ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5786679
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

北アルプス 槍⚔️剱 縦走

2023年07月26日(水) 〜 2023年08月03日(木)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
64:10
距離
80.9km
登り
7,537m
下り
6,557m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:26
休憩
0:06
合計
1:32
16:39
16:39
40
17:19
17:26
5
17:30
17:31
37
2日目
山行
3:31
休憩
2:11
合計
5:42
6:49
21
7:13
7:13
61
8:14
8:33
2
8:35
8:35
40
9:15
9:15
8
9:23
9:28
11
9:39
9:39
31
10:10
11:59
37
12:36
3日目
山行
4:50
休憩
2:05
合計
6:55
12:36
32
5:52
5:52
50
6:43
6:48
98
8:26
8:33
3
8:36
8:36
66
9:42
10:46
32
11:17
12:08
9
4日目
山行
8:11
休憩
1:32
合計
9:43
12:17
62
6:21
6:22
86
7:48
7:49
63
8:52
8:52
51
9:43
9:43
24
10:07
11:08
21
11:28
11:29
5
11:34
11:40
43
12:23
12:39
12
12:51
12:51
33
13:24
13:24
24
13:48
13:56
16
14:12
14:12
51
5日目
山行
7:44
休憩
1:43
合計
9:27
15:03
163
8:43
8:43
7
8:50
9:13
5
9:18
10:09
84
11:34
11:45
55
12:41
12:41
12
12:54
12:54
47
13:41
13:56
6
14:02
14:02
57
14:59
15:00
8
15:08
15:11
20
15:31
6日目
山行
6:40
休憩
0:43
合計
7:23
15:31
40
6:55
6:55
50
7:46
8:17
45
9:02
9:03
23
9:25
9:30
75
10:44
10:45
98
12:24
12:24
67
13:31
13:39
2
13:41
宿泊地
7日目
山行
6:59
休憩
0:48
合計
7:47
6:22
50
宿泊地
7:12
7:18
225
11:03
11:32
108
13:20
13:33
28
14:01
14:02
8
8日目
山行
8:34
休憩
1:00
合計
9:34
6:47
6:48
103
8:31
8:38
46
9:24
9:24
51
10:15
10:25
11
10:35
10:36
20
10:55
11:12
67
12:19
12:19
20
12:39
12:39
2
12:41
13:07
11
13:18
13:20
42
14:01
14:02
100
9日目
山行
7:58
休憩
1:34
合計
9:32
4:21
4:21
21
4:42
4:43
25
5:08
5:09
46
5:54
6:01
14
6:15
6:15
35
6:50
6:54
2
6:55
7:03
2
7:04
7:13
6
7:19
7:21
4
7:25
7:51
3
7:55
8:01
9
8:10
8:17
5
8:22
8:23
6
8:28
8:33
10
8:43
8:44
8
8:52
8:52
42
9:35
9:36
13
9:49
9:52
17
10:08
10:15
5
10:21
10:21
95
11:56
11:58
52
12:51
12:52
14
13:06
13:06
8
13:14
13:14
20
13:35
13:41
2
13:42
13:43
9
13:52
天候 行動中は晴れか曇り
テントに入ると雷雨の日も何日もあったが基本天気には恵まれた
風はあったりなかったりで基本暑かった
気温は昼は18~30℃を指していた
朝は10℃前後
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山黒部アルペンルートの駐車場に駐車(無料)
その後上高地へ富山電鉄と高速バス、路線バスを利用して移動
コース状況/
危険箇所等
それぞれの山で多様な登山道で面白かった

上高地はブヨ、スゴ乗越小屋あたりは蚊が多い
虫除け持参推奨
その他周辺情報 上高地は槍沢ロッヂまで風呂がある(槍沢は15:00~17:00)
五色ヶ原山荘は宿泊者のみ風呂に入れるらしいがシャンプーなどはないとのこと

