昨冬次女と観に本巣市まで出掛けた、劇団風の子の「かぶとやま大騒動」という演劇の、折しも千秋楽公演のソレであった。
何年も前に観た別の演劇にも登場した役者が居るのを見て、同じ劇団であることを知る。
この見覚えある”ホームベース”大介氏が、本劇の作・脚本を手掛けている。
その内容はここでは置くが、私がここで何を書きたいかというと、その劇団員の劇中の「汗」である。
私は常々、形容詞「凄い」の使用を極力避けているのだが、ここでは敢えてその禁を破りたい。
それはもうスゴイのである。
汗かきの私がクライミングのプルプル時や、林業関連の発表会時にかいた脇汗など目ではない位の凄さであった。一公演で減る体重は相当なものだろう。正に、ビショビショびちょ濡れなのである。
痩せたい、などという人は見習うべき汗の量である。多っ汗!
事後、風邪など召さぬようにと、祈らずにはいられなかった。
話変わって、冊子に寄せられた劇団関係者と思しき女性のメッセージがあるのだが、この女性が極めて特殊な漢字のフナサカという姓であり、私が関係した農林事務所員にもこの姓の方がおり、やはりというか何というか会場にこの男性が居たところから、奥方(か御息女、若しくは親族)なのだろう。
また、本演劇の出発点が私の所属した林業事業体も現場とする山県市の廃校なった葛原小学校で、演劇初日は同市富岡小学校だったという。フナサカ旦那(若しくはパパ)が骨折ったのでは?
加えるに、関係あるのかないのか判らぬけれど、主役を張ったカワヂリという女性は、お貌立ちといいその元気っぷりといい、私の知る某林業学校副学長の娘ではないか?
想像の域を出ないのだが、林業を仲立ちにした関連や繋がりがきっとあるのでは、と勘ぐってしまう。偶然にしては出来過ぎの感がある。
この演劇は2012年5/21の初日以来6年間613日732ステージを上演し、約24万7千人もの子供たちとの出会いを生んだという。北海道は利尻島や奥尻島、福島にも出掛けたという。その間、上演の度毎に脚本の再検討が繰り返され新たな脚本で稽古をする、それの繰り返しの、創り続ける演劇だったのだと。舞台劇は生き物、とある。
多感な子供たちに伝えるものの多い、またオッサンにも楽しめた内容の演劇であった。
その千秋楽に意図せず立ち会えたことを幸運にまた、幸福に思った。
12/10日曜午後、意外にも楽しんだ私と次女は、心地よい疲れを感じて桜ラーメンとやらに立ち寄りソレを腹に収めて帰途に就いた。
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