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Yamareco

記録ID: 3342082
全員に公開
ハイキング
剱・立山

立山から表銀座縦走

2021年07月15日(木) 〜 2021年07月18日(日)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
41:07
距離
67.4km
登り
5,981m
下り
6,970m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:05
休憩
0:42
合計
9:47
4:47
44
5:31
5:42
44
6:26
6:26
43
7:09
7:20
56
8:16
8:23
58
9:21
9:24
30
9:54
9:55
34
10:29
10:35
92
12:07
12:10
106
13:56
13:57
38
2日目
山行
10:09
休憩
1:42
合計
11:51
14:35
61
6:12
6:20
78
7:38
7:38
43
8:21
8:49
13
9:02
9:03
23
9:25
9:26
23
9:48
9:49
23
10:11
10:26
17
10:43
11:16
9
11:25
11:26
89
12:55
12:55
6
13:01
13:09
24
13:32
13:32
31
14:03
14:03
75
15:18
15:19
6
15:25
15:37
8
15:44
15:45
80
3日目
山行
9:33
休憩
1:19
合計
10:52
17:05
62
6:04
6:04
27
6:31
6:32
29
7:01
7:01
16
7:17
7:17
17
7:34
7:48
26
8:14
8:15
2
8:17
8:17
12
8:30
8:55
27
9:22
9:22
34
9:56
9:56
31
10:27
10:27
51
11:18
11:19
46
12:05
12:17
33
12:51
13:02
11
13:12
13:17
39
13:56
14:00
56
14:56
15:03
54
4日目
山行
6:53
休憩
1:27
合計
8:20
15:58
39
5:56
5:56
38
6:34
6:34
24
6:59
7:15
34
7:49
7:55
7
8:02
8:12
7
8:19
8:19
17
8:40
8:41
62
9:42
9:43
15
9:57
10:05
24
10:29
10:30
6
10:36
10:36
10
10:45
10:45
5
10:51
11:05
5
11:11
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10
11:21
11:24
5
11:29
11:52
6
11:58
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14
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12:12
8
12:20
12:28
17
12:45
12:45
12
12:57
12:57
12
13:10
13:10
11
13:21
13:22
21
13:42
13:42
0
13:42
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り、一時
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
信濃大町駅から扇沢⇒アルペンラインで室堂(7260円)
中房温泉から穂高駅⇒乗合バス(16:15終バス、1800円)
コース状況/
危険箇所等
鬼岳トラバースなど、各所雪の残る箇所あり。スゴ乗越〜薬師や西鎌尾根にも注意を要する残雪あり。西鎌尾根や大天井岳の南側トラバースにはザレた箇所あり滑落注意。
一ノ越から雄山。雲が多い。
2021年07月15日 05:48撮影 by  iPhone 11, Apple
7/15 5:48
一ノ越から雄山。雲が多い。
龍王岳から五色ヶ原方面に向かう。青空が見える。こちらに向かう人は全くいない。
2021年07月15日 06:26撮影 by  iPhone 11, Apple
7/15 6:26
龍王岳から五色ヶ原方面に向かう。青空が見える。こちらに向かう人は全くいない。
鬼岳付近の雪渓トラバース。連日の雨でステップが溶けている可能性があると伺ったが、おおむね通行に支障はない。氷化している可能性を考慮してチェーンスパイクを装備。滑落予防のため念のためピッケルを持参した。慎重に行ったが、たぶんダブルストックで充分だったと思う。
2021年07月15日 07:12撮影 by  iPhone 11, Apple
7/15 7:12
鬼岳付近の雪渓トラバース。連日の雨でステップが溶けている可能性があると伺ったが、おおむね通行に支障はない。氷化している可能性を考慮してチェーンスパイクを装備。滑落予防のため念のためピッケルを持参した。慎重に行ったが、たぶんダブルストックで充分だったと思う。
コバイケイソウの花畑
2021年07月15日 07:55撮影 by  iPhone 11, Apple
7/15 7:55
コバイケイソウの花畑
獅子岳ではライチョウがお出迎え。
2021年07月15日 08:20撮影 by  iPhone 11, Apple
7/15 8:20
獅子岳ではライチョウがお出迎え。
ザラ峠をこえる
2021年07月15日 09:15撮影 by  iPhone 11, Apple
7/15 9:15
ザラ峠をこえる
スゴ乗越小屋到着。道中は雨が降ったり止んだりであまり写真がない。
2021年07月15日 14:52撮影 by  iPhone 11, Apple
7/15 14:52
スゴ乗越小屋到着。道中は雨が降ったり止んだりであまり写真がない。
2日目の朝。スゴノ頭方面を振り返る。
2021年07月16日 04:29撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 4:29
2日目の朝。スゴノ頭方面を振り返る。
間山までは樹林帯で、みずみずしい。
2021年07月16日 05:23撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 5:23
間山までは樹林帯で、みずみずしい。
間山手前の残雪。雪の上を歩くと滑落の恐れがあるので、念のため土の部分を高巻く。
2021年07月16日 05:35撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 5:35
間山手前の残雪。雪の上を歩くと滑落の恐れがあるので、念のため土の部分を高巻く。
間山から薬師岳の登りを望む
2021年07月16日 06:21撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 6:21
間山から薬師岳の登りを望む
晴天無風の快適な稜線歩き。