双六小屋と剣沢小屋のみ水場に石鹸があって最高だった
飲み水が出るのは黒部五郎小舎まで
それ以降もそのまま飲んでも自分は大丈夫だったが、浄水か煮沸推奨
予約できる山小屋
上高地ターミナル
2023年07月26日 16:35撮影 by  iPhone 11, Apple
7/26 16:35
上高地ターミナル
なるほど観光地だ
2023年07月26日 16:39撮影 by  iPhone 11, Apple
7/26 16:39
なるほど観光地だ
歩きやすい道
2023年07月26日 16:56撮影 by  iPhone 11, Apple
7/26 16:56
歩きやすい道
前穂高
2023年07月26日 18:02撮影 by  iPhone 11, Apple
7/26 18:02
前穂高
飽きる道
2023年07月26日 18:05撮影 by  iPhone 11, Apple
7/26 18:05
飽きる道
徳沢園で幕営し徳沢ロッヂのほうで最後の風呂に入る
2023年07月26日 18:18撮影 by  iPhone 11, Apple
7/26 18:18
徳沢園で幕営し徳沢ロッヂのほうで最後の風呂に入る
ブヨに刺された 幸先が悪い
応急処置が功を奏しそこまで痒くはならなかった
2023年07月26日 18:50撮影 by  iPhone 11, Apple
7/26 18:50
ブヨに刺された 幸先が悪い
応急処置が功を奏しそこまで痒くはならなかった
夕暮れ
2023年07月26日 18:57撮影 by  iPhone 11, Apple
7/26 18:57
夕暮れ
横尾山荘
2023年07月27日 08:15撮影 by  iPhone 11, Apple
7/27 8:15
横尾山荘
横尾大橋 ここで涸沢方面と分かれる
2023年07月27日 08:15撮影 by  iPhone 11, Apple
7/27 8:15
横尾大橋 ここで涸沢方面と分かれる
2023年07月27日 08:34撮影 by  iPhone 11, Apple
7/27 8:34
蝶ヶ岳
2023年07月27日 08:35撮影 by  iPhone 11, Apple
7/27 8:35
蝶ヶ岳
分岐
2023年07月27日 08:36撮影 by  iPhone 11, Apple
7/27 8:36
分岐
屏風岩
2023年07月27日 08:42撮影 by  iPhone 11, Apple
7/27 8:42
屏風岩
少し登山道らしくなってきた
2023年07月27日 08:53撮影 by  iPhone 11, Apple
7/27 8:53
少し登山道らしくなってきた
沢があるところは涼しくて助かる
2023年07月27日 09:15撮影 by  iPhone 11, Apple
7/27 9:15
沢があるところは涼しくて助かる
梓川は美しい
2023年07月27日 09:33撮影 by  iPhone 11, Apple
7/27 9:33
梓川は美しい
2023年07月27日 09:38撮影 by  iPhone 11, Apple
7/27 9:38
蝶ヶ岳が覗く
2023年07月27日 10:08撮影 by  iPhone 11, Apple
7/27 10:08
蝶ヶ岳が覗く
槍沢ロッヂ
2023年07月27日 10:12撮影 by  iPhone 11, Apple
7/27 10:12
槍沢ロッヂ
望遠鏡が
2023年07月27日 12:01撮影 by  iPhone 11, Apple
7/27 12:01
望遠鏡が
槍がよく見える
2023年07月27日 12:01撮影 by  iPhone 11, Apple
7/27 12:01
槍がよく見える
ババ平で幕営
2023年07月27日 16:09撮影 by  iPhone 11, Apple
7/27 16:09
ババ平で幕営
2023年07月28日 06:52撮影 by  iPhone 11, Apple
7/28 6:52
槍沢もようやくだんだん高度を上げていく
2023年07月28日 07:38撮影 by  iPhone 11, Apple
7/28 7:38
槍沢もようやくだんだん高度を上げていく
ヒュッテ大槍分岐
2023年07月28日 08:27撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/28 8:27
ヒュッテ大槍分岐
殺生分岐
2023年07月28日 08:57撮影 by  iPhone 11, Apple
7/28 8:57
殺生分岐
2023年07月28日 09:07撮影 by  iPhone 11, Apple
7/28 9:07
東鎌にパーティが
2023年07月28日 09:12撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/28 9:12
東鎌にパーティが
振り返るとパノラマ銀座が背中を押してくれる
2023年07月28日 09:40撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/28 9:40
振り返るとパノラマ銀座が背中を押してくれる
槍のふもとに到着 表銀座から合流
2023年07月28日 09:44撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/28 9:44
槍のふもとに到着 表銀座から合流
槍ヶ岳山荘 充電サービスがあるのがありがたい
2023年07月28日 09:53撮影 by  iPhone 11, Apple
7/28 9:53
槍ヶ岳山荘 充電サービスがあるのがありがたい
2023年07月28日 09:54撮影 by  iPhone 11, Apple
7/28 9:54
テン場はなかなか険しいところにある
2023年07月28日 10:33撮影 by  iPhone 11, Apple
7/28 10:33
テン場はなかなか険しいところにある
新穂高方面
2023年07月28日 10:33撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/28 10:33
新穂高方面
見上げる
2023年07月28日 10:49撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/28 10:49
見上げる
渋滞はしていない
2023年07月28日 10:49撮影 by  iPhone 11, Apple
7/28 10:49
渋滞はしていない
2023年07月28日 10:50撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/28 10:50
高度感がある
2023年07月28日 11:07撮影 by  iPhone 11, Apple
7/28 11:07
高度感がある
見下ろす
2023年07月28日 11:09撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/28 11:09
見下ろす
北鎌尾根
なんと北鎌から60代の2人組が登ってきて驚き
2023年07月28日 11:48撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/28 11:48
北鎌尾根
なんと北鎌から60代の2人組が登ってきて驚き
山頂
2023年07月28日 11:50撮影 by  iPhone 11, Apple
7/28 11:50
山頂
下る
2023年07月28日 11:50撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/28 11:50
下る
ぽつんと祠が立っている
2023年07月28日 11:58撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/28 11:58
ぽつんと祠が立っている
鎖と鉄梯子
そんなに怖くはない
2023年07月28日 12:10撮影 by  iPhone 11, Apple
7/28 12:10
鎖と鉄梯子
そんなに怖くはない
ありがとう、槍
2023年07月28日 12:15撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/28 12:15
ありがとう、槍
槍ヶ岳山荘は珍しくペプシ派のようだ
2023年07月28日 12:19撮影 by  iPhone 11, Apple
7/28 12:19
槍ヶ岳山荘は珍しくペプシ派のようだ
夕暮れ
2023年07月28日 19:02撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/28 19:02
夕暮れ
夕槍
2023年07月28日 19:05撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/28 19:05
夕槍
朝槍
2023年07月29日 04:57撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 4:57
朝槍
朝焼け
2023年07月29日 05:07撮影 by  iPhone 11, Apple
7/29 5:07
朝焼け
西鎌尾根へ
2023年07月29日 05:15撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 5:15
西鎌尾根へ
影槍
2023年07月29日 05:26撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 5:26
影槍
突然現れる鎖
2023年07月29日 06:35撮影 by  iPhone 11, Apple
7/29 6:35
突然現れる鎖
ハイマツの侵食が激しい
2023年07月29日 07:38撮影 by  iPhone 11, Apple
7/29 7:38
ハイマツの侵食が激しい
通す気ないだろ 暑いし歩きにくいし苦手
2023年07月29日 07:42撮影 by  iPhone 11, Apple
7/29 7:42
通す気ないだろ 暑いし歩きにくいし苦手
花がたくさん咲いていた
2023年07月29日 07:54撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 7:54
花がたくさん咲いていた
西鎌を望む 結構歩いたな
2023年07月29日 08:05撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 8:05
