ラン科植物として、また腐生植物としては非常に草たけが高く、大きな真っ赤な果実がつくので大変人目を引く植物である。
日本固有種。別名ヤマシャクジョウ【山錫杖】。
腐生ラン類は非常に生育環境が限定されるものが多いが、ツチアケビは森林内であれば比較的どこにでも出現し、スギやヒノキの人工林等でも見かけることがある、とのこと。
仕事上でそのスギ人工林山をウロウロしている最中にツチアケビを偶然に見つけた時には「おおっ」ではなく、
「うわっ」
何て文化的ではない声を上げてしまった。
ば、バナナ?
それとも幻のアッパー系ドラッグ?
見つけたのが晩秋で、果実も粗方朽ちていたため確証も持てず、図鑑での記憶だけだったので写真を撮りその時は下山した。
花も咲いていなかったため、あれではどう見ても蘭には見えない。
その生育場所は押さえてあるので、花期の初夏と果実が成熟する秋に再訪再々訪の機会を持ちたい。
ツチアケビの花部は写真で見るに割合大きく、粘土で造りつけたようなゴツイ感じで今から楽しみにしている。
ツチアケビの果実は写真で見るに割合大きく、ウインナーソーセージのような感じで今から楽しみにしている。
ツチアケビの画像検索をするとツチアケビ薬酒が現れ、カチカチッするとそこはかの植野稔氏のHPだった!
栃木県北部、男鹿山麓在住か? お元気そうで何よりです。
二十代には沢登り研究の一環として、何冊か著書を拝読したものだ。
著書の中にもソレを匂わせる記述があったと記憶するが、果たして氏は職漁師としての矜持か因習か伝統?か厄災からの忌避の意味からか、童貞を守っている方なのか。
私も氏に倣って、ソーセージ薬酒を試みたい。
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