書いておいて何だが未だ咲いてもいない、これから花期を迎える花である。
公園等の人間の生活圏で見掛けることのできる、ラン科では例外的に絶滅の恐れの無い花だそうだ。
そんな意味に於いて、雑草扱いを受けて刈払われてしまうことも多く、金銭的価値が無いとみれば見向きもしないとは、人間とは手前勝手な存在である。
個人的にはかなり好きな部類の花である。
捩じれ並んだ花序といい、一つ一つのそれら小さな花々が一一、ランラン蘭らん鈴木蘭々スザンヌ・ランランしているのが何とも小憎らしい。
右巻きも左巻きもあって、それら割合は一対一だという。右に左に栗原小巻。
螺旋形!
何なのよ一体、このデザインは!
それら意思、意匠は何を意図するのか?
いずれ熟考の機会を持ちたい。
昨夏、山採りした幾本かを鉢植えにしてみたのだが、今から咲くのを楽しみにしている。
ただ、雑草扱いされる程に非常に強健に育つ反面、植え替えて土中の共生菌との関係を攪乱すると、開花結実した時に養分を使いはたして枯死してしまう場合もあるとのことで、同一個体の長期的栽培は非常に難しいともある。
まるで私やウチの坊主のような花だ。
だから個人的偏愛の範疇にあるのかもしれない。
ネジバナ、良いですね。
昨年の夏に初めて、この花を知りました。
ベランダに置いてある植木鉢から、しならい芽が出てきました。
雑草にしては風格が感じられたので、そのまま成長させてみたら、面白い花が咲きました。
後から名前を知りました。
今年も同じ植木鉢と隣の植木鉢から芽が出てきたので、咲くのが楽しみです。
TheDainagon様
派手さの無い、好ましい花ですよね。
芽が出たそうでいいなぁ、羨ましいです。
ウチのはどうやら・・・・です。デリケートなんです。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する