西鎌を望む 結構歩いたな
乗鞍方面(多分)
2023年07月29日 08:05撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 8:05
乗鞍方面(多分)
鏡平
2023年07月29日 08:05撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 8:05
鏡平
丸山
2023年07月29日 09:39撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 9:39
丸山
水晶か鷲羽
2023年07月29日 09:40撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 9:40
水晶か鷲羽
もみさわと読むらしい
西鎌もこれで終わり
2023年07月29日 09:40撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 9:40
もみさわと読むらしい
西鎌もこれで終わり
双六小屋 飲み水が出る手洗いに石鹸付き トイレも綺麗
最高だ
2023年07月29日 10:10撮影 by  iPhone 11, Apple
7/29 10:10
双六小屋 飲み水が出る手洗いに石鹸付き トイレも綺麗
最高だ
2023年07月29日 11:08撮影 by  iPhone 11, Apple
7/29 11:08
双六へ
2023年07月29日 11:28撮影 by  iPhone 11, Apple
7/29 11:28
双六へ
平和な登り
2023年07月29日 11:32撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 11:32
平和な登り
滑走路
2023年07月29日 12:01撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
1
7/29 12:01
滑走路
振り返る 美しい
2023年07月29日 12:10撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
1
7/29 12:10
振り返る 美しい
鷲羽
2023年07月29日 12:11撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 12:11
鷲羽
双六岳山頂
2023年07月29日 12:23撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 12:23
双六岳山頂
三俣蓮華へ
2023年07月29日 12:27撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 12:27
三俣蓮華へ
雪渓
2023年07月29日 12:47撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 12:47
雪渓
ガスも美しい
2023年07月29日 12:57撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 12:57
ガスも美しい
2023年07月29日 13:32撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 13:32
巻道がはっきり見える
2023年07月29日 13:32撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 13:32
巻道がはっきり見える
振り返る
2023年07月29日 13:48撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 13:48
振り返る
三俣蓮華岳山頂
2023年07月29日 13:48撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 13:48
三俣蓮華岳山頂
雲ノ平から雷鳴が聞こえ急いで進む
2023年07月29日 13:49撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 13:49
雲ノ平から雷鳴が聞こえ急いで進む
黒部五郎小舎の夕暮れ
2023年07月29日 19:04撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/29 19:04
黒部五郎小舎の夕暮れ
2023年07月30日 06:09撮影 by  iPhone 11, Apple
7/30 6:09
黒部五郎へ進んでゆく
2023年07月30日 06:30撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/30 6:30
黒部五郎へ進んでゆく
2023年07月30日 06:36撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/30 6:36
2023年07月30日 06:54撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/30 6:54
美しい岩々
2023年07月30日 07:12撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/30 7:12
美しい岩々
黒部源流となる水 美味い
2023年07月30日 07:42撮影 by  iPhone 11, Apple
7/30 7:42
黒部源流となる水 美味い
カールを見下ろす
2023年07月30日 08:14撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/30 8:14
カールを見下ろす
黒部五郎カール ゴツゴツのカールは珍しい
2023年07月30日 08:15撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/30 8:15
黒部五郎カール ゴツゴツのカールは珍しい
2023年07月30日 08:36撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/30 8:36
2023年07月30日 08:41撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/30 8:41
黒部五郎岳山頂
2023年07月30日 08:49撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/30 8:49
黒部五郎岳山頂
2023年07月30日 08:50撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/30 8:50
雲ノ平と黒部源流 黒部五郎小舎も見える
2023年07月30日 08:51撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/30 8:51
雲ノ平と黒部源流 黒部五郎小舎も見える
下る
薬師岳、その奥にゴールの剱岳も近づいてくる
2023年07月30日 08:51撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/30 8:51
下る
薬師岳、その奥にゴールの剱岳も近づいてくる
2023年07月30日 08:57撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/30 8:57
2023年07月30日 09:08撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/30 9:08
2023年07月30日 12:04撮影 by  iPhone 11, Apple
7/30 12:04
赤木岳
2023年07月30日 12:40撮影 by  iPhone 11, Apple
7/30 12:40
赤木岳
黒部五郎が離れてゆく
2023年07月30日 12:55撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/30 12:55
黒部五郎が離れてゆく
雲ノ平も横から
2023年07月30日 12:56撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/30 12:56
雲ノ平も横から
北ノ俣岳
2023年07月30日 13:42撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/30 13:42
北ノ俣岳
太郎平小屋と薬師岳
2023年07月30日 15:00撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/30 15:00
太郎平小屋と薬師岳
薬師峠テン場は遠い 小屋から遠いと辛くなる
2023年07月30日 15:24撮影 by  iPhone 11, Apple
7/30 15:24
薬師峠テン場は遠い 小屋から遠いと辛くなる
岩ゴロゴロ
2023年07月31日 06:34撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 6:34
岩ゴロゴロ
薬師平 槍が覗く
2023年07月31日 06:55撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/31 6:55
薬師平 槍が覗く
薬師岳山荘方面
2023年07月31日 06:56撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/31 6:56
薬師岳山荘方面
山頂を望む
2023年07月31日 07:37撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/31 7:37
山頂を望む
薬師岳山荘
2023年07月31日 07:56撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 7:56
薬師岳山荘
有峰湖
2023年07月31日 08:13撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/31 8:13
有峰湖
誰かのソールが…
