamaさん おはようございます アッパレなカミングアウトです
環境にやさしいマニアックな方法ですね
古代ローマ人の阿部寛氏だったらやっていそうですが、文明に慣れきってしまった常人には真似できそうにありません
１０本の指で足りなくなったらかなり面倒になりそうです
まさかと思いますが、ウォシュレッの話しではありませんね？
参考にお聞きしたいのですが、水が貴重な山ではどうなさっているのですか？
ヲシュレットのあるトイレなら水を浴びながら手で洗うし、無い場合（うちのはそうですが）ペットボトルから注ぐ水で指を洗いながらです。慣れれば大して水を使わなくなります。指は三本しか使いません。洗うときに四本目の親指使います。
被災に備えて、自宅で稽古してみてはどうでしょう。
山では、水が貴重ですが、手を洗うのにもケチるほどではないです。コップいっぱいもあれば十分です。無雪期は沢の近くでしか泊まらないですし、積雪期は雪で飲み水含めて作ります。雪の塊で拭くこともありますが、これは熟練が必要です。
いろいろなノーハウがあるんですね！
やっぱり真似はできそうにありません
水と手指の併用作業は便器が汚れそうですが、そうしたことへのノーハウもあるのでしょうね なお雪山では不測の事態に備えトイレ用雪洞が必要ではないでしょうか それとコップ一杯で洗った後の、その手は？
その手は？ナメておわりですね。
御意!!
日本でもインド式。。
もちろん左手しか使いませんよね？(*´▽｀*)
両手使うほども無いんですよ。片手で十分です。ペットボトル持つ手は右ですね。
初期の金八先生に、同じくトイレ掃除の回がありました。ピカピカになった便所に寝転がってましたわ。
便器に寝転がる。枕にする？便所掃除には深い意味がありますね。
yoneyamaさん、こんにちは。
うちは、トイレやお風呂といった水回りは、結婚当初から私が担当と決めてましたので（妻がズボラなもので・・）、トイレの掃除はなんともないですねー。さすがに手で洗うのは洗車までで、トイレはさすがにブラシは使ってますが・・・
さっきまで自分や家族の身体に入っていたものなのに、便器に出した途端、不浄のものとなってしまう、という人間の心理は、我ながら不思議に思います。
・・が、私は、自分の子供が乳児の頃から、おむつ替えもやっていたので、体からでてきたものに、それほど抵抗感はないです。
なにより、きれいなトイレは気持ちが良いですしね
奥さんある面ズボラだといいこともありますよね。散らかしても怒られないし。ウチもです。自分のペースで片付けできるから恵まれているかも。
きれいにするには、結局細かく掃除するのが一番ラクですね。
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