2021年07月16日 06:26撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 6:26
晴天無風の快適な稜線歩き。
赤牛岳、薬師見の池に行ってみたい。
2021年07月16日 06:31撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 6:31
赤牛岳、薬師見の池に行ってみたい。
金作谷カール。巨大な落石があり、途中で砕けながら雪渓を転げ落ちていった。
2021年07月16日 07:03撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 7:03
金作谷カール。巨大な落石があり、途中で砕けながら雪渓を転げ落ちていった。
薬師岳登頂。晴れた時に来るのは初めて。
2021年07月16日 08:40撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 8:40
薬師岳登頂。晴れた時に来るのは初めて。
黒部源流の絶景が見えてきた。以前訪れた際は台風が紀伊半島に上陸直前で、爆風と濃霧でほうほうのていで下山したが、今日は最高のお天気。
2021年07月16日 09:03撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 9:03
黒部源流の絶景が見えてきた。以前訪れた際は台風が紀伊半島に上陸直前で、爆風と濃霧でほうほうのていで下山したが、今日は最高のお天気。
太郎平
2021年07月16日 09:54撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 9:54
太郎平
日差しが照りつける。甲信地方は今日が梅雨明けとなった。
2021年07月16日 10:31撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 10:31
日差しが照りつける。甲信地方は今日が梅雨明けとなった。
かれーめんをキめる
2021年07月16日 10:49撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 10:49
かれーめんをキめる
太郎山から太郎平小屋と薬師岳を振り返る
2021年07月16日 11:19撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 11:19
太郎山から太郎平小屋と薬師岳を振り返る
親のライチョウ。ヒナがまわりをうろうろしていた。
2021年07月16日 11:33撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 11:33
親のライチョウ。ヒナがまわりをうろうろしていた。
北ノ俣岳への道はライチョウの楽園だ
2021年07月16日 11:41撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 11:41
北ノ俣岳への道はライチョウの楽園だ
黒部五郎岳登頂!
2021年07月16日 15:29撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 15:29
黒部五郎岳登頂!
幸運にも山頂に着いた時にちょうどガスが切れた
2021年07月16日 15:30撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 15:30
幸運にも山頂に着いた時にちょうどガスが切れた
雷鳴も聞こえる。夏だ。
2021年07月16日 15:33撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 15:33
雷鳴も聞こえる。夏だ。
黒部五郎小舎到着。
2021年07月16日 17:04撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 17:04
黒部五郎小舎到着。
コバイケイソウの楽園となっている
2021年07月16日 19:09撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 19:09
コバイケイソウの楽園となっている
夕焼けと笠ヶ岳
2021年07月16日 19:14撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 19:14
夕焼けと笠ヶ岳
2021年07月16日 19:15撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 19:15
2日目が終わる。
2021年07月16日 19:16撮影 by  iPhone 11, Apple
7/16 19:16
2日目が終わる。
3日目、三俣蓮華岳への登りから黒部五郎岳を望む。
2021年07月17日 05:33撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 5:33
3日目、三俣蓮華岳への登りから黒部五郎岳を望む。
三俣蓮華岳登頂!
2021年07月17日 06:29撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 6:29
三俣蓮華岳登頂!
雄大な稜線が広がる
2021年07月17日 07:17撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 7:17
雄大な稜線が広がる
振り返れば三俣蓮華、鷲羽、水晶、薬師岳。黒部源流をあとにする。
2021年07月17日 07:33撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 7:33
振り返れば三俣蓮華、鷲羽、水晶、薬師岳。黒部源流をあとにする。
双六岳登頂!
2021年07月17日 07:35撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 7:35
双六岳登頂!
双六岳山頂。
2021年07月17日 07:36撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 7:36
双六岳山頂。
あれがよく見る双六の平原…!
2021年07月17日 07:36撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 7:36
あれがよく見る双六の平原…!
双六小屋に寄る
2021年07月17日 08:31撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 8:31
双六小屋に寄る
鷲羽岳を見ながら昼食のカレー🍛
2021年07月17日 08:39撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 8:39
鷲羽岳を見ながら昼食のカレー🍛
双六池。奥は笠ヶ岳の方面。絵になる。
2021年07月17日 08:56撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 8:56