2023年07月31日 08:24撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 8:24
誰かのソールが…
稜線
2023年07月31日 09:05撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/31 9:05
稜線
カール
2023年07月31日 09:10撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/31 9:10
カール
薬師岳山頂
2023年07月31日 09:20撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/31 9:20
薬師岳山頂
もう一つのカール
2023年07月31日 09:23撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/31 9:23
もう一つのカール
北薬師へは切り立った岩場もある
荷物がでかいので少し怖い
2023年07月31日 10:02撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 10:02
北薬師へは切り立った岩場もある
荷物がでかいので少し怖い
ガレ
2023年07月31日 10:08撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 10:08
ガレ
北薬師へ
2023年07月31日 10:25撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/31 10:25
北薬師へ
北薬師から薬師を望む
2023年07月31日 10:40撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
7/31 10:40
北薬師から薬師を望む
間山 ここまで遠かった
2023年07月31日 12:24撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 12:24
間山 ここまで遠かった
スゴ乗越小屋では珍しいものが
2023年07月31日 13:37撮影 by  iPhone 11, Apple
7/31 13:37
スゴ乗越小屋では珍しいものが
テン場
2023年08月01日 06:22撮影 by  iPhone 11, Apple
8/1 6:22
テン場
急下降 めっちゃ樹林帯
2023年08月01日 06:30撮影 by  iPhone 11, Apple
8/1 6:30
急下降 めっちゃ樹林帯
スゴ乗越小屋が見える
2023年08月01日 06:48撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/1 6:48
スゴ乗越小屋が見える
スゴの頭と越中沢岳
2023年08月01日 06:57撮影 by  iPhone 11, Apple
8/1 6:57
スゴの頭と越中沢岳
2023年08月01日 08:04撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/1 8:04
スゴはなかなか岩と急登でキツい
2023年08月01日 08:15撮影 by  iPhone 11, Apple
8/1 8:15
スゴはなかなか岩と急登でキツい
越中沢岳が綺麗に撮れた
2023年08月01日 08:31撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/1 8:31
越中沢岳が綺麗に撮れた
かなり急登でキツい この行程でスゴ小屋〜越中沢岳が最も辛かった
2023年08月01日 09:40撮影 by  iPhone 11, Apple
8/1 9:40
かなり急登でキツい この行程でスゴ小屋〜越中沢岳が最も辛かった
越中沢岳山頂
2023年08月01日 11:04撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/1 11:04
越中沢岳山頂
越中沢岳北側はゆるい
2023年08月01日 11:41撮影 by  iPhone 11, Apple
8/1 11:41
越中沢岳北側はゆるい
黒部湖が見えてきた
2023年08月01日 11:51撮影 by  iPhone 11, Apple
8/1 11:51
黒部湖が見えてきた
鳶山
2023年08月01日 11:56撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/1 11:56
鳶山
木道
2023年08月01日 12:02撮影 by  iPhone 11, Apple
8/1 12:02
木道
振り返る
2023年08月01日 12:17撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/1 12:17
振り返る
五色ヶ原が見えてきた
2023年08月01日 13:12撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/1 13:12
五色ヶ原が見えてきた
五色ヶ原山荘
2023年08月01日 13:13撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/1 13:13
五色ヶ原山荘
木道、幅狭いからストックつきにくくて苦手なんだよな
2023年08月01日 13:44撮影 by  iPhone 11, Apple
8/1 13:44
木道、幅狭いからストックつきにくくて苦手なんだよな
山荘
2023年08月01日 13:56撮影 by  iPhone 11, Apple
8/1 13:56
山荘
テン場
2023年08月02日 05:25撮影 by  iPhone 11, Apple
8/2 5:25
テン場
またこれ
2023年08月02日 06:18撮影 by  iPhone 11, Apple
8/2 6:18
またこれ
獅子岳
2023年08月02日 06:26撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 6:26
獅子岳
2023年08月02日 06:29撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 6:29
ザラ峠
2023年08月02日 06:49撮影 by  iPhone 11, Apple
8/2 6:49
ザラ峠
五色ヶ原を振り返る 広い
2023年08月02日 07:41撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 7:41
五色ヶ原を振り返る 広い
富士山が見えた
2023年08月02日 07:52撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 7:52
富士山が見えた
獅子岳山頂
2023年08月02日 08:10撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 8:10
獅子岳山頂
2023年08月02日 08:10撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 8:10
立山カルデラの崖が美しい
2023年08月02日 08:11撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 8:11
立山カルデラの崖が美しい
立山と剱が見えてくる
2023年08月02日 08:14撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 8:14
立山と剱が見えてくる
後立山連峰
2023年08月02日 08:18撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 8:18
後立山連峰
雄山
2023年08月02日 08:26撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 8:26
雄山
鬼岳
2023年08月02日 08:44撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 8:44
鬼岳
雪渓は歩きやすい
2023年08月02日 09:00撮影 by  iPhone 11, Apple
8/2 9:00
雪渓は歩きやすい
龍王岳南壁
2023年08月02日 09:25撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 9:25
龍王岳南壁
2023年08月02日 09:32撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 9:32
美味しそうな花だ
2023年08月02日 09:41撮影 by  iPhone 11, Apple
8/2 9:41
美味しそうな花だ
ガレ
2023年08月02日 09:54撮影 by  iPhone 11, Apple
8/2 9:54
ガレ
雄山が近い
2023年08月02日 10:08撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 10:08
雄山が近い
龍王岳山頂
2023年08月02日 10:16撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 10:16
龍王岳山頂
富山の街が見える
2023年08月02日 10:20撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 10:20
富山の街が見える
一ノ越が眼下
2023年08月02日 10:39撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 10:39
一ノ越が眼下
室堂だ
2023年08月02日 10:53撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 10:53
室堂だ
一ノ越で休憩
2023年08月02日 11:01撮影 by  iPhone 11, Apple
8/2 11:01
一ノ越で休憩
室堂がよく見える
2023年08月02日 11:38撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 11:38
