それでも子供たちは半年に一度のお楽しみを我慢出来る訳もなく、栃木両親の東京駅迎えの段取りで、子供三人が新幹線で栃木へ向かった。
私は仕事で玄関見送り、家内が名古屋駅まで連れて、3人を見送った。
子供三人新幹線の旅。小6、小4、そして幼稚園年中の三名。
実はこれが初めての事ではなく、2度目の事になる。
初めては長子が保育園年長、下の娘が年少で、三人目はまだ生を受けていない6年前のことだ。
事情は忘れたけれど、そうせざるを得ない事情があったはずだ。
その時は私も名古屋駅まで出向き、新幹線の座席指定を受けてから子供二人を着席させ、
「終点の東京駅に着いたらジイチャンバアチャンが出口の所で待っとってくれるで、安心して乗っとれな。二人共に常に一緒で離れないこと。いいな。」
と伝え、隣の座席の荒木経惟のような背広のオジサンに眼を見て事情を伝えて「くれぐれも宜しくお願いします」と缶コーヒーを手渡し、車外に出て二人で二人に手を振った。
東京駅で待つ両親にはのぞみの列車番号、到着乗入番線時刻も調べて伝えて迎えてもらう。我々夫婦は名古屋で待機し、東京駅で無事合流を確認してから岐阜に戻った。
後に子供に話を聞くと、隣のオジサンは随分と親切にして下さった様子で「トイレも付いて行ってくれた。アイスも買ってくれた。」とのこと。
心あるオジサンで良かった。ありがとう、アラーキー。今更ながらにお礼がしたいがこれも叶わない、ならば写真集を買おう。
義母は物騒な世だし、2015年6月30日の焼身自殺起因の東海道新幹線火災事件もあったことだし、子供達だけで上京させるのはもう止めて頂戴、とかつて言われたことがあったものの、事情も事情なので今回了承下さった。
それに反して義父は「何でもいいから早く送ってよこせ」と鷹揚に構えた感じだった。
してからに今回は、、、、
座席二つに子が三人、隣のオジサンまたヨロシク。
今回も無事に合流できましたとさ。
メデタシメデタシ。
数がいると強いなあ!ひとりじゃあなかなかなあ。リーダーシップやメンバーシップも育ちそうだなあ。
いえいえ、私と一緒で各自好き勝手言うばかりです。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する