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それは、仕事を辞めるという大事を両親に伝えることだった。
一周忌法要のお斎で頂いた酒が、午睡で覚めた頃合いを見て切り出した。
「11年勤めた林業の世界でしたが、今月をもって退社します。」と。事後承認になりますが。
普通の両親ならば、退社するならその後は決まっているんだろうな位の勢いで返してくるものだろう。9割方は。三人の子供はどうするんだ!!!
が、決まっていない上に先の見えない一人立ちの話に、この両親は叱るところか「いいじゃないか、焦らずゆっくりジックリおやんなさい」と。
話に拠っては投資してやろう位の話に落としてくれるところが流石は脱サラを経験した岳父母共に、只者ではない。
以前も書いたと思うが、家内との結婚を申し込みに出掛けた際の当時の私の年収は60万程度で(月収ではない)、更には自営する学習塾の先も決まっていないような身分の男に可愛い大きな娘を任せようなんて、私には出来ない相談だろう。
それを栃木の両親は、その上塗り話にも首を縦に振ってくれた。
何十年か先に、私のような男を娘が連れてきた時にも、今回の件を重々思い返さなければなるまいと感じた。果たして私に出来るか?
最後に岳母の一言。
「男を通さなければイケマセン」
有難う御座います。
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