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「こ、これは登りたい。」
沢でも、滝でもまたなく、単なる転石を。遡行愛好家でしかない私なんぞが心を寄せる対象なのだから余程のことである。ボルダリングなんて殆どやったこともないのに。
岳沢の最下部、多くの観光客が歩きまくる遊歩道から分かれてすぐの登山道脇に転がり落ちた３ｍ程度の岩だが如何にも登るに好意的である。２ｍの高さにダイクの様な雨樋状水平ホールドが続く上、出だしのホールドがまた好意的で。岳沢に転がるサイコロ状の岩、名付けて「岳沢ダイス」。転がり落ちたその角度がまた絶妙！ これぞ岩が「登ってみ」と呼んでいる。
今回、北海道からわざわざ飛んできてくれたIida君に初登をプレゼントした。私が思い描いた通りのムーブで、さらりと登ってくれて嬉しかった。面白いとも言ってくれた。�控蕁△任呂覆�ボルダーグレードで五級とのこと。え、易しい？
私？ 精進していつか登りますよ、コレは。
今回に至ってもチョーク跡はなかったので誰も手掛けていないものと思われるが、これを読んで「俺が初登者だ」と仰る方がおみえなら連絡下さい。
いや、穂高岳沢を訪れたウェスタン(西洋人)が私なんぞよりも早く見初めて感じ入り、素足で素登りしているかもしれない、と想像するのが楽しい。
庭に是非とも欲しい、一岩である。
レベル低いですけど私にはガストン岩がありました。
https://www.yamareco.com/modules/diary/93584-detail-123561
松木沢ですか！ ガストン岩だからといって、ガストンムーブは無い、とか？
第２登？お待ちしてます。飯
https://youtu.be/mM-w0xmMVE8?si=HlA_RY933kG5fpZB
嗚呼、笹刈るんだったなぁ。
また次、見つけときます。
穂高まで出かけなくても、芥見権現にもオーバーハングした岩がゴロゴロしていますョ。今度案内します。まっちゃんの家からなら歩いてでも行けます。穂高と芥見では見栄え世間体が違いますが、岩は岩です。
最近は片手懸垂が出来なくなったのでわたしには無理ですが。
かつては片手懸垂できたんですか？！ 芥見権現の岩、カチカチだと良いんですが。
チャートの隆起だから、モロイ。でも岩は岩です。崩れるかそうでないかを見極めるのもまた岩登りではないでしょうか。
片手懸垂は20年前まででした。最近の権現壁は無数のハーケン（関西のとある山岳のもの）が打ち込まれているが、むかしはそんなものひとつも無かった。
芥見クリーンセンター正面玄関前が登山口です。夕涼みにでも出かけてみて下さい。
以上。
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