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正確には、その年の春に水産庁のマグロ延縄(に於けるウミガメの混獲)調査の補助調査員としてかの北杜夫も乗船した照洋丸に、今話題の豊洲から乗り込んで東京〜ハワイ・ホノルル〜ペルー・リマ〜メキシコ・マンサニーヨ〜東京と、100日間働いた後の、旅行だった。
先立つものがある内に、世界をざっとでいいので見て廻っておこうと、そこで稼いだ100万そこそこの金を手に、その太平洋横断航路の継続として地球を一周した。
東京函館札幌小樽敦賀岐阜(9月末に)大阪上海西寧ゴルムドラサテングリジャンムーカトマンドゥーパタンポカラスノウリヴァラナシサトナカジュラホアグラニューデリーアムリッツァルラホールクェッタタフターンバムバンダルアッバースバンダルレンゲボラーズジャンシラーズエスファハンテヘランバンダルアンザリドゥバヤジットエルズルムトラブゾンバトゥーミトビリシイスタンブールイズミールセルチュクハタイアレッポデリゾールパルミラハマダマスカスエルサレムアンマンペトラアカバダハブカイロ〜ローマバルセロナマドリッドトレドリスボアカボデロカパリロンドン〜ニューヨークサンフランシスコロサンジェルスニューオリンズグアナファトメキシコシティシワタネホマンサニーヨマサトランラパスロサンジェルス〜東京。
東京から東京へ、いや、マンサニーヨからマンサニーヨへの一年とチョイの早駆け周遊だった。
大阪南港へ向かうため西日射す岐阜駅構内に立ち、これから向かう西へ目を向け、頭をぐるり捻って見たこちら東から帰ってくるはずなのだと思うと随分面倒臭いようにも思えた。
こっちを出て、あっちから帰ってくる。地球がホントに丸ければ。
ただ、一周して戻ってきた自分がどんな目をしているのかを想像して楽しい気持ちになったことだけは覚えている。
こんにちわ。
macchanさんが照洋丸で航海した経験があったとは、驚きました。私が航海訓練所の練習船に乗っていた時、しばしば晴海ふ頭で隣の岸壁に停泊していて、クジラの肉をもらったことがあります。照洋丸は2000トンちょっとの小さな船だから北太平洋の荒波は、航海初心者にはこたえたことと思います。
なお、私がプロの船乗りとして乗船していた船は一周800mもあったから、運動不足にはなりませんでした。
maasuke1さま、こんにちは。
そうでしたかぁ、照洋丸が見知った船でしたか。
「ガンペキ」を「岩壁」と書かず「岸壁」と書くのが何より懐かしいデス。
航海始めの黒潮越えでやはり酔いました。
maasuke1さんが乗船されていた船はそれはそれは大きいモノですね。船員でもストレッチだとか懸垂だとか、出来る範囲で筋力の維持に努める方はお見えでしたが、私は生来のナマケモノ故に喰っちゃ寝飲んじゃ寝一派でした。
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