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閏日夜半また昨日朝にも岐阜市内では薄らとした降雪を見て気温下降、今年は暖冬で薪の消費も例年に比してやや少なめで余剰気味とあって、残り一月豪勢に使っている。
昨晩は些かやり過ぎた、室内最高気温37.2℃を観測した。
横山やすしに言わせると「ここはタヒチか！」となる。
焚けば焚くほどに乾燥した外気の吸込みも激しく、湿度計も振り切る勢い。カラカラのカサカサの状態だ。分厚い洗濯物もよく乾く。子等はほっぺ真っ赤のフラフラだ。ただ、ビールは美味い。
それにしても、こんな小さな薪ストーブの炉内で何立方ｍもの薪が酸素と化学反応して燃焼という現象を起こし、二酸化炭素や窒素や水や光や熱エネルギーに転換された結果、消え去って残るのは僅かな灰のみというのは考えてみれば不思議な話である。
あんなにも重くて嵩張った木材は、実のところ二酸化炭素固定物質なのだ。
ある計算式によれば、ヒノキ材(10cm×10cm×30cm；1.2��)で炭素貯蔵量0.61kg、CO2換算量2.24kgもの固定(サッカーボールで約219個分)をしているそうだ。薪一本分でですよ（ちなみにナラ材なら0.94kg、3.43kg、約336個分）【岐阜県の場合】。
焚いた木材の燃焼で発生した二酸化炭素は光合成のために利用されて木質として再度固定される炭素の循環と考えると、木材はカーボンニュートラルであるという表現をされる。
尚、上記映画「37.2LeMatin【朝、37.2度】」を熱烈に支持する家内によれば、朝基礎体温を計った際この温度が女性が一番妊娠しやすい周期のことを言っているそうな。
尚々、同僚で映画鑑賞熱烈愛好家Iの唯一の自慢が、同映画での恋人役のジャン＝ユーグ・アングラードとゆうばり国際ファンタスティック映画祭会場で擦れ違ったことだとか。
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