北ア、紅葉、裏銀座から槍ヶ岳へ、帰りは表銀座から中房温泉


- GPS
- 101:44
- 距離
- 63.3km
- 登り
- 6,198m
- 下り
- 5,829m
コースタイム
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 10:50
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 10:47
- 山行
- 10:09
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 11:47
- 山行
- 10:40
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 11:28
- 山行
- 2:57
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:18
天候 | 快晴、早朝ガスの日あり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
23:00 毎日あるぺんバス、新宿→9/26 4:00白馬方面の七倉ダム下車、7,200円、きれいなトイレあり 9/30 9:40 中房温泉バス停→JR穂高駅、1700円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■高瀬ダムから烏帽子小屋への急登は大変ですが、時間が解決してくれます。 ■槍ヶ岳の穂先や東西鎌尾根のクサリ.はしごは怖いところもありますがゆっくり行けばなんとかなりました。 |
その他周辺情報 | ■三俣小屋(9/27現在) ビールなし、トイレ紙なし、焼酎計り売りあり |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
早朝は寒いので暖かい手袋(極寒用ではありません)
早朝鼻が冷たいので使い捨てマスク
夜寒いのでライトダウンとフリース
フード付は雨具対応
耳あて
耳栓
アミノ酸粉末
味噌汁をサーモスで500ml毎日
靴紐がほどけないようにテーピングで靴をグルグル
予備電池
アイフォンの充電器
|
---|
感想
北アをゆっくり歩きたいと思い今回のコースを選びました。
■1日目
毎日あるぺんバスで4:00七倉ダム下車、ここが今回の山行きのスタート。暗い中、更に真っ暗な長いトンネルを歩きます。これはとてもきらいでした。裏銀座登山口の表示はすぐ分かります。ただ登るだけです。危険箇所はありません。
烏帽子小屋にコースタイムとほぼ同じに到着、まだお昼前なので少し休んでから烏帽子岳方面へ向かいます。小屋前の紅葉はピークを過ぎたそうですが、烏帽子岳方面はピークを迎える頃でした。
小屋はがらすきで宿泊者で夕食をとったのは3名のみ、テントは5−6張り。
■2日目
朝4時頃小屋を出発。風もあり寒いので防寒大事でした。野口五郎岳、水晶岳、鷲羽岳を通って三俣小屋に向かいます。
烏帽子岳から鷲羽岳まではなんといっても紅葉がすばらしく、雲ノ平方向は宙に浮かんだ島のように見えました。この日の景色が5日間で1番好きでした。
■3日目
朝4時頃小屋を出発。双六岳を経由して遠くに見える槍ヶ岳を目指します。西鎌尾根は途中急なクサリ場がありますが、何とかなりました。
いつも遠くから見る槍の穂先が近づくとその形が意外とずんぐりしていて、小槍がけっこう大きいのが目立ちました。肩にある槍ヶ岳山荘はとてもでかく、きれいです。ここでラーメンを食べましたが、これがうまかった。あっという間に食べきりました。
穂先へのコースはしっかり決まっていて規則正しくみんなが上って行きます。がらがらです。
本日の宿泊先のヒュッテ大槍へ向かいます。30分くらいの下山になりますが、足場は悪いので疲れていると足をひねりそうです。
ヒュッテ大槍はうわさどおり食事がおいしいです。白ワインがみんなに振舞われホイル包み焼きの肉もおいしかったです。ただ、この日はとても疲れてしまい皆さんと余りお話できませんでした。
■4日目
朝4時過ぎころ出発。事前の計画では大天荘に泊まろうとしてましたが、結構早く東鎌尾根を通過できたので本日はエンザン荘を目指します。
出発して40−50分くらいは暗いのですが、はしごも急なところもなく助かりました、そのあとははしごがいくつも出てきますが覚悟のうえでしたのでただただ進みました。西岳への登りは少し疲れました。
大天井岳はとても好きな山でした。ここから常念岳に向かうのもいいかなと少し悩みましたが、エンザン荘のほうが近いので予定通りに進みました。
エンザン荘には驚きました。宿泊の受付を済ませると寝床まで一人ひとり案内してくれます。感じもいいです。この日は空いていたので4人用の個室を一人使用できました。全部の寝床が4人用の個室になっているのも素晴らしい設備だと思いました。
ここでついに下着、靴下を履き替えました。
食事はとてもおいしいです。お土産グッズはかなりあります。トイレは水洗、布団は寝袋型(広げられます)
■5日目(最終日)
4時半頃から東の空の色が変わり始めました。たまたま、自分の寝床が東向きだったので、小屋の中から朝日を見ることができ助かりました。めちゃくちゃ寒いのです。
5:45朝食、さっとすませてザックを小屋に置き、燕岳を登ります。北燕までいきまた小屋に戻ります。北アの全景の見納めだと思うと感慨深いです。
7:55小屋下山開始、12:40のバスなので下でゆっくりお風呂に入れます。写真も撮り尽くした感もありさくさく下山しました。けっこうのぼりの方が多く人気の山なんだと思いました。
しばらくして場所と時間を地図で確認して大変なことに気付きました。これはがんばれば1本前のバスに乗れるのではないのか!
12:40の1本前は9:40。3時間早いのはでかい。ただ、風呂は無理だ。うーん
と悩みましたが結局1本早いバスに乗ることにしてこのあとは小走り下山となりました。バスの発車3分前にバス定着。風呂がないので一応上半身はきれいなものに着替えました。
この日は余り歩いていませんが、穂高へのバスの中で今回の山歩きを最初の烏帽子岳から順番に思い出して感動していました。記憶が鮮明なのでこのバスの1時間も楽しい山歩きでした。
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