室堂がよく見える
雄山山頂
2023年08月02日 12:14撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 12:14
雄山山頂
立山稜線
2023年08月02日 12:16撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 12:16
立山稜線
大汝休憩所
2023年08月02日 12:40撮影 by  iPhone 11, Apple
8/2 12:40
大汝休憩所
独特な休憩所だった
大汝定食。美味い
2023年08月02日 12:52撮影 by  iPhone 11, Apple
8/2 12:52
独特な休憩所だった
大汝定食。美味い
真砂岳と氷河
2023年08月02日 13:29撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 13:29
真砂岳と氷河
大汝山側
2023年08月02日 13:51撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 13:51
大汝山側
別山
2023年08月02日 14:14撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 14:14
別山
別山乗越
2023年08月02日 14:51撮影 by  iPhone 11, Apple
8/2 14:51
別山乗越
剱岳とベースキャンプが目の前
2023年08月02日 15:02撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 15:02
剱岳とベースキャンプが目の前
剱沢キャンプ場
2023年08月02日 18:52撮影 by  iPhone 11, Apple
8/2 18:52
剱沢キャンプ場
夕暮れ
2023年08月02日 18:52撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/2 18:52
夕暮れ
2023年08月03日 04:19撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 4:19
鹿島槍と朝焼け
2023年08月03日 04:45撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 4:45
鹿島槍と朝焼け
2023年08月03日 04:49撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 4:49
2023年08月03日 04:57撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 4:57
2023年08月03日 05:02撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 5:02
日の出と剱
2023年08月03日 05:06撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 5:06
日の出と剱
富山湾
2023年08月03日 05:09撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 5:09
富山湾
前剱頂上
2023年08月03日 05:56撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 5:56
前剱頂上
まだまだ
2023年08月03日 05:56撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 5:56
まだまだ
影剱
2023年08月03日 05:58撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 5:58
影剱
これが噂の橋か 怖い
2023年08月03日 06:06撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 6:06
これが噂の橋か 怖い
自分の影
2023年08月03日 06:14撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 6:14
自分の影
2023年08月03日 06:30撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 6:30
下降
2023年08月03日 06:32撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 6:32
下降
2023年08月03日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 6:37
カニのたてばい
2023年08月03日 06:52撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 6:52
カニのたてばい
2023年08月03日 06:55撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 6:55
2023年08月03日 06:56撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 6:56
2023年08月03日 07:06撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 7:06
ナイフリッジ
2023年08月03日 07:08撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 7:08
ナイフリッジ
初心に返るガレ場
2023年08月03日 07:13撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 7:13
初心に返るガレ場
剱岳山頂
2023年08月03日 07:24撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 7:24
剱岳山頂
槍が見える あそこから来たのか
2023年08月03日 07:28撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
1
8/3 7:28
槍が見える あそこから来たのか
北尾根
2023年08月03日 07:32撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 7:32
北尾根
源次郎尾根
2023年08月03日 07:33撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 7:33
源次郎尾根
記念写真
2023年08月03日 07:39撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
2
8/3 7:39
記念写真
富士山も見える 縦走前日はあそこにいた
2023年08月03日 07:43撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 7:43
富士山も見える 縦走前日はあそこにいた
辿ってきた道のりを見て感動
2023年08月03日 07:46撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
1
8/3 7:46
辿ってきた道のりを見て感動
カニのよこばい
2023年08月03日 08:08撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 8:08
カニのよこばい
そんなに怖くはない
2023年08月03日 08:12撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 8:12
そんなに怖くはない
これが一番怖い
2023年08月03日 08:15撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 8:15
これが一番怖い
2023年08月03日 09:25撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 9:25
行き止まりはDEAD ENDなのか…
2023年08月03日 09:30撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 9:30
行き止まりはDEAD ENDなのか…
戻ってきた
2023年08月03日 09:49撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 9:49
戻ってきた
剣沢小屋から ありがとう剱岳
2023年08月03日 10:14撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 10:14
剣沢小屋から ありがとう剱岳
帰還
2023年08月03日 10:23撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 10:23
帰還
剣御前小舎
2023年08月03日 11:55撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 11:55
剣御前小舎
室堂へ
2023年08月03日 12:42撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 12:42
室堂へ
ここを通ると終わるんだなって感じがする
2023年08月03日 12:50撮影 by  Canon EOS Kiss X3, Canon
8/3 12:50
ここを通ると終わるんだなって感じがする
地獄谷は相変わらず臭い
2023年08月03日 13:17撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 13:17
地獄谷は相変わらず臭い
この階段がしんどい
2023年08月03日 13:27撮影 by  iPhone 11, Apple
8/3 13:27
この階段がしんどい
完走
2023年08月03日 13:52撮影 by  iPhone 11, Apple
1
8/3 13:52
完走