双六池。奥は笠ヶ岳の方面。絵になる。
双六小屋。夏山を謳歌している。
2021年07月17日 09:03撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 9:03
双六小屋。夏山を謳歌している。
樅沢岳からの西鎌尾根、そして槍ヶ岳。絶景すぎて笑ってしまった。
2021年07月17日 09:26撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 9:26
樅沢岳からの西鎌尾根、そして槍ヶ岳。絶景すぎて笑ってしまった。
笠ヶ岳方面。
2021年07月17日 09:38撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 9:38
笠ヶ岳方面。
ゆるやかなアップダウンはあるものの、そこまできつい坂はなく、夢心地の縦走路。
2021年07月17日 09:41撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 9:41
ゆるやかなアップダウンはあるものの、そこまできつい坂はなく、夢心地の縦走路。
硫黄岳の存在感。
2021年07月17日 09:44撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 9:44
硫黄岳の存在感。
ミヤマシオガマ
2021年07月17日 10:14撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 10:14
ミヤマシオガマ
槍ヶ岳を捉えた。
2021年07月17日 10:42撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 10:42
槍ヶ岳を捉えた。
さくっと西鎌尾根を通過して槍ヶ岳の肩に到着。
2021年07月17日 12:07撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 12:07
さくっと西鎌尾根を通過して槍ヶ岳の肩に到着。
槍ヶ岳登頂!2回目。
2021年07月17日 12:35撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 12:35
槍ヶ岳登頂!2回目。
やりました
2021年07月17日 12:36撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 12:36
やりました
東鎌方面。奥には常念岳が天を衝く。
2021年07月17日 12:39撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 12:39
東鎌方面。奥には常念岳が天を衝く。
穂先から下っていく
2021年07月17日 12:39撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 12:39
穂先から下っていく
東鎌尾根は人が少なく静かだった。
2021年07月17日 14:16撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 14:16
東鎌尾根は人が少なく静かだった。
長いハシゴ。
2021年07月17日 14:35撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 14:35
長いハシゴ。
北鎌尾根の入り口、水俣乗越
2021年07月17日 14:57撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 14:57
北鎌尾根の入り口、水俣乗越
槍ヶ岳を振り返る
2021年07月17日 15:03撮影 by  iPhone 11, Apple
7/17 15:03
槍ヶ岳を振り返る
ヒュッテ西岳のテン場。風も穏やかだったので、特等席を得た。
2021年07月18日 04:42撮影 by  iPhone 11, Apple
7/18 4:42
ヒュッテ西岳のテン場。風も穏やかだったので、特等席を得た。
4日目は表銀座を縦走して行って降りるだけ。
2021年07月18日 06:10撮影 by  iPhone 11, Apple
7/18 6:10
4日目は表銀座を縦走して行って降りるだけ。
まずは赤岩岳
2021年07月18日 06:18撮影 by  iPhone 11, Apple
7/18 6:18
まずは赤岩岳
大天井岳手前のトラバース道
2021年07月18日 07:34撮影 by  iPhone 11, Apple
7/18 7:34
大天井岳手前のトラバース道
こまくさ
2021年07月18日 07:37撮影 by  iPhone 11, Apple
7/18 7:37
こまくさ
大天井岳登頂!
2021年07月18日 08:04撮影 by  iPhone 11, Apple
7/18 8:04
大天井岳登頂!
燕岳まであと少しだ
2021年07月18日 08:10撮影 by  iPhone 11, Apple
7/18 8:10
燕岳まであと少しだ
見通しのきく素晴らしい稜線だ。
2021年07月18日 08:33撮影 by  iPhone 11, Apple
7/18 8:33
見通しのきく素晴らしい稜線だ。
人々を惹きつける表銀座の縦走路を楽しむ。
2021年07月18日 10:11撮影 by  iPhone 11, Apple
7/18 10:11
人々を惹きつける表銀座の縦走路を楽しむ。
間もなく立派な道標の燕山荘前に到着。
2021年07月18日 10:27撮影 by  iPhone 11, Apple
7/18 10:27
間もなく立派な道標の燕山荘前に到着。
燕岳、登頂!
2021年07月18日 11:04撮影 by  iPhone 11, Apple
7/18 11:04
燕岳、登頂!
雲の切れ間から燕山荘が見える。
2021年07月18日 11:05撮影 by  iPhone 11, Apple
7/18 11:05
雲の切れ間から燕山荘が見える。
花崗岩の眩しい稜線
2021年07月18日 11:07撮影 by  iPhone 11, Apple
7/18 11:07
花崗岩の眩しい稜線
いるか岩
2021年07月18日 11:20撮影 by  iPhone 11, Apple
7/18 11:20
いるか岩
燕山荘で休憩。
2021年07月18日 11:32撮影 by  iPhone 11, Apple
7/18 11:32
燕山荘で休憩。
山で食べるカレーは最高だねぇ。
2021年07月18日 11:35撮影 by  iPhone 11, Apple
7/18 11:35
山で食べるカレーは最高だねぇ。
合戦小屋の名物、スイカを食べて
2021年07月18日 12:23撮影 by  iPhone 11, Apple
7/18 12:23
合戦小屋の名物、スイカを食べて
音速で中房温泉に下山!即温泉に入れるのが素晴らしい♨️
2021年07月18日 13:37撮影 by  iPhone 11, Apple
7/18 13:37
音速で中房温泉に下山!即温泉に入れるのが素晴らしい♨️

