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登山も然り。
先週からそんな流れの中にある。
ヤマレコの5/7の日記として書いた「南博」に「拍手を送る」をして下さった「8080」さんが5/6の簗谷山の記録を挙げておられ、例年よりも早い開花に偶然にも気付き、ソレッとばかりに年来の計画を実践してついに山芍薬やクマガイソウに出合うことが適った。
翌週半ばに石氏との山行計画を立てようと、久方振りに開いた本の扉に写っていたのが山芍薬とクマガイソウの写真で、そこはこれまた年来の計画地だった谷で、この流れの中に居る我が身の不思議さを思った。
山行歴豊富な石氏は件のこの谷を下降路として実践済みで(かつての日比野氏も下降に採っているが何故?)、ならばと今回一人で遡行した。
特段遡行内容に富む訳でも無し、さりとて訪れる価値が無いかと云えば、全くもってそうでないところが沢登りの豊かさだ。
「水飲」は、想像を越えて素晴らしい場所だった。陽光に照る新緑とさんざめく鳥たちの啼く声、そこかしこに見られる獣たちの足跡やヌタ場が、豊かな生物の多様性を見せていた。栃の大木もあるある。
目的の一つであった花踏査であったが、山芍薬はあったものの、主目的のクマガイソウは終ぞ見出せず。6日前に見たばかりの特徴ある単子葉なので見過ごすことは無いと思ったが、生来迂闊な人間なので見落としがあったかもしれない。まあ、いい。
あの状況下で熊谷草発見の加算があったら、私の感情は一体何処へ飛んで行ってしまったことだらう。
それを差し引いても充分に心満たされた時間だった。
人跡のほとんど感じられないこの広く明るく平坦な場所をいつか再訪し、家族で夜明かししてみたい。
ヤマレコ、簗谷山、山芍薬熊谷草、花房山、湧水、桃源、家族、、、、。
「晴れ晴れ」様、どうもありがとう。
「ヤレヤレ」様?
macchan90さん はじめまして😄
レコも拝見させていただき私もあの感動を再度味わうことができました。
表現力も秀でていらっしゃるのであの光景にしばし浸ることができました。
ありがとうございますm(_ _)m
本当に素晴らしいところですね
私もちょっとルートがズレていてクマガイソウを見ることはできず残念でしたが、また来年訪れてみたいと思います☺
途中でお会いした方の中にわざわざ東北からあそこのために毎年来ているという大学教授がいらっしゃいました。
それほどのところなのかもしれませんね…
研究対象なのか個人的な楽しみなのかはわかりませんが…💦
黒子703様
コメント頂きありがとうございます。
正直なところデリケートな部分もあって、私なりにかなり表現を抑えて記録を起こしたつもりです。ですので、黒子さんの悩ましい「複雑な思い」が理解できるつもりです。
黒子さんの記録を拝読した上で考える盗掘の件ですが、これだけいとも簡単に情報の得られるご時世ですので、そういった手合いにも既に知られた情報なのだろうと思うのですが如何でしょう? 20年前の過去のガイド本にもカラー写真で掲載してありますので、そちらの方が「重い」です。アクセスに難あり、手が出せないでいるのだろう、という解釈は如何?
警戒に越したことはないでしょうが、人間の良心を信じたい思いもあります。
コメントで述べられている感想も好意的なものばかりですので、悩まれる必要はないと思います。
花や盗掘の心配はさて置き、あの場所の置かれた環境には心底感心してしまいました。私もあちこち訪れてきたつもりですが、身近な岐阜の山であれ程までに素晴らしい場所があった事に正直驚きました。
東北の大学教授とも話してみたい思いです。
加うるに、女性で薮漕ぎしてあの地を訪れる黒子さんの根性にも感心しました。沢からのアクセスもストレスなく出来るはずです。
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