<森の聞き書き甲子園>とは、いったいどのようなプロジェクトなのでしょうか。
その全貌とは?
第1回<森の聞き書き甲子園>に参加した7人の高校生が、ふたたび名人を訪ねて、森に出かけました。……「森の名手・名人」と高校生たちが紡ぐ、いのちの物語。
人と人、人と自然、世代と世代。
「つながり」をとり戻すためのヒントが、ここにあります。』
という紹介文の本で、林業関係者も登場していることもあって随分以前に買って読んだ。
職人たちの金言がばら撒かれたこの本を、ここのところ折に触れ手にとる機会が多い。
特に好きなのが、松本深志高校3年の丸山座(くら)さん(な、何という名前だ!)が再訪した駒ヶ根でシイタケ原木栽培をする水上平八郎さんの項で、前向きで含蓄のある発言がズビズビと読み手に刺さってくる。
「どっかで一生懸命やっときゃ、どっかで必ず活きるんだ。」
「心は行動となり 行動は習癖を生む 習癖は品性を創り 品性は命運を決する」大徳寺和尚
「遠くをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す
それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う。
まして春まきて秋実る物においておや。
故に富有るなり。
近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく。
故に貧窮す。 」二宮尊徳
ア痛タタタタタ、耳が。
何事も、手を抜いてはならない。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する