新穂高温泉から黒部五郎・槍・穂高を周回

2017年08月30日(水) 〜 2017年09月01日(金)

• GPS: 21:54
• 距離: 57.1km
• 登り: 5,626m
• 下り: 4,460m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:33
• 休憩: 1:42
• 合計: 9:15

距離 30.8km 登り 2,748m 下り 1,492m

5:28 新穂高温泉バス停
5:28 5:31 新穂高登山指導センター
5:40 5:44 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
5:58 お助け風穴
6:10 中崎橋
6:18 笠新道登山口
6:27 6:28 わさび平小屋
6:41 小池新道入口
7:15 7:17 秩父沢出合
7:26 チボ岩
7:37 7:38 イタドリが原
7:52 7:55 シシウドヶ原
8:25 8:29 鏡池
8:30 8:32 鏡平山荘
9:00 9:06 弓折乗越
9:17 花見平
9:25 9:26 くろゆりベンチ
9:42 双六池
9:47 10:09 双六小屋
10:18 双六岳巻道分岐
10:21 10:23 双六岳中道分岐
10:41 10:45 双六岳
10:54 10:55 中道分岐
11:10 丸山
11:23 11:30 三俣蓮華岳
11:41 11:42 三俣蓮華岳巻道分岐
12:11 12:30 黒部五郎小舎
13:24 13:27 黒部五郎の肩
13:30 13:45 黒部五郎岳
14:28 14:29 西又山
14:43 黒部五郎小舎

2日目

• 山行: 4:24
• 休憩: 1:06
• 合計: 5:30

距離 15.1km 登り 1,736m 下り 897m

4:11 黒部五郎小舎
4:58 5:00 三俣蓮華岳巻道分岐
5:16 5:27 三俣蓮華岳
5:40 丸山
5:53 中道分岐
6:13 双六岳中道分岐
6:23 6:42 双六小屋
7:01 7:18 樅沢岳
8:48 8:49 千丈乗越
9:18 9:24 槍ヶ岳山荘
9:28 9:38 槍ヶ岳
9:41 槍ヶ岳山荘
9:41 宿泊地

3日目

• 山行: 3:40
• 休憩: 3:00
• 合計: 6:40

距離 11.2km 登り 1,149m 下り 2,090m

4:35 北穂高岳(北峰)
5:26 5:37 涸沢岳
5:42 5:58 穂高岳山荘
6:18 6:28 穂高岳
6:39 6:44 馬の背
6:45 6:54 ロバの耳
6:55 7:22 ジャンダルム
7:52 8:12 天狗のコル
8:16 8:23 天狗岩
8:25 8:33 逆層スラブ
8:36 8:50 間ノ岳
8:59 9:10 赤岩岳
9:15 9:19 P１
9:21 9:39 西穂高岳
9:51 9:56 チャンピオンピーク４峰
10:00 10:03 ピラミッドピーク
10:08 10:15 西穂独標
10:32 10:33 西穂丸山
10:40 10:44 西穂山荘
11:02 旧ボッカ道分岐
11:15 西穂高口(千石平)
11:15 ゴール地点

