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私は神社起点神社終点に拘りは無かったのだったが、石氏が「それぢゃぁ渡世人として筋が通りませんぜ」と鶴田浩二のように仰るのでそれに従い計画を作成し直した。
その練り直し計画は、金峰(カネミネ)神社起点の終点で、高賀六社に加えて三山を巡る。一観音は御免して。
https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-531930.html
作成した計画の『グラフを拡大』機能によると、37.24kmだった予定が45.98�劼法⇔濱冑弦眈紊�:3938m、累積標高下り:3938m、合計時間を8時間と勝手に算出してくれている。
8時間でイケるのか？ 行けねえべよ〜。海から台湾の玉山(3952m)往復だぜ。
この手のトライアルを、好まないくせにヤッテみたがる心も片隅にあって、このアンビバレントさが堪らない。
石氏に至っては恐らく嗜好の内なのでは、と思われる。
私はかつて中学を卒業した春休みに、今は無き美濃町線の美濃駅から越美南線郡上八幡駅まで、極力国道には沿わず市道町道を長良川に沿って歩いたことがあった。高校に上がるに際しての個人的なセレモニーみたいなもんだったか。50�卻發�通すという行為がかなり大変なことなのだと、身をもって知った。翌日の筋肉痛の酷さといったらなかった。
大学入学を果たして入部した探検部では、新歓と称して「100キロ俳句」いや「100キロハイク」という、札幌から余市駅にタッチして札幌に戻るというかなりタフなイベントがあった。一年時には失敗し、二年時に何とか24時間を切って戻れたが、自衛隊員なんかは20時間位で歩くそうで。
高2の北海道旅行時には、帰途の新日本海フェリーが小樽発敦賀行きではなく舞鶴にまで行ってしまい、図らずも180�匱�転車で漕いで帰るというトライアルもあった。それでも早朝発で夕刻明るい内に帰れたのだから、あの頃の体力は掘れば掘る程尽きず湧いてくる感があった。
美濃くんだりに突如現れた、高く大きな山。
楽勝とはとてもいかない山行だろう。毛が無く、いや怪我無く望みたい。
それでも壊れる寸前まで歩いてみたい。
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