道の駅「紀宝町ウミガメ公園」には早や蕾を付けた蘭が置いてあった。それも大層お安い。
シノブを引っ付けたとしてもそりゃないぜセニョール、といった随分な値付けの野生蘭売り物を見掛けるものだが、ここのは岐阜は山県の「ふれあいバザール」に次いで極めて良心的である。ふれバザ入口右手に置いてある盛期の野生欄の値付けといったら、価格破壊級のソレである。というのも私の親方が出荷している蘭である。
さて、今回購入した鉢にはセッコク科ギンヤナギ、とある。ギンヤナギ?
調べてもそんなの出てこないアルヨ。
第一、セッコク科なんて無くて、あるのはセッコク属アルヨ。
う〜ん、デンドロビウムといえるのだが、セッコクの地植えモノの色の濃い種類だろうか?
台湾モノとかではないか? 、、、、どうにも判らない。
購入時には蕾だったものの、車中帰途に就く頃にはその一つが開花した。セッコクにしては唇弁が派手過ぎる。
判らないことを棚上げする心地良さというのも、最近になって感じられるようになったのは痛風効果、いや中年力だらうか?
鉢と言えば、今回は速玉大社で梛【ナギ】の苗も買った。これまたお安い。
岐阜くんだりで梛は中々見られないので(岩田の寺にあるそうだが)、地植えしてみようと思う。
蘭でもう一丁、速玉大社で見上げたオガタマノキに、ボウボウと着生する蘭を見受けて何かと思えばボウラン(棒蘭)と看板に書いてある。
私の好きな芋焼酎「鉄幹」のオガタマ酒造のオガタマとはこれだったか。招霊(オギタマ)⇒オガタマの木
オガタマではなく、棒蘭の分布は紀伊半島以西とあり、その芳香は「悪臭」とある。アクシュウ!
花期は7,8月とあり、その確認のためだけに再訪してみたい気もする。
滝登りに絡めて。
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