天候

8/30 雨後曇り　8/31　晴れ後曇り　9/1　晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

8/30 5:36

新穂高温泉の無料駐車場に車を止め、小雨の中を登山開始。

8/30 6:31

林道を歩き、ワサビ沢小屋前を通過。

8/30 7:15

雨はやみましたが、上の方はガスに覆われています。

8/30 7:20

秩父沢の対岸へ。

8/30 7:58

標高2000mもない場所なのに、残雪がありました。

8/30 8:24

8/30 8:29

鏡平山荘。晴れていれば槍ヶ岳が見えるはずなのですが・・。

8/30 8:30

8/30 8:35

鏡平山荘の売店。かき氷が食べられる山小屋は珍しいのではないでしょうか。

8/30 9:06

8/30 9:06

8/30 9:36

8/30 9:38

8/30 9:48

双六小屋に到着。

8/30 10:02

カレーをいただきました。
普通のレトルトカレーですが、山で食べるカレーは例外なく美味しいです。

8/30 10:07

少し晴れ間が出てきました。

8/30 10:21

8/30 10:45

双六岳山頂。

8/30 11:26

三俣蓮華岳もガスが出ていて展望なし。

8/30 11:52

黒部五郎方面へと歩きました。

8/30 11:58

8/30 12:04

黒部五郎小舎は湿地帯に建てられています。
小屋手前の最後の急な下りは、道がぬかるんでいて苦労しました。

8/30 12:15

12時過ぎ、黒部五郎小舎に到着。

8/30 12:28

黒部五郎岳山頂は雲の中。
まだ時間が早いので、山頂まで往復することにしました。

8/30 12:48

行きはカールを通るルート。

8/30 13:00

写真では伝わりにくいかもしれませんが、五郎のカールは雄大な景色が広がり、とても趣のあるコースでした。

8/30 13:05

8/30 13:07

山頂に近づくと、名前の通り岩がゴロゴロした道になってきます。

8/30 13:34

黒部五郎岳山頂。

8/30 13:34

帰りは稜線ルート。

8/30 13:55

8/30 14:00

稜線ルートに雷鳥がいたとの情報を聞いていたのですが、見つけることができませんでした。

8/30 14:14

稜線から、剱岳が見えました。

8/30 14:31

8/30 14:44

登り、下りとも所要時間は1時間ほど。3時前に山小屋に戻りました。

8/30 17:27

黒部五郎小舎の夕食。

8/30 18:13

夕焼けは期待外れ。残念。

8/31 5:22

翌朝、槍が岳方面を目指して朝4時過ぎに出発。

8/31 5:23

山小屋の弁当は、ご飯がぎゅうぎゅうに詰まっていて、1回では食べきれないくらいのボリュームでした。

8/31 5:59

行く先は霧の中。

8/31 6:12

だんだん霧が薄くなり、日が射してきました。

8/31 6:18

8/31 6:19

双六岳山頂は巻いて、最短ルートで西鎌尾根へと向かいました。

8/31 6:45

双六小屋前で小休憩。

8/31 6:45

8/31 7:23

8/31 7:43

樅沢岳を過ぎたところで、雷鳥のつがいに遭遇。

8/31 7:45

硫黄乗越。
この辺りで道のど真ん中に熊の糞らしきものが落ちていました。ほやほやの糞だったので、近くに熊がいるのではないかと思い、急ぎ足で通過しました。

8/31 7:59

8/31 8:10

8/31 8:19

8/31 8:27

しばらくの間、歩きやすい道が続きます。

8/31 8:27

8/31 8:28

8/31 8:38

だいぶガスが薄くなり、槍ヶ岳の山頂がもう少しで見えそうです。

8/31 8:44

本日2度めの雷鳥。2羽いましたが、どちらも今年生まれたと思われる若い個体でした。

8/31 8:47

8/31 8:47

西鎌尾根らしい道になってきました。

8/31 8:52

千丈乗越。

8/31 9:00

8/31 9:04

8/31 9:22

槍の肩に到着。

8/31 9:28

山頂のガスが消えていたので、穂先まで行ってみることにしました。

8/31 9:35

すいていたので、待ち時間もなく、槍の肩から7分で山頂に着きました。

8/31 9:35

山頂からの風景。

8/31 9:50

槍ヶ岳山荘前にて。
時間はまだ10時前。今日のうちに北穂高小屋まで歩けそうです。

8/31 10:07

大喰岳のピークは縦走路から少しはずれたところにあるので、よく注意しないと見落としてしまいます。

8/31 10:18

8/31 10:32

8/31 10:43

8/31 10:55

8/31 10:59

南岳を通過。

8/31 11:01

南岳山荘で昼食をとりました。

8/31 11:43

いよいよ大キレット。

8/31 11:53

