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栗の花咲き、合歓の木の花も膨らみつつある今日この頃、どうにも身体に力が入らない。
十日ほど前のクライミングが原因かもしれない。あの時、どうやら力を込め過ぎた。年相応に基礎体力が落ちている証拠だろう。
そんな中で本なぞ読んでみるのだが、先週から拾い読みして昨晩も読んだ角幡唯介著「探検家の憂鬱」「探検家の日々本本」には眠気も飛んだ。跳んだ?
そこにはここ最近私が心にぶら下げている「人は何故山に登るのか」「生と死」についての考察が、あろうことか文章化されている。
ここまで明確に記述した文章が有ったのか。エエのん?
また、私が現在の登山界に思う遣る瀬無さに対する回答も用意されており、溜飲の下がる思いがした。
しかしそれらはあくまで角幡氏の経験と読書体験から引き出された一解答でしかない。
P.123『われわれが人生で求めているのは、生きている意味ではなく経験なのだ』
私は私で、個人的解答をワタクシの経験から引き摺り出さなくてはならない。
思えば一年前の今日は、母のがん告知日だった。
意識の外で、どうやら心に引っ掛っていたようだ。
またどうやら娘の風邪をもらってしまった様で、身体が重い。
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