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昨日訪れた各務原は境川の桜には、畏れすら感じた満開ぶりであった。
ロイヤル劇場で「青春の門」を観た。
以前に当劇場で「青春の門」を観たのだったが、それは1980年版の「筑豊編」で、主役に佐藤浩市、父に菅原文太、母に松坂慶子だった。
今回のは1975年版とされるもので、原作者である五木寛之はその原作との内容描写の違いに監督の浦山桐郎と確執あったようで不満も持っていたらしい。
元々、五木氏は高倉健と藤純子をイメージして小説を書いたそうだが、それってもしや緋牡丹博徒のソレだろうか？ だとしたら、私は嬉しい。
そんな経緯の下でリメイクされた今回の1980筑豊編だったが、先んじて観たことも手伝って文太浩市慶子モノの方が印象に残っている。五木氏も同意だろうか？
1975筑豊編の田中健も仲代達也も吉永小百合も悪くはなかったけれど、リメイク版1980筑豊編はやはりその上をゆく出来だったと思う。
1980年版菅原文太バーサス1975年版仲代達也の軍配は、、、、、文太！
1980年版佐藤浩市バーサス1975年版田中健の軍配は、、、、、、佐藤！
1980年版松坂慶子バーサス1975年版吉永小百合の軍配は、、、、、、、、、松坂！
1980年版渡瀬恒彦バーサス1975年版河原崎長一郎の軍配は、、、渡瀬！
1975関根恵子は実に天晴、ヨカッタ。
1980年版杉田かおると1975年版大竹しのぶは、、、、、、、引き分け。
次週、1977年版「青春の門 自立編」も楽しみにしている。
ついこのまえ、ラジオの失恋ソング特集で、山崎ハコの歌うこの映画の挿入歌、「し〜んちゃん、しんすけさん」という歌に衝撃を受けました。映画はまだ見ておらず。いずれ見たいものです。
・・・挿入歌じゃなくて五木寛之作詞のイメージソングらしいです。「織江の唄 」
ついさきほど、ネットの青春の門特集(つまりはWikipedia)で、山崎ハコの件を読んだばかりでこんなコメントが入って少々驚きました。
正確には「しんちゃん、しんすけしゃん」です。そう、劇中には流れないそう。
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