記録ID: 1971480
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
蒼天の北アルプス!槍〜西穂高岳縦走記。*穂先は登ってないけどね〰。
2019年08月11日(日) 〜
2019年08月13日(火)


体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 58:22
- 距離
- 34.8km
- 登り
- 4,171m
- 下り
- 3,113m
コースタイム
1日目
- 山行
- 10:41
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 11:43
距離 20.4km
登り 2,434m
下り 539m
4:34
28分
スタート地点
16:17
2日目
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 7:05
- 合計
- 14:28
距離 7.2km
登り 1,122m
下り 1,119m
3日目
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 8:36
距離 6.6km
登り 447m
下り 1,450m
14:57
ゴール地点
天候 | 三日間通して晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
鍋平の道路脇の空き地に辛うじて駐車。(当然、無料です) しかしそこも10分後には満車になりました。 西穂高駅から新穂高温泉駅まで料金は1600円。 55リッターザックを背負っていましたが、何故か荷物料はサービスしてくれました。 新穂高温泉駅から鍋平の車を駐車してある所までタクシーで約1300円。 沢渡の駐車場まで送る礼にとSさんが出してくれました。ありがとうございます。m(_ _)m |
コース状況/ 危険箇所等 |
鍋平〜新穂高温泉駅 車道を歩くので暗い内は後ろから来る車に注意。 新穂高温泉駅〜白出沢(右俣林道) 一般車は通らない砂利道の林道です。 白出沢〜槍平 ここより本格的に登山道になります。 数ヵ所の沢の渡渉がありますが、この日は水が流れていたのは滝谷出合いだけでした。 木橋を渡る時にスリップ、転落注意。 槍平〜千丈分岐 樹林帯の中の急登が続く一番の頑張り所。 千丈分岐〜飛騨乗越 槍ヶ岳と大喰岳の西側の大斜面を登ります。 一面に広がるお花畑と槍ヶ岳の稜線を望む景色はアルプスの少女ハイジの世界観。 ガレ場の斜面をつづら折りに登るキツいルートで落石にも注意。 飛騨乗越〜南岳小屋 大きなアップダウンはありませんが地味にキツい。 中岳から南岳に向かう下りは大きな石が安定していない所もあり注意が必要です。 南岳小屋〜北穂高岳 泣く子も大泣きする大キレットが立ち塞がる北アルプス一般登山道屈指の難ルート。 高度感のある岩場の上り下りや長谷川ピークからのナイフリッジ、飛騨泣きの絶壁と難所が続きます。 滑落転落はもちろんの事、落石にも要注意。 特にA沢のコルから北穂高岳の間は人工落石が多発しています。 北穂高岳〜穂高岳山荘 大キレットほどの距離や高低差はありませんが、難易度的にはこっちの方が上。 鎖や梯子も少ないので基本的な岩場の技術を要します。 穂高岳山荘〜西穂高山荘 のっけからほぼ垂直の鎖場と梯子があります。 ここまで来れた人には問題ないと思いますが、落ちたら死んじゃうので気を付けましょう。 奥穂高岳から西穂高岳までのルートは、一般登山道では北アルプス最難関と云われるエリア。 長野県信州山のグレーディング表でも別格扱い。 西穂独標まで気の抜けない難所が続きますが、歩き通した時の達成感もまた格別だと思います。 |
その他周辺情報 | 新穂高は温泉がいっぱいありますが何処も行ってません。 混浴の露天風呂がある施設もあるそうです。そこだけは気になる…。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
天狗のコルに到着。
先程ジャンダルムに居たクライマーのご夫婦は岳沢から3時間ちょいでジャンまで登って来たそうです。
それもジャージとスニーカーで近所の公園を散歩するかのような格好で。
先程ジャンダルムに居たクライマーのご夫婦は岳沢から3時間ちょいでジャンまで登って来たそうです。
それもジャージとスニーカーで近所の公園を散歩するかのような格好で。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ストック
ヘルメット
|
---|
感想
2年ぶりの北アルプス、天候にも恵まれ最高の三日間を過ごせました。
唯一の心残りはタバコがあと一箱あればもう一日山を下りなくてよかった事…。
新穂高から槍ヶ岳までのルートは人も少なく、歩行距離も短いので上高地からスタートするよりも良かったと思います。
穂先の大渋滞はもはやテーマパークの人気アトラクション並み。
槍のTシャツを着てレンタルのヘルメットをかぶった人達が並びに行くのを見て、あの列には並びたくない。と思って今回はパスしました。
南岳小屋は大きい施設ではありませんがとても綺麗な山小屋です。
私は今回メシは背負っていったので素泊まりでしたが、旨そうな食事の匂いに今度泊まる時は絶対晩メシは頼もうと決意しました。
大キレットの目の前にある立地条件から穂高方面に向かうには最高の山小屋だと思います。
大キレットから涸沢岳間は二度目ともなればもはや庭。
個人的には妙義の方が難易度は上かな。
穂高岳山荘は相変わらず凄い人気。
全国から山屋が集まるので話していて楽しく、そしてメシがやたら旨い。
夕べ南岳小屋で嗅いだ揚げ物の匂いが忘れられず晩メシを頼んでしまいました。
山を登っていなければ知り得なかった穂高の魅力。
最近は変わってきましたが私にとって北アルプスはイコール穂高。
それ以外は行く気もないし興味もありませんでした。
今回、奥穂〜西穂ルートの踏破とジャンダルム登頂の2年越しの宿題を終えて思った事は……、意外と簡単だったな。
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