痩せ尾根を慎重に通過します。
見た目ほど難しくはありません。

8/31 12:07

8/31 12:15

8/31 12:19

8/31 12:23

8/31 12:42

飛騨泣きかな？

8/31 12:44

8/31 12:47

8/31 12:54

北穂高小屋手前の急登。

8/31 13:03

北穂高小屋に着きました。
まだ時間はありましたが、この日はここに宿泊して、翌日のためにスタミナを温存することにしました。

8/31 13:55

山でいただく生ビールは最高です。

8/31 17:40

北穂高小屋の夕食。

9/1 4:35

3日目の夜明け前。雲一つなく、頭上には満天の星空。
朝焼けが期待できそうです。

9/1 4:37

4時半頃、出発。
小屋のすぐ裏に北穂高岳山頂の標柱がありました。

9/1 5:09

9/1 5:24

後ろを振り返ると、美しい槍ヶ岳の姿が。

9/1 5:25

涸沢岳の登りで日の出を迎えました。

9/1 5:41

9/1 5:49

穂高岳山荘前を通過。

9/1 6:11

奥穂高岳への登り。

9/1 6:16

9/1 6:19

今日の核心部分、ジャンダルムが見えてきました。

9/1 6:22

奥穂高岳山頂。

9/1 6:23

山頂からは360°の絶景が楽しめました。

9/1 6:25

この後は、ジャンダルムを越えて西穂高岳を目指します。

9/1 6:38

9/1 6:40

ところどころにルートを示すペイントがありました。

9/1 6:48

一見するとどこを歩いたらよいかわからない難路ですが、道標に従って慎重にルートをたどれば、道が開けます。

9/1 6:51

ロバの耳の直下。ここは岐阜県側に巻き道がつけられています。

9/1 6:53

ジャンダルムは長野県側を巻きます。

9/1 6:56

雲海から滝のように雲が流れ落ちていました。

9/1 6:58

9/1 7:15

ザックをデポしてジャンダルム山頂へ。
ザックの中にカメラを置き忘れたため、ジャンダルムを2登する羽目になりました。

9/1 7:16

ジャンダルムから南側を見下ろしたところ。

9/1 7:16

9/1 7:17

9/1 7:26

気づけば、奥穂高岳からずいぶん遠くまで歩いてきました。

9/1 7:30

西穂高岳まで、まだまだ油断できない険しい道が続きます。

9/1 7:37

9/1 7:41

逆層スラブのクサリ場。

9/1 7:44

9/1 7:57

天狗のコル。
奥穂高岳と西穂高岳の中間地点です。
天狗のコルから西穂方面への登りがほとんど垂直な急坂でした。

9/1 7:58

9/1 8:21

9/1 8:31

ここは靴底のグリップが悪いと苦労しそう。

9/1 8:32

9/1 8:32

9/1 8:36

9/1 8:37

9/1 9:14

9/1 9:21

もう少しで西穂高岳。

9/1 9:25

西穂高岳山頂に到着。
ここまでくれば、あとは一般登山道で、ひと安心です。

9/1 10:04

ピラミッドピーク。

9/1 10:14

西穂独標。

9/1 10:23

独標から下はとても歩きやすい道でした。
ロープウェイに乗って簡単にアプローチできるので、登山者も急に多くなります。

9/1 10:37

さきほどよりガスが上に上がってきた気がします。

9/1 10:44

西穂山荘。

9/1 11:19

ロープウェイ西穂高口につきました。

9/1 11:47

ロープウェイで下山。
無事に3日間の北アルプス縦走を終えました。

撮影機器：

TG-850 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ヘルメット

感想

charikurige

8/30から9/2まで天気予報はずっと雨で、登るかどうか迷ったのですが、せっかくの休暇なので行けるところまで行こうと思い、新穂高温泉を出発しました。雨の予報をみて山行をキャンセルした人も少なくなかったのではないでしょうか。結局、初日の朝以外は雨に降られることなく、9/1には雲一つない絶好の日和の中、山歩きを楽しむことができました。
9/2午前が雨との予報を聞いて、もともと4日かけて歩く予定のコースを3日間に短縮したので、1日あたりの歩行時間はいつもより長めになっています。
以前から気になっていた奥穂〜西穂の縦走路も歩くことができて、満足の行く旅になりました。

コメント

hanako860110

今晩は。
　今年の8月半ばに、私達夫婦も奥穂高岳に登りました。北アルプスの景色は…凄いですね！西穂へのルートは、危険がいっぱいですね。いつか挑戦してみたいと思っています。

charikurige

Re: 今晩は。
北アルプスは見てよし登ってよしの格好良い山がたくさんあっていいですよね。
奥穂から西穂に向かうときは少々勇気がいりました。北アの三大キレットなど難易度高めの一般ルートを歩いて経験を積めば大丈夫だと思います。