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 雨具 着替え サンダル ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図(地形図) ヘッドランプ 常備薬 日焼け止め 保険証 時計 タオル ストック テント テントマット シェラフ

感想

室堂山荘スタートで立山から槍ヶ岳、表銀座を縦走した。

コロナ禍もあり、梅雨時期の平日ということでガラガラ。扇沢からスゴ乗越まで登山客に会うことはなく、雷鳥と遭対協のお兄さんしかいなかった。
越中沢岳〜スゴの頭はザレた急坂や笹藪があり、今回の山行の中では比較的荒れている道な感覚。

スゴ乗越で1泊目。1人のテン泊者が居た。
雨が降ったり止んだりしていたが、設営に支障はない程度で良かった。朝になると霧の中からスゴの頭が浮かび上がる。あまり展望のきくテン場ではなく、落ち着いた山が楽しめそうなところだった。

2日目。北アルプスの稜線上で2021年の梅雨明けを迎える。静かな立山〜薬師の区間が終わると、薬師岳〜太郎平付近は多少の賑わいをみせた。しかし、時間帯の問題か、黒部五郎岳方面に向かう人はもう誰もおらず、雷鳥のヒナとそれを見守る親鳥を観察しながらの山歩きとなった。
やはり意外と太郎平から黒部五郎岳は長い、というかアップダウンが地味にある。時折霧にまかれながらも晴天の黒部五郎岳山頂をゲットした。嬉しい。

黒部五郎小ヤ(変換がめんどくさい)のテン場で2泊目。ここは毎年コバイケイソウが当たり年をやっている。小屋に着くと、思ったよりテン場は賑わっており、4〜5張のテントが見受けられた。
雷が来ていたので、出来る限り水がたまならそうな所を選んだが、雨はぱらついた程度で杞憂に終わった。

3日目、黒部五郎のテン場を後にし、日焼け止めを塗りたくりながら槍ヶ岳を目指した。一日中快晴で、最高の西鎌尾根〜東鎌尾根の稜線歩きを楽しめた。最後の西岳への登りでの西陽は猛烈に暑く、暑さと疲労からか不幸にも黄塗りのマルバダケブキの影に倒れ込んで休んでいると、トレラン風の男性に心配された。
西岳のテン場について好きなところにテントを張り、槍ヶ岳を見ながら祝杯を上げたその瞬間、飛騨地方を震源とするM4.2の地震発生。そこかしこから落石の重低音が響いたが、今回は大きな被害なくよかった。

4日目、ヒュッテ西岳をあとにし、表銀座縦走路をゆく。最終日も天気に恵まれ、晴天の大天井岳・燕岳を楽しんだ。前半の人の少なさが嘘のような大繁盛っぷりで、自らの汗の匂いや、デカいザックに謎に担いだピッケルの場違い感を気にしながらリア充の聖地、燕山荘付近を歩いた。
合戦小屋では憧れのスイカを頬張り、暑さから逃れるように快速飛ばして下山し、中房の温泉にカチ込む。時刻は13時過ぎ。珍しい時間帯に下山した。

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無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [4日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [12日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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