感想

きっかけはアホの友達(そんなに登山経験ない)が2年ほど前に言った一言
「上高地から室堂まで縦走してみたくね?」
当時はやっぱこいつアホだな〜としか思わなかったが、北アルプスの魅力に取り憑かれた今年、この言葉をふと思い出し実行することにした。
槍も剱も行きたいけど、どっちも家から遠いしいっぺんに行けばいいやというノリでもある。


【日取り】
ヤマレコのらくルートで最低9日間必要であることがわかっており、予備日4日、休養日1日を加えて2週間の休みを取った。

【装備】
普通のテン泊装備に加え、10日分の食料と大量のモバイルバッテリー、ソーラー充電器などを追加した。
水場は豊富なことがわかっていたので食料は全てアルファ米、モンベルのリゾッタ、そして今は亡きカップヌードルリフィルをジップロックにそれぞれひとまとめにした。
60Lのザックにトップリッドと6Lのサイドバッグを2つ付ける形となった。
重量は水なしで17kg。

【所持金】
テン場で10泊して2万円、ピンバッジ集めて5000円、食料足りなくなったら1万円、帰りのアルペンルート代5000円。そこに2万円の余裕を持った。

【行程】
-2、-1日目
この縦走の前日は職場の人たちと富士山に行っていた。

0日目
移動日とする。立山駅に駐車し上高地バスターミナルまで移動。そのまま徳沢園で幕営。ブヨに刺された。
この日がとうぶん最後の風呂となる。

1日目
背負ったことない重い荷物を担ぎ、上高地の単調な道に飽き飽きしつつ、どこで幕営するか考える。槍沢ロッヂでまったり食事していたらどっと疲れが来たのでババ平で泊まることに決定。この日のタイム4時間くらい。こんなんでこの先大丈夫か?
でも設営してすぐ雷雨となったので良い判断だった。

2日目
槍ヶ岳山荘を目指し槍沢を登る。
樹林帯を抜け先月に分割踏破したパノラマ銀座が見えたときには、背中を押してくれてる気がして少し感動した。
槍ヶ岳山荘テント場にて設営してゆっくりしてからアタック。
ガスったり晴れたりだったが、晴れ間には絶景を見せてくれた。
ゴールの剱が見たかったがそちら方面は晴れなかったのが残念。
この日も槍から降りてきてテントに入りしばらくすると雷雨。もしかすると自分は天照大御神なのではないかと思ってしまう。
槍ヶ岳山荘の中華ちまきが非常に気になっていたのだが、食料は食わないと減らないので今回はパスとした。

