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中学校面談に夫婦大ゲンカ、カウンセリング、親戚大山扱い等々、それについてはここでは書かない。
今は日付が替わってしまいそうな土曜夜だが、今宵は息子と二人きりの週末を送っており、まずもってこんなことは滅多にないことである。というのも家内と長女はスポ少バレーで泊まり掛けの遠征に、次女は幼稚園同級のお友達のところへお泊りで”ほぼ”ディスターブ無しの貴重な時間を過ごしている。
そんな時に何をしているかと言えば、届いたRock&Snowの最新刊を熟読しているような時間の遣い方をしている。今号もかなりテンコ盛りである。
一段落付けてストーブを前に呑んで思うのは、何としたことか三週前の月光山行であった。
両親結婚記念日3月3日午前4時、真っ白な世界で満月が降らす光の粒子を薄っすらと浴びる中、溜息をつきたくなる程の一切の音の無い世界で何を考えたかと言えば何も考えられずに空っぽの頭でえもいわれぬ不思議な幸福を感じた。
孤独ではない、孤立した幸福感。いや違う、感じたのは私と世界との関りか、それとも隔たりか。
白い世界で独り息吐くあの感覚は、日々生活している中では得難い瞬間時間だった。
私の志向はアスリートとしての肉体の極限的世界にはなく、どちらかといえばその場にあるものを最大限に活用しそこで「何が感じられるか」に価値を置く方向にありそうだ。
ロクスノ掲載のトピックにあるような難度高いことをするのに価値が置かれるように、心が感じる世界を素直に「掘って」それを伝えることにも価値が置かれるのが、登山が単なるスポーツでないことの表明であって欲しいと願う。オリンピックもいいんだけど。
一日"千秋"の思いで次回の月光山行を、雪のある内にまた実践したい。
macchaさま こんばんは
月山で感じられた世界とのつながり、へだたり、幸福は
私が小谷鎌池で感じた感覚と同じでちよっと驚きました。
その時の感覚は、いままで生きてきた中でも何回も経験していないものでした。
私も日記でこの感覚を伝えたかったのですが・・・今一度咀嚼してから考えます。
牙子様
コメントありがとうございます。
こういった体感を得られる場として、私にとり登山は生活から切り離せない行為であります。また、こういった感覚を共有できる場としてのヤマレコを非常に大切な場に思います。
牙子さんの件の日記を探し出せませんでしたが、良かったらお教え願います。
小谷から帰ってすぐにこの感覚を日記にとパソコンに向かったのですが、
どうにも言葉が紡げず・・・
といったところにmacchaさまの名日記に出会えたのですよ。
私もこういう感覚に出会える山に行くんですよね(*^-^*)
私は神様との会話、周波数があったという感じですね。
あ、では今から楽しみに待っております。
木箱さんの山行を拝見しましたが、海谷という激渋山によく行かれておられるようですね。私は随分以前に不動川と言う悪夢のような沢を遡行したことがありまして、写真を拝見するとついソレを思い出してしまうのです。
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