![]() |
院内待ち合い室には雑誌ラックがあって、日曜夕刻のFC岐阜の山口とのドローゲームの結果掲載の岐阜新聞は、手にしようとした寸前にヨボヨボのお爺にスルリ掠め取られた。
これにドブつかず、持ってきた冠松次郎「溪(たに)」(中公文庫)を読む。私には逆立ちしても書けない文章である。
随分経って戻ってきた新聞、お爺は雑誌やら他紙やらと一緒にドッサリ持ってラックに返却に来た。
FC岐阜、試合終了間際の90+5に勝利がスルリ逃げていった。J2残留はますますもって厳しくなった。
そんな機会にしか目を通さない新聞だが、国体の記事が目に入った。
「第74回国民体育大会スポーツクライミング競技会」の「ボルダリング競技」男子決勝で岐阜が優勝とあり、あの亀山凌平氏がパートナーと共に写真に写っていた。岐阜で開催された清流国体にも参加していた氏が、この6年間でV17を登るまでに研鑽を積み、並みいる強豪を抑えて勝利した。おめでとうございます。
6年前の岐阜国体の本競技には、称名滝フリーソロの中嶋徹氏をはじめとして先だってオリンピック出場を決めた野口啓代氏や栃木の楢崎智亜氏の姿もあった。一宮大介氏も居た。
なお、本競技の立会人欄にはヒマラヤの未踏峰で名を馳せたあの「尾形"サイボーグ”好雄」氏の名があった。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する