3日目
黒部五郎小舎まで7時間以上の道のり。
自分の限界は1日8時間までだと思って行程を組んでいたのだが、荷物が重いことを忘れていた。双六小屋で1泊しようか悩んだが、それだと短すぎるのでなんだかんだ黒部五郎まで行った。
西鎌尾根は序盤が思っていたより岩稜で重い荷物が枷となった。後半もアップダウンが激しいうえハイマツが生い茂りまくっており、暑いだの荷物が引っかかるだの文句が絶えないなかなんとか双六小屋へ。
割とリフレッシュできたので楽しみにしていた双六岳へ。こちらは平穏な登りで、景色も噂通りの美しい平原が広がっておりモチベーションが上がった。
そのままのテンションで三俣蓮華岳まで向かったところ、山頂にて雲ノ平方面から雷鳴が聞こえ急いで進み、とりあえず雨には打たれずに黒部五郎小舎へ辿り着けた。
三俣山荘へは遠回りしなければいけなかったため三俣蓮華のピンバッジが買えなかったことが心残り。そのうち水晶岳へ行くときにでも寄ろう。

4日目
ルートを決める際に黒部五郎を通るか雲ノ平を通るか悩んだのだが、元山岳部の上司におすすめの山を聞いたところ黒部五郎岳の名前が出たのを思い出し南側を選定。
黒部五郎岳は下から見ても上から見ても絶景で、歩いていて本当に楽しかった。こちらを選んでよかったと心から思った。
遠くなった槍に思いを馳せながら薬師峠を目指す。
これまた長い。そして暑い。あとハイマツ。
加えて太郎平小屋まで小屋がない。
その小屋が見えてからがまた意外と遠くて心が折れそうになりながらも進み、小屋からテント場はまた離れていて心が砕けかけた。
この日から自分の服を脱いだときに異臭を放っていることに気づいた。

5日目
5日目と6日目は表示コースタイムが5時間程度のボーナスタイム。だと思っていた。
しかし北薬師岳を抜けたあたりから左膝が痛みはじめ、だんだん激痛へと変わっていったのである。
結局大幅に時間がかかってしまい、痛みとの戦いで楽しめなかった。(薬師岳自体は美しい山で楽しかった)
薬師〜間山がわりと岩稜なところがあり、軽装なら楽しいだろうがこちとら荷物が重いので辛いし怖かった。
北薬師手前で休憩していた親子に「お子さん連れて結構険しいとこきましたね〜」と話しかけると「こんな険しいと思ってなくて…」と。自分もだ。
しかしこの先の方がキツいと教えてもらい戦慄するのであった。
スゴ乗越小屋でのんびりしていると、翌日通る山の同定をしている会話が耳に入ったので地図をお貸ししたところ、「実は膝を痛めてしまって〜…」みたいな話になり、テーピングを分けてくださった。
おかげで翌日の険道を乗り切ることができた。

6日目
朝になると膝の痛みも多少良くなり、コースタイム5時間だし、倍かかっても夕方までには到着できるとの判断で先へ進む。
が、荷物を背負って下り坂を歩くとやはり少し痛い。
しかしまあテーピングも巻いてるし膝に気を遣って歩きながら進もうとした矢先、初っ端からどうあがいても膝に優しくできない岩ゴロゴロの道。
加えて前日までとは全く違う樹林帯であり、虫が多くて気が狂いそうだった。
そんななか羽音をイヤホンでごまかしつつ歩むことになったスゴの頭と越中沢岳は、とんでもない岩場、ザレ場の急登で、ペースが遅すぎてヤマレコがペース計算を諦めてしまうほどだった。(ペース表示が停滞時の表示になっていた)
北尾根はゆるやかなのに南尾根はドギツい。あれは下るのも嫌だがやはり登る方が嫌だ。
という感じで苦行でしかないながらもなんとか五色ヶ原へ到着。
この日は今回の縦走の核心部だったと思う。
五色ヶ原山荘のテン場も遠い。しかも、ここまで毎日コーラを買っていたのだが売ってない。
仕方なく長いこと食べていないパンを買い、設営&一服。
前日テーピングをくれたお兄さん方がこの日も会えたので挨拶したところ、また頂いてしまった。
申し訳ないので食べ物でもなんでもお返ししたかったが、食いかけのお菓子とジップロックにぶちまけたインスタント食品しかなく、小屋も遠いので、余っていた粉コーヒーをお渡ししたら(多分)喜んでくださった。

7日目
獅子岳鬼岳龍王岳というボスラッシュ山名にビビりながらもテーピングを巻いて出発。
正直名前負けで助かった(龍王岳はキツくないの知っていたが)。というかスゴ〜越中がヤバすぎた。
龍王から眼前に見える立山と剱岳に圧倒され、ワクワクのまま一ノ越へ向かう。
ここまでは知らない場所であったが、立山には一度来たことがあるので、知っている場所の安心感がすごかった。
ただし前回はガスにより真っ白で何も見えなかったので景色は違って見えた。
上高地〜槍までは外国人が多く、以降はめっきり見なくなっていたのだが、一ノ越から雄山は外国人だらけでめちゃくちゃ人が多かった。
大汝以降はまた減ったが、やはり観光地なんだなと実感させられる。
荷物がずいぶんと減ってきて、サイドポケットを中に入れれるレベルになったため、大汝休憩所で初めて小屋メシを注文した。野菜たっぷりの豆カレーで栄養が体に染み渡った。
別山乗越から剱沢へ降りるのがまた急勾配で膝に来た。
剱岳の手前にテン場があるあの光景は決戦前夜という感じでめちゃくちゃ興奮したが、やはり見えている割に遠くて萎えていった。
設営後、1着分だけ持ってきていたがなんだかんだ着替えるタイミングがなかった替えの服に着替えた。
早く風呂に入りたい、早く家の布団に入りたいという気持ちが強くなり、剱岳登頂後もう1泊する予定だったがそのまま帰ることを決意。

