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濡れ、不眠に対するストレスの話だった。石徹白周遊中に頭を巡らせた。
半面、それらストレスを厭わない自分もいる。
ソレを押してでも行くことで得られるものがある、、、、はず。ソレを押さないことには得られないものが。
日帰り山行は荷も軽く、ビショ濡れようが何しようが帰宅さえすれば熱い風呂、温かな飯、乾いた布団がある。
一泊山行は荷は重くなり、それでもお湯こぼそうが(石徹白で実際にやった)シュラフ濡れ一越えしさえすれば、帰宅後の熱温乾アリ。
二泊以上になると、最終日までの現状維持が要求される。雪上睡眠は痛風下半身冷え冷え人間には辛いのである。
そこで、かつて同行したyoneyamaさんの万古川記録を思い出した。
「三日の日程だと、朝から晩まで山の中、という1日がある。これが貴重だ。」と。
その下界と接しない中日こそが登山の肝であると言うのが私なりの解釈である。
スマホで繋がってしまう、繋がらざるを得ないこの時代に、そんな宙に浮いたような一日を得ることこそが山登りではないか。
山は下界と離脱した特別な場所であると私は思っている。日程に関わらず。
ヒットアンドアウェイの、ワンデイの肉体的限界を探るような究極的なトライアルもそれはそれで魅力ではあるけれど、真に山に身を浸すなら泊まり、更には二泊以上ではなかろうか、というのが今の所の私の見立てである。
そこでしか感じ得ない何かが確かにあると思う。
それは何かを、次回4泊5日山行でまた考えてきたい。
隔離された、その場所で。
山登りのスポーツ的魅力側面はヒッタンダウエイ山行、メンタル的魅力側面が長期世捨て山行でしょうね。この前はスマふぉ着信防げなくて非常に遺憾でした。済みません。こんな時代は尚更念入りに山中ではスマふぉを封じなければいけませんね。
スマフォ封じでメンタル的魅力が格段にアーップ、でしょうか。
スポーツ的魅力の追求者を多く生む下地が現代社会にはあるのか、その半面メンタルのソレを追求する人は少なく感じます。明後日から行ってこようと思います。
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