槍ヶ岳〜大キレット〜北穂高岳



- GPS
- 100:07
- 距離
- 48.9km
- 登り
- 3,005m
- 下り
- 3,001m
コースタイム
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 3:46
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 3:56
- 合計
- 12:17
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 6:33
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 8:28
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 8:49
天候 | 晴れ曇り雨やら霧やら |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
涸沢ヒュッテのすぐ下の登山道に残雪があるが、避けて通れるので、軽アイゼン不要。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
1日目
迫り来る台風の影響で1日日程を早めた。本日は横尾までのゆるゆるハイク。横尾で幕営。とはいえ、久しぶりのテント泊装備が重くてヘロヘロ。カメラ機材やら試してみたかったタープやら、余計な物が多すぎたか。
2日目
南岳小屋まで行きたいな〜。と思ったが、殺生ヒュッテでギブアップ。余裕の1泊延長。こんな重い装備で大キレット越えられんのかな?ちょっと不安。台風は大丈夫かな?
とりあえず槍だけ往復してみる。身軽だと歩くペースが全然違う〜。でも槍の穂先は大渋滞。鎖にしがみついて降りてる中学生くらいの男の子とか、大丈夫か?見てるこっちが怖くなる。結局、穂先の往復だけで1時間半くらいかかっちゃった。
3日目
もう一度槍の穂先へ登り、今度こそ南岳小屋へ。槍の穂先への登りは前日ほどの渋滞もなく、わりとスムーズに登れたが、下りはガイド付きの初心者が頭を押さえていてホントに遅い。もう少し岩場の経験を積んでから来てくれ。
槍ヶ岳山荘を出発し、大喰岳〜中岳〜南岳と、3つのピークを越えて南岳小屋へ。大喰岳は二重稜線の鞍部を登山道が通っているため、ピークに気付かず1度通りすぎてしまった。暫くしてアレ?と。荷物をデポってダッシュで戻り、大喰岳ゲット!あぶないあぶない。ガスってしまっていたが、たまに槍の穂先がガスの中から現れた。
大喰岳からは快適な稜線歩き。そして雷鳥ラッシュ。大喰岳、中岳、南岳、南岳小屋でそれぞれ雷鳥を見ることができた。南岳への登りでは登山道の真ん中で雷鳥の親子が砂浴びをし、南岳小屋では小屋の前で登山者の足下を雷鳥の親子が走り回っていた。テントを張ると、すぐそばまで先ほどの雷鳥の親子が降りて来てくれた。いや〜可愛かった。その後夕立となった。
4日目
夜中からものすごい風と雨。信州側から吹き下ろしているようだ。これは撤退か・・・?ここまで来たのに。朝になると雨は降っていないが、相変わらずの強風。トイレに行くついでに稜線へ出ると、信州側から暴風が。どうしよう?常念平で朝日や常念岳、槍の穂先、そしてガスがものすごい勢いで流れている大キレットと、断崖絶壁の北穂高岳を撮影しつつ、行くか引くか悩む。
暫く周りの様子を伺っていると、ヘルメットを被り、大キレットの方へ進んでいく人多数。皆行くんだ。近くの岩を見てみると、もう殆んど乾いている。腹をくくった。行くか!
ザレた急下降の登山道を進み、大キレットへ降りていく。体が硬い。手と足が一緒に出るような感じ。大キレットというブランドネームにヤラれているようだ。大キレットの底で1度荷物を下ろし、着ていたシェルを脱ぐと、緊張がほぐれて体が動くようになった。
しかし、ザックが重い。振られる。着地するときに重さでバランスを崩さないように慎重に足を運ぶ。長谷川ピークは高度感あったなぁ。信州側から飛騨側へ乗越すところなど、ザックの重さで体が振られるから、結構緊張した。北ホ200mというペンキマークを見たときは、少しホッとした。
北穂岳小屋ではカルビ丼を食べた。めっちゃうまい!!味噌汁とお茶も付いて1000円。3100mでこれって、すごいお得!
北穂高岳の山頂標識は質素だな〜。撮影して、南峰と思われる地点も踏み、涸沢へ下山。
5日目
本日は下山のみ。明神館からは明神池側に行き、嘉門次小屋で一休みし、自然探勝路で河童橋まで戻った。小梨平で風呂に入り、沢渡へ戻った。
雷鳥は可愛かったし大キレットは楽しかったし、槍からの景色も凄かったし、長い山行のなか、行動中に雨に降られることもなく最高の旅だった。
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