8日目
テントを撤収する必要がないので早めに起きて飯を食い出発。
アルペンルートの終バスが16:30くらいと割と早いので、鎖場の渋滞なども考慮し4時にテントを出た。
結果的に渋滞はなくコースタイム通りに帰ってこれたので余裕を持てた。
剱岳自体はガスがなく高度感満載で、高所苦手な部分は少し出たが、思っていたほどめちゃくちゃ怖くはなかった。登るのに必死だっただけかもしれない。
岩登りそのものはとても楽しかった。さすが一般登山道トップクラスと言われるだけあって登りごたえがあったが、なんなら少し物足りない気もしたので、大キレットや剱のバリエーションも挑んでみたいと次の目標に繋がった。
下山後は剣沢小屋にてピンバッジをどれにするかめちゃくちゃ悩んだのち、テン場に戻って撤収。
盗難が相次ぐテン場(しかもニーモ)なので不安があったが無事待っていてくれた。
その後4時間ほどかけ室堂へ戻り、完走した実感もあまり湧かないままバスとケーブルカーに乗って久々のマイカーに乗り込んだ。


【総括?】
まずはテーピングくださったお兄さん方ありがとうございました。
巻き方わからんのに持っててもしょうがないやろと思って持参しなかったが、思っていたより電波の通りが良く、調べて巻くことができた。やはり救急アイテムは持っておいて損はない。

当の膝に関してだが、今年の初めになぜか登りで痛むようになった。(冬山だったから歩き方が違ったのかも)
しばらくして痛くならなくなったので大丈夫なんだろうと思っていたが、さすがに負荷がかかりすぎたのだろうか。
なお下山する頃には両膝とも痛かった。
加えて、ザックの腰ベルトを巻く腰骨の部分が1日でも痛いのに、後半になると内出血やら擦り傷になっていてこれも痛かった。


黒部五郎〜五色ヶ原間がわりと苦行だったのは、膝や地形もあるだろうが、なにより飽きが来たのかなと思っている。
上記を踏まえると自分には3~4日が限界なのかなと思った。


自分はテンション、モチベーションの上がり下がりが激しいことにも気づいた。暑さ、ハイマツや虫が鬱陶しいといった理由で一気にモチベが下がって辛くなる。
夏山向いてないのでは?


足手まといになりたくもなられたくもなく、少し現実逃避的な目的もあったためソロでの山行であったが、思ったより寂しくはなかった。
さすが北アルプス、なんだかんだ結構人がいる。
景色を眺めながらのんびりしたり、寝たり、写真の整理をしていたら暇ということもなかった。


槍も剱も初だったが、初でいっぺんに縦走するのは無謀か?という不安も多少あったがそんなことはなかった。
その2座はどちらもアタックザックで登ったため、全荷物を担いでいた道中のほうが危なっかしい部分があった。
なお夕方は疲労、朝は寒さと眠気に負けて早寝遅起き気味だったため、疲労はその日のうちに結構回復できていた。


今回最も感じたのは風呂と洗濯の有り難みだった。
1週間風呂に入らず着替えもしなかったのは初めてである。
3、4日目よりズボンや靴下を脱いだときにえげつない臭いがし、いくら干してもなんかベタベタするので、行動中は問題ないが寝るときが非常に不快だった。
下山後の温泉は人生で最も気持ちよかったと言えるだろう。
しかし日焼け、靴擦れ、あせも、テーピングのかぶれ、ザックの布擦れなど身体中傷だらけで湯船には足しか浸かれなかった。シャワーも痛かった。


…などと文句やら何やら書き連ねたが、それでもやはり終わってみれば楽しかったという気持ちが強く残った。
初めての長めの縦走、憧れの山への登頂、絶景、達成感。
日に日に離れていく槍、近づいてゆく剱を見て毎日自分に感動していた。歩いてきた道がよく見える山脈は良い。
貴重な経験ができた。フリーター最高。


途中で聞いたのだが、どうやら剱岳スタート(今回とは逆ルート)が主流かつ楽らしい。実際そういう方をテン場で何人か見た。
だが黒部五郎は間違いなく東側から入った方が楽しいし、剱岳をラスボスに据えれてよかったので後悔はない。

反面、予備日を予備日以上にしたくなかったので悩んだ末にやめたが、ここまでスムーズにいくなら黒部五郎小舎で2泊して水晶岳までアタックすればよかったなと少し後悔。今度裏銀座でも行くか


行動中は暑いな〜と思っていたがそれでも20℃強。
久しぶりに下界に降りたら40℃弱あって死ぬかと思った。書いている今もしっかり夏バテ中である。

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [8日]
北アルプス温泉縦走
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [12日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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