節分

　いよいよ節分を迎えた。
　我が家に於いては元旦よりも大きな意味を持つ日である、らしい。

　35年振りというスーパーブルーブラッドムーンな皆既月食を含んだ満月を過ぎ、相続含めた父死去後の諸手続きを昨日午後にスッカリと済ませ、スッキリとした気持ちで節分を向かえることが叶った。
　一昨日、ボリウムある山行計画を頂いたことや、節分を前にしたことと関連ないとは思うが、昨日二度目の発作が起こった。

　あの、恐るべき痛風発作である。

　数日前より左足首に筋を違えたような違和感があり、捻挫でもないのに歩き辛い。
　作朝起きて見れば、捻挫でもないのに踝が腫れている。訳知るはずのない6歳児に「ツーフーでないの？」と指摘されて「痛風！」なのだと理解する始末。あ、歩けない。
　あー、ここのところ、郵便局からの郵送物待ちの時間のある数日に、つい余裕あったものだから魚類肉類をかなり頻繁に調理して供し、モリモリと食べてきたのだった。
　手羽先コラーゲンスープに始まりフィッシュカレーにポトフにパスタ、ツバスの刺身にイカの煮つけ、カツ丼は外で食べたな。ああ、ビールも飲んだ。
　19日に山歩きして以来、運動も足りていない。思えばその山行中の右足膝裏痛もその一環だったか？
　節分発作、ということで。

　当昨日は歩き辛いも、引き籠るのも何なので映画「緋牡丹博徒　一宿一飯」を観に出て、カタルシスを得る。駐車場から映画館まで、歩くのが難儀であった。

　今日は今日とて家内と二人、伊奈波神社隣の善光寺でのロックな節分星祭りに出掛けた。二人でお出掛けなんて。「福」丸さんのカリカリ鯛焼き頂き、「福」ちゃん家の陣中見舞いして帰宅の途に就いた。

　節分ですべてを払拭しちゃる。
　そして明日は立春であり、その前祝いにビールだけは